YouTubeで販売する商品・サービスを作ったら、
次にやることは、ネーミングを付けることです。

このネーミングを誤ると売れないので、
適当に付けるべきではないです。

本記事ではYouTubeで売れるネーミングの付けたを
教えますので、あなたの商品やサービスに活用してください。

ネーミングとは?

商品やサービスの名前です。

ネーミングがブランドにもなることがあり、
商品そのものを表す言葉になるので、

適切なネーミングを付ける必要があります。

ネーミングは、頻発してころころ変えていくものではなく、
商品と同様に認知させ育てていくものであるので、

これから話す内容を頭に入れてしっかり考えていきましょう。

ネーミングを考える5つの材料

全く何もないところからネーミングを考えても、

売れる名前を思いつけないので、5つの材料から、
ネーミング案となるキーワードや言葉と軸となるものを
探し出してください

コンセプト(特性、特徴)

名前を見た、聞いただけで、どんな商品やサービスなのか
わかる名前が強いです。

ネーミングを見たり、耳にした時にわからないものを
後でわざわざ調べるなんてことは、

現代人は忙しいのでしないので、
一瞬で伝わるものでないといけません。

名前にコンセプトを含ませるのは絶対です。

ネーミングにコンセプトを含ませるのに上手なメーカーさんがいます。

それは、小林製薬さんです。

・のどぬーる
・アイボン
・ケシミン
・ブレスケア
・消臭元

どれも聞いたことはないですか?

使ったことはなくとも、名前を覚えていて、
しかも、なんとなくどんな商品なのかがわかる。

これが、コンセプトを名前に含ませるメリットと凄さです。

商品やサービスを販売するのに、業界にまだないものであれば、
あるいは、商品をヒットさせることができたら、

そのネーミングが商品そのものをイメージさせるものになるので、
そうなれば、ロングセラーの商品を生み出せることになります。

例えば、コカ・コーラ社のコーラがそうですね。

コカ・コーラ社がコーラとネーミングを付けて販売した商品が、

コーラという飲み物を指す代名詞になっています。

ペプシコ社もペプシコーラとコーラを使用し販売しています。

響き

口にして言葉に出した時の響きも、ネーミングに大事です。

商品やサービスが広がっていくのに、口コミは欠かせないですが、
その口コミは、文字だけでなく、話言葉にしても伝わるものだからです。

日本語には、擬声語がありますが、音の響きでニュアンスを
伝えることができます。

・わいわい
・ガヤガヤ
・ホクホク
・ドシドシ

あなたがお客さんに伝えたいニュアンス、

例えば

・高級感を感じてもらいたい
・洗練されている
・大衆向け
・耐久性が強い、丈夫
・汎用性が高い
・スマート

など、商品、サービスに応じて伝えたいことがあるはずです。

それが、伝わりやすい響きにマッチさせれば
ネーミングの成功です。

覚えやすさ

ネーミングは他の商品やサービスと区別してもらうなので、
覚えやすいものが良いです。

覚えやすい方がいいと言うと、
単純に文字数が少ない名前にしようと考える人が多いですが、

短くして伝えたいものが伝わなければ意味がないので、
文字数はそんなに気にしなくていいです。

名前が長い場合は、短縮して覚えやすい言葉を作れないか
再度考えたら良いです。

・ドルチェ&ガッバーナ
→ドルガバ、ドルチェ、ディージー(D&G)

・辛そうで辛くない少し辛いラー油
→食べるラー油

語感

語感から、イメージさせるものは多いです。

可愛らしいアイテムには、可愛らしい名前がフィットするし、
問題解決するサービスには、強そうなインパクトのある名前だと、
商品の性能や機能に期待してしまうものです。

・GROUPON(グルーポン)

「GROUPON(グルーポン)」は、「グループ(Group)」と「クーポン(Coupon)」を
掛け合わせた造語です。

共同購入でクーポンの割引率が上がるサービスを提供している会社ですが、
言葉と言葉をかけ合わせただけでなく、

ポンという語感も、魔法を使って新しい変化を起こさせたような表現とも
イメージできるので、サービス内容と一致し、ワクワクさせる期待感が名前に
詰まっています。

理念や理想の状態

この商品やサービスをお客さんに提供してどんな未来を
作りたいのか?

