Twitterで140文字書くのがしんどい、書きたいことがあるけど、
文章にできない、言いたいことを書くと、文字数が多くなる・・・

もし、あなたがこんなふうに文章で悩んでいるなら、
本記事はあなたの問題を解決することができます。

これらの問題は、あなたの文章力が足りないのではなくて、
文章を構成する型を知らないために引き起こされています。

本文を読ませるものをスムーズに書くには、
どんな情報をどんな順序でどれだけ書くかの設計図を
事前にしっかり描くことがポイントです。

設計図には、型があるので解説しながらお伝えしていきます。

型に沿って書いていけば、読ませる文章を書くことができるようになりますよ。

読ませる「本文(文章)」とは?

読ませる「本文(文章)」とは、

読者が読みやすいと感じ、読みたいと思える文章です。

読みたいと思える文章には、読者のニーズに応えています。
新しい情報、情報の深さや幅がある、好奇心をそそられる、
勉強になる、刺激になる、勇気をもらえる、共感するなど。

本文を書くことで叶えたいことは、

あなたが読者にしたいことと読者がしたいことを一致させることです。

読み手の読後にどんな印象を感じさせたいのか、
そのことによってどんな影響があなたに起こさせるのかを

文章を書く前に考えることが大事です。

感動させたり、共感させることで、自分を信用してもらい、
商品やサービスの販売につなげていきたいのか、

コンテンツの情報量や質に満足してもらって、
コンサルを受けてもらいたいのか、
情報発信をやっている理由と読者のメリットをつなげることができた時に、

お金を得ることができるのです。

SNS/メルマガ・LINEで読ませる「本文(文章)」の『書き方』の基本

1つの段落には、1つの内容を書く

段落内に無関係な文が入っていると文章にまとまりがなくなり、
読む気がなくなるので気をつけましょう。

1つの段落には1つの内容を書くのが基本です。

段落を決めるポイントは、

一番言いたいメッセージを冒頭に書き、
新しい段落は、最初の文の補足をしていくことです。

Aの話題(a1,a2)→Bの話題(b1,b2)→Cの話題(c1,c2)

伝えたい大枠を決めて箇条書きにしておき、
大枠を段落として分けることをします。

そして、大枠となるテーマの補足を書き足していきます。

段落のつながりの調整を見直して修正します。
段落は、2段落目が1段落目の補足となるように展開します。

結果を段落の頭に入れる

段落の最初に結果を示されると、読み手は文章の文脈を把握でき、
続きをスムーズに読めるようになります。

段落1.(結果+原因+原因)
段落2.(結果+原因+原因)
段落3.(結果+原因+原因)

統計データを見せる

統計データなどの結論に基づいた主張は、有無を言わせず
読み手を納得させることができます。

統計データを有効に活用するコツは、2つあります。

1つは、データそのものが驚きや話題性がある
2つは、自分の意見の裏付けとしてデータを活用する

です。

統計データ→データの分析の結果→データの結論→自分の意見

権威のコメントを使う

人は、学者や専門家、有名人などのコメントがあると、
正しいと判断したり、良いと思ってしまいやすいです。

心理学ではこのことをハロー効果と言います。

CMに芸能人が利用されるのはこのハロー効果を狙ってのことです。

権威のコメントの使い方のコツは、

先に自分の主張を決めてから、その主張と同じ内容のものを
他に探すことで、

自分の発信に力がなくても権威を借りる人の言葉で、
信用力を増すことができます。

SNS/メルマガ・LINEで読ませる「本文(文章)」の『書き方』の応用

感情を揺さぶる

登場人物の逆境を乗り越える姿に読み手は共感し感動します。

感情を揺さぶる構成は、

目標に向かう→障害に遭う→葛藤する→成功する

で作ることができます。

葛藤は、AかBかの選択を迷い悩むことです。

あなたも自分の人生において選択の連続で悩んできたことはありますよね?

