TikTokのプロフィールにセールスページやLINEを載せて発信をしてフォロワー数を増やしていけば、商品は売れると簡単に思ってはいませんでしたか?

既にTikTokで商品の販売をしようとした人はわかると思いますが、ただ発信していれば売れるものではありません。

またTikTokで商品を販売して稼ぐには、フォロワー数を増やせばいいものでもありません。

TikTokのフォロワーさんに商品を買ってもらうには、コツがいるんです。

TikTokの大部分のユーザーが暇つぶしで利用しているので、ただ案内するだけでは売れません。買ってもらうには欲しくさせる必要があります。

本記事では、TikTokのユーザーさんに商品を買ってもらうための方法を教えます。

TikTokで商品を販売したい人はぜひ参考にしてください。

TikTokで商品を販売するには?

TikTokで商品を販売したいなら、ブログやセールスページに誘導するのはやめましょう。

プロフィールにブログを載せても、商品をわざわざ探してもらえることはないし、セールスページを載せても読んでもらうことはできません。

なぜなら、商品を必要と思ってないからです。

訪問販売、電話セールス、ネット広告などで商品を買いたいと思いますか?

思わないですよね?

それは、必要でないものをいきなりセールスされるからです。

ネット広告の場合は、自分の関心のあることなどを分析されて掲載されているので欲しくなる場合はありますが、訪問や電話でのセールスで商品を買いたいというのは稀だと思います。

つまり、人に商品を販売するには、欲しい、あるいは必要と思ってもらわない限り、買ってもらうことはできないということです。

商品はお金と交換することになりますが、お金のことを少し考えてみましょう。

お金を使うこととは、失うことであり痛みを伴います。人は、生きるためにはお金が必要でみんな仕事をして働いていますよね?

しんどい思いをして得たお金を無駄に使ったり損することは許せないのです。

だから、必要でないのにお金を払うことはしないし、納得できないのに買うことはしないということです。

買ってもらうには、商品の価値や、買い手にとってなぜ必要なのかをしっかり知らせる必要があります。

それには、制限なく自由に話せる場が必要です。

TikTokは、残念ながら、投稿できる動画に時間の制限があるし、集中して見てもらえる環境ではありません。

なので、メルマガかLINEを通じて伝えるのがベストです。

TikTokですることは、集客までで、セールスは不向きなのです。元々商品を買う場所ではないですしね。

メルマガやLINEに誘導させるには?

TikTokが販売に不向きな場所とわかってメルマガやLINEに誘導させたくても、簡単にはできません。

だって、TikTokが楽しくて利用しているユーザーにわざわざ違うプラットフォームで見てもらうようにする訳だから、ユーザーからするとめんどくさい訳です。

そのめんどくさい行動をわざわざとるにはどうしたらいいのか?

そこを考えることで道が拓けます。

答えはシンプルで、ユーザーが求めていることで利益にさせることです。あるいは利益を見えさせることです。

そうすれば、めんどくさいことでも行動してくれます。

あなたがフォロワーさんにとってあなたが提供していることで利益になることは何ですか?

それが販売する商品になるし、メルマガやLINEに誘導させるものになります。

メルマガやLINEに誘導するのに、ユーザーが利益となるものを、無料でプレゼントしましょう。

そうすれば、ユーザーは嬉しいしメルマガやLINEに登録する意味が生まれます。

プレゼントは、中身や価値を伝えてから、メルマガやLINEに誘導しましょう。

よくありがちなのが、プレゼントあげますだけの一言しかないことや、せっかくのプレゼントが相手にとって欲しくないものであることです。

自分は良いものを無料でプレゼントすると思っていても、相手にそのことが伝わっていなければ、受け取ってみないことにはわからないので別に要らないですとなります。

また、中身を伝えていてもそれが相手にとって価値を感じられないものだったら、不要なものになります。

例えば、テレビを新しく買い替えて手に入れた後に、テレビをプレゼントされても要らないってなりますよね?

あるいは、運動嫌いな人に、トレーニング用具をプレゼントとしても、嫌われるだけです。

このようにプレゼントをあげるにしても一方的だと、プレゼントにならない訳です。

なので、あなたのフォロワーさんである視聴者さんのことをしっかりリサーチしてどんな人たちでどんなことを望んでいるのか把握する必要があります。

相手のことを知らないのにプレゼント選びはできませんよね?