コンセプトの域を超えて、自分の存在価値を示し現すネーミングを
主力商品に付けることをしても良いです。

商品名やサービス名が個人や会社を超えて、代名詞になることも
よくあります。

また自分の商品やサービスを利用してもらったお客さんの
状態を現すことをネーミングに加えても良いです。

お客さんは商品やサービスを求めているわけではなく、
その先のものを求めているからです。

例えば、青汁を求めるのは、

青汁が欲しいからではなく、青汁を飲んで健康になりたい、
病気になるリスクを軽減したいから、欲しいんです。

もっと言うなら、健康で長生きをして、家族や友人といつまでも
楽しみたいから飲むんです。

理想の状態をイメージさせるネーミングは、
結果が欲しいお客さんに強烈な惹きとなる物になります。

・Amazon

社名は、世界一の流域面積を持つ南アメリカのアマゾン川にちなんでいることと、
amazonのロゴにaからzにかけて右矢印があるのは、

最初から終わりまで品揃えやサービスの広さを示しています

ネーミングを洗練させる6つの方法

5つの材料から、伝えたいこと、キーワードを収集できたら、
ここからダイヤモンドとなるように6つの方法で磨きをかけていきます。

前置きする

商品をサービスをわかりやすくあるいは、さらにその特徴を
増すために、

商品やサービスの前に、説明する言葉を加えても良いです。

例えば、

コンビニで売れた代表格である

・一度は食べていただきたいシリーズ。

や、

・甘栗むいちゃいました
・赤ワインでじっくり煮込んだ○○

などを見たことはないでしょうか?

前置きがあることでその後に続く商品、サービスが
期待されるものに生まれ変わらせることができるので、

活用してください。

足し算と掛け算で造語

2つ以上のキーワードを足してつなげて、
新しい造語を作ることでネーミングができます。

前に話した、

・GROUPON(グルーポン)がそうですね。

「GROUPON(グルーポン)」は、「グループ(Group)」と「クーポン(Coupon)」を
掛け合わせた造語です。

足し算や掛け算の造語が良いところは、
コンセプトや得られることがわかりやすいところです。

例)足し算の例、Microsoft

Micro(マイクロ)+Soft(ソフト)

短縮

キーワードが3つ以上ある場合は、それぞれの言葉を拾いつつ、
合体させることで、オリジナルのネーミングを作れます。

文字の一部を変える

従来からあるキーワードを1字変えるだけで、
そのキーワードが世になければ、オリジナルのネーミングが誕生です。

語呂を良くしたりなどの調整でも使えます。

読む順序を入れ替え

キーワードの順序を逆さまに読んだりなど順番を入れ替えることで、
新しい言葉を作ることもできます。

語呂合わせ

キーワードにある語呂を拾って、語感や響きなどいいものだけを
合わせて作ります。

ネーミングを変えたことで売れなかったものが売れた事例

ここでは、ネーミングを変えたことで売れなかったものが
売れるようになった事例を知り、良いネーミングとは、

何を知りましょう。

*改名前→改名後

有名人

・海砂利水魚→くりぃむしちゅー
・バカルディ→さまぁ~ず
・松山まさる→五木ひろし
・悠木千帆→樹木希林

商品

・缶入り煎茶→おーいお茶
・ネピア モイスチャーティシュ→鼻セレブ
・WEST→BOSS
・三陰交をあたためる→まるでこたつソックス
・フレッシュライフ→通勤快足
・たためるジャケット→旅に便利なジャケット
・ストリングチーズ→さけるチーズ
・みだくなす→ラ・フランス
・きざみ海苔バサミ→秘密を守りきります
・ゴールデンパティ→おはようポテト
・カップカレーライス→カレーメシ

その他

・山陽相互銀行→トマト銀行
・日和山遊園→城崎マリンワールド
・東京環状線(愛称:ゆめもぐら)→大江戸線

改名前と改名後を見れば、明らかに後の方が、
良いネーミングに変わっていますよね?

このようにネーミングでイメージが全く変わってしまいます。

普段から売れている商品やサービスの名前を見ては、
どんなことを意図に作られたのかを考えてもらうだけで、

ネーミングのセンスが養えるので色んなネーミングを
調べてみてください。

まとめ

ネーミングは、商品に命を宿す行為です。

それは、言ってしまえば、わたしたち自身の名前と同じです。

ネーミングを付けることで唯一無二の存在になり、
長く愛される商品やサービスとなるか、

すぐに忘れられていくものになるのか、

道を決めれるものです。

ネーミングは頻繁にして変えるものでないですが、

一度付けた名前も変更することができるので、
既に商品名は付けたもののパットしない、適当につけてしまったと
言う人は、

ぜひこの機会に売れるネーミングを考えてみてください。