人は、悩み決断しながら前に進んでいく登場人物に
自分を重ねて感動移入します。

葛藤に挑戦とリスクが大きいほど、感動が大きくなります。

エピソードで語る

わかりにくい観念的な話や主張もたとえ話(エピソード)で語られると
伝わります。

まず、自分が伝えたい主張を決めましょう。

主張をもとにたとえ話を考えます。

多くの人がイメージしやすいような内容にするのと、
登場人物は2人くらいにして、二項対立の図式にすると、
わかりやすくなります。

また共通の目標に別のアプローチで望み、
片方が成功、もう片方が失敗の図式にすると、
主張の根拠をまとめやすくなります。

書く流れは、

主張→Aのエピソード→Bのエピソード→主張
でまとめましょう。

出来事(現象)+理由

なぜそうなのかの理由が書かれないまま、文章が進んでしまうと
読み手はストレスを抱えることになります。

出来事に至った理由を知りたいので、
出来事(現象)+理由はセットで書きましょう。

理由は、結論を先に伝えて、あとから詳細を説明するのがポイントです。

たしかに◯◯+しかし、◯◯

反論を予想し、あらかじめこちらからそれを示しておくと、
読み手は、書き手の主張を受け入れやすくなります。

読み手は、自分と異なる意見が書かれていると、
反論したくなるものですが、先回りして反論に対する回答をすれば、
その主張に説得力を感じやすくなります。

主張→反論(たしかに◯◯+しかし、◯◯)→主張
の構成で書きましょう。

この型は、自分の意見を強く主張したい時や、
賛成か反対かの意見が分かれるテーマを扱う時に有効です。

型のたしかにの部分は、あなたの考えもわかると言う風に
読み手の意見を代弁してあげることが大事です。

「想像してみてください」と話す

想像してみてくださいと話すことで、相手にイメージさせることができ
自分ごとにさせることができるようになります。

特に読み手に何かを勧めたい時に有効です。

想像してみてくださいと話してから、
行動したら、どんな喜びが得られるのかを解けば、
行動することのモチベーションが上がります。

また行動しなかった場合にどんなマイナスがあるのかを
解くとも、行動を喚起させることになります。

流れは、

想像してみてください→メリット→デメリット→提案

で書きましょう。

情景が目に浮かぶフレーズを使う

文章に目に浮かぶものが頭にイメージされると、臨場感が増し、
その世界に引き込まれやすくなります。

情景を目に浮かばせるコツは、
目を閉じて、その場所に身を置いているところを
想像することです。

そして、動きのあるものを探しましょう。

人、動物、植物など動いているものが見つかるはずです。
なければ、想像で作ってみましょう。
部屋の窓から風を起こし、カーテンや中のものが動いた様子など
作ります。

続けて、色のあるものを探しましょう。
色を伝えることで音声からテレビのように映像が広がるようになります。

カメラをゆっくりと動かすように周りを描写しましょう。

情報描写を文字にするコツは、文の終わりを動きのある動詞にしてください。

緊急性の高い問題を設定する

近いうちに起こりうる問題を示されると、読み手は積極的に
その解決方法を探ろうとします。

遠くの問題だと、見て見ぬ振りをして行動しようとしません。
なので、近い問題を探し、具体的に示してあげることが大事です。

必要のある人に呼びかけましょう。

書く流れは、

◯◯のあなたと特定の人へ呼びかけます→緊急性の高い問題を訴える
→解決方法(あなたの商品やサービス)を伝える→提案する

1つのメッセージを3つのエピソードで語る

人は同じことを同じ言葉で伝えられると、またかと思い、
耳を閉ざしますが、

同じ主張を違う言葉で繰り返されるのは耳を傾けることができます。

そうやって複数の角度から繰り返しされると人は、いやでも記憶に
こびつき何かあった時に思い出されるようになります。

メッセージをあれもこれも伝えると、何が大事だったのか
わからなくなるし、読み手の記憶にも残らないようになります。

そうなると、その文章では人は動かせないし、忘れられてしまいます。

全く意味がなくなってしまうので、伝えることは、1つに絞った方が
いいのです。

エピソードを作るコツは、

自分の体験談を探すことです。実話は詳細に書けるので
話にリアリティーが生まれやすいです。

続けて、たとえ話です。
創作できるので自由度があります。

最後に名言や偉人からの引用です。
自分と同じメッセージでも偉人からの言葉であれば、
説得力が増します。

書き方の流れは、

エピソード1(身近な体験)+メッセージ→エピソード2+メッセージ
→エピソード3+メッセージ

エピソードを実況中継する

時系列に実況中継されると、読み手は映画を観ているような
感覚になり引き込まれやすくなります。

エピソードには喜怒哀楽を含ませるようにしましょう。
感情がないエピソードは面白くありません。

登場人物がどんな状況におかれているのかを具体的に書きましょう。
5W1Hに沿うといいです。さらに五感で感じられるものにしていきます。

セリフも活用しましょう。

出来事→心理描写が書く流れになります。

敵を作って議論する

共通の敵を作り、攻撃することで仲間意識が育まれ、
読み手を自分の意見に共感させやすくすることができます。

人は、自分が悪くても自分のせいと考えることはしたくない生き物です。
正論が響かないのはこのことが原因です。

なので、共通の敵を作って、自分が挑むことによって
伝えたいことを違う視点で見せることをしましょう。

読み手の気持ちを代弁するようにメッセージを発信できれば、
読み手との距離を一気に縮ませることができます。

ただし、敵への攻撃は、限度を守りましょう。
特定の個人を敵とするのは良くありません。

書く流れは、

敵の設定→読み手の気持ちを代弁→主張

になります。

敵の作り方は、読み手が悩まされたり、苦しめられているものにします。

そして、敵へと宣戦布告し挑みます。

最初と最後に同じフレーズを入れる

最初と最後に同じフレーズを伝えることで共鳴させることができます。

それには、核となる言葉を探すことです。

一番伝えたい言葉は何でしょうか?

出てきた言葉が相手に届きやすくなるように、
印象的な言葉に微調整しましょう。

短く言い切るようにすると、印象を残せるようになります。

まとめ

SNS/メルマガ・LINEで読ませる「本文(文章)」の『書き方』を
伝えました。

これでどんなことを本文に書けばいいのか
迷うことがなくなったはずです。

実践を繰り返して、文章を研ぎ澄ませていきましょう。