一般の人間関係と同じです。

価値を伝えてメルマガやLINEに登録してもらう

価値を伝えることとメルマガやLINEに登録してもらうことを別々にすると、登録率が悪くなってしまいます。

理由は、手間が増えるとよりめんどくさく感じてしまうからと、忘れてしまって熱が冷めてしまうからです。

プレゼントの価値を伝えて、それが欲しくなっている状態の時に案内すれば、手間に思わず登録してもらいやすいです。

その流れをスムーズにできるのが、ランディングページ(LP)です。

TikTokのプロフィールは、そもそも80文字までしか書けないので伝えられることに限りがあります。

なので、ランディングページが不可欠です。

TikTokでLINEに誘導している人はいますが、LINEのアカウントのURLをただ貼り付けているだけの人が多いです。

それでは、登録率は上がりません。プレゼントを用意してその価値を伝えるLPページをセットにしてこそ、登録してもらえるようになります。

LPの書き方に関してはこちらを参照してください。
リストが取れるランディングページの書き方

プレゼントと商品の販売の導線作り

プレゼントは、ただフォロワーさんに喜んでもらえるものを無料でプレゼントするだけでは、商品の販売へと繋げることができません。

プレゼントはあくまでも、商品販売のためにあります。

プレゼントだけ受け取ってもらって、商品は買いませんだったら、上げる意味がないですからね。

なので、プレゼントのゴールは、フォロワーさんがプレゼントを受け取った後に、

・喜んでもらえ信頼を得れるものであること
・プレゼントで与えたサンプルから、完全版の商品の期待をしてもらえること

の2つが叶えられることが重要です。

だから、プレゼントはただ喜んでもらえるだけのものではなくて、商品やサービスを期待させるものでないといけません。

言い換えると、プレゼントは販売する商品に関連するものにするということです。

例えば、プレゼントでダイエットのノウハウを一つ教えたとします。

その再現性を信用してもらえ、もっと知りたいと期待してもらったのに、販売する商品は、美味しい料理を作るノウハウと言われたら、欲しいのはそれじゃないとなりますよね?

プレゼントと商品の内容が全く変わってしまうと、せっかく得た信頼や期待を引き継げないので、プレゼントは販売する商品に関連することやサンプルから完全版などにするようにしましょう。

メルマガやLINEで何を発信すれば商品は売れるのか?

メルマガやLINEに登録してもらえさえすれば、商品は売れるというわけにはいきません。

やっとスタートラインに立てたところで、ここから販売したい商品が売れるようにフォロワーさんを教育していかないといけません。

具体的にどんなことを教育していくのかと言うと、

まず最初は、

・なぜ、商品が必要なのか?

です。

商品があることでのメリットや商品がないことで生じるデメリットを説いて、商品の必要性を感じてもらいます。

商品を得た後に待ち受けているプラスの良い未来を想像してもらって、ワクワクしてもらえば、それを手に入れたいと思いますよね?

その反対に商品がなかった後に待ち受けているマイナスの未来を想像してもらって、痛みを感じてもらえれば、そうはなりたくないと思ってもらえますよね?

快楽と痛みは、人を行動に動かす原動力になります。

その両方をイメージさせることによって商品が必要があることを強く認識させることができます。

続けて、商品の必要性を理解してもらったら、

・なぜ、私から商品を買うべきなのか?

を伝えましょう。

お客さんは、商品の必要性を理解したら、購入の検討に入っていきます。

その際、商品が一つではないことを知っています。他にも似たような商品がある中で一番良いものを選びたいと考えます。

その購入の時の判断基準を先に伝えておかないと、お客さんの価値基準で選ばれてしまいます。

そうなると、せっかく商品の必要性を感じてもらっていても自分の商品を買ってもらえなくなります。

例えば、価格が安ければ安いほどいいと考えているお客さんであれば、商品の中身ではなく、価格で比較されることになるので自分の商品が安くなければ、買ってもらうことができません。

だから、自分の商品を選んでもらえるように購入の判断基準を先に伝えて教育しておかないといけません。

例えば、

・価格の安い商品を選んでも、再現性がなければ、意味がないことや
・実績がない商品であれば再現性があるかどうかわからないのでうまくいかない可能性があります

といった話をして選ぶ基準を持ってもらうようにします。

商品の必要性を感じてもらい、自分の商品が役立つことを理解してもらえたならあとは背中を押すだけです。

最後に

・なぜ、今なのか?

を話しましょう。

今、購入しないといけない理由を話すことで、決断を促すことができます。

購入することを後回しにされてしまうと、忘れたり、またあとでいいと考えたりして結果買わないという選択をしてしまうようになるので、

今行動をさせないといけません。

今、行動させるには、申し込みできる日を限定にしたり、特典や価格を限定にすることで、今申し込まないと損だと思わせることができます。

そう思わせることができたら、今行動したい気持ちになります。

ほかにも行動させる心理テクニックとしては、

・みんなやっていますよというバンドワゴン効果(みんなやっているのなら良いもの=安心)
・実績や賞による権威(実績や賞を取っているのなら間違いがないという信頼)
・顧客の声(第三者による評価なら正しいのではという信頼)

があります。

人に行動してもらうための心理学をもっと知りたい人はこちらを参照してください。
人を行動させる心理学

以上、3つのポイントを理解してもらうために発信をしていきましょう。

一度に伝えたいところですが、いろんなことをいっぺんに話しても理解は難しくなるし集中力も持たないので、やめましょう。

理解されなければ、意味がないですからね。1日1テーマにして日数をかけて話す方がちゃんと理解してもらえます。

売れる商品の作り方についてはこちらを参照してください。
インターネットで売れる商品の作り方

商品の販売ページと決済について

商品の販売は、リストを取得した時と同じように、ランディングページを使います。

ランディングページなら、商品の説明と決済をスムーズな流れで行うことができます。

決済システムについては以下を参照してください。
決済システムの代行会社

商品の販売のページの書き方についてはこちらを参照してください。
売れるランディングページの書き方

商品の販売する時のセールスフロー

商品を販売するまでの教育については前項目で話したことを伝えてください。

そして、商品を販売する日を事前告知してください。

事前告知することで、買うための準備ができます。いついつ商品を販売しますと伝えて、それまでに教育ができたら、販売時は、購入してもらえるようにいろんな切り口で背中を押していきます。

セールス初日

セールス初日は、販売ページのURLだけでいいです。細かい説明はランディングページに書いているのでじっくり読んでもらうことを優先すべきです。

セールス2日目〜6日目

初日に決断できなかった人に向けて、背中を押すメッセージを送ります。

決断できなかった人は、どこをネックになったと思われますか?

そこを考えて、検討の材料を出し直したり、もう一度考えてもらうべく話をします。

購入の検討に迷うことでよくあるのは、

1.お金
2.時間
3.家族
4.自信
5.商品

の5つです。

対応策を解説します。

1.お金がない

お金がないのは、大部分が言い訳であることが多いです。商品の代金と支払う価値が釣り合っていない、あるいはわからないのでお金を支払うメリットを見出せていません。

なので、お金がないことを思っている人には、もう一度商品の価値を説明して理解してもらうことと商品を得られることによるメリット、商品を得られないことによるデメリットを理解してもらって正しく比較検討してもらえるようにしましょう。

お金を稼ぐことノウハウ系を販売している人は、お金がないからお金を稼ごうとしていることの本質を理解してもらうようにしましょう。

お金がないからお金を稼ぐためにビジネスを始めようとしているのに、そこの投資をしないのは、お金を稼がないと言っているのと同じなので矛盾点を理解させないといけません。

みんなお金がない中、切り詰めることやリスクを代償として払い、不安の中実践することをしたからこそ手に入れたいものを得られたことを話しましょう。

恐れて行動しなければ、何も手に入らないことを理解させないといけません。

ほんとうにお金がない人に関しては、お金を借りることやお金を自己アフィリエイトなどをして即金で作れる方法を教えたりなどして、商品を買ってもらえるようにしましょう、

2.時間がない

時間がないのもたいてい言い訳です。無駄に時間を使っていない人などいません。

自分の時間の使い方を見直せば、捻出できる時間は生まれます。それをしないで考えることを避けているのは、面倒だからで欲しいとほんとに思っていないからです。

自分がどのような時間の使い方をしているのか、把握させましょう。

3.家族の許可がいる

したいこと、欲しいことのためにいちいち許可が必要ですか?

家族であるからこそ、ここぞと譲れないことは理解してもらえるものではないでしょうか?

その情熱や気持ちを家族に伝えれば、きっと理解してもらえるはずです。

あるいは、事後報告でもいいから、決めてからあとで話して強制的に家族に納得してもらえば良いです。

悪い買い物でないのだから、問題はないはずです。

4.自信がない

自信がない人には、自信がやることにおいて必要でないことを伝えましょう。

自信を最初から持っている人なんて珍しいものです。

自信がないのは、普通で当たり前であることを悟らせましょう。

5.商品に迷っている

商品の価値を迷われているのなら、理解してもらうために解説しましょう。

文字だけでなく動画も使ってわかりやすく伝えることをしましょう。

以上のことを、1日1つのテーマで話すと良いです。

セールス2日目以降

共感してもらえることをしましょう。

商品の開発秘話

苦労などのストーリーがあって商品が生まれたことを話しましょう。

顧客の声

既に商品を使っている人の声は、参考にされやすく商品を買いたい気持ちを起こさせるものです。

保証

販売のリスクを保証できるものがあれば、つけてあげると良いです。

・返金保証
・結果保証

セールス最終日

商品を作った思いなど、なぜ商品を届けたいのか自分の気持ちをまっすぐ伝えましょう。

なぜ、自分は商品を作ることや販売をしているのか、何のためにしているのかを話すことで共感を得てもらえるかもしれません。

セールス終了後のお礼

セールス期間中は、販売の案内メッセージばかりになってしまうのでそれにメルマガ、LINEの場合は、強制的に付き合わせるため、商品を今はまだいらないと思っている人にとっては不快な部分もあるでしょう。

また最終的に買わなかった人も買わないことで取り残された感じや疎外感を与えてしまってはいけないので、買った、買わないに関係なく、案内に付き合ってもらったことを感謝をして最後締めましょう。

メルマガやLINEはセールスの時だけに使うのではなくて、相手に利益となる情報を普段からちょくちょくあげていけるようにしましょう。

そのメッセージがまた信頼となり買わなかった人が買う決断をしてくれるものになっていきます。

なので、メルマガやLINEによる発信は続けていきましょう。

まとめ

【TikTok】で商品やサービスを買ってもらうための方法を解説しました。

本記事の通りにやってもらえれば、必ず売れる仕組みを作れるのでぜに実践をはじめてください。