YouTubeでの動画を投稿していくとなると、ひとり雑談ができないと、企画やトークがもたないです。

一人雑談ができれば、例えば実況プレイをしていてアクションが特にない時に間を繋げれるし、緊張と緩和を作るうえで役立ちます。

アニメ、漫画、映画、ビジネス、どんなジャンルにおいてもストーリーがあり、ストーリーには緩急が不可欠です。

ずっと緊張しっぱなしだと疲れるし緊張感がなくなってしまいます。

雑談は、YouTube動画の幅を広げてくれ質も高めてくれます。

そんな雑談スキルを動画に活かしたいというYouTuberさんはぜひ本記事を参考にしてください。

ひとり雑談とは?

ひとり雑談とは、視聴者さんに向かって会話をしているように話すことを言います。

Liveで視聴者さんと会話しているのは、一人雑談とは言いません。誰もいない状態にもかかわらず、視聴者さんに向かって話しているのが一人雑談です。

なぜ、ひとり雑談ができると良いのか?

5つあります。

1.いつでも間を持たせることができる
2.編集が楽になる
3.対人会話が上手くなる
4.人柄を知ってもらえる
5.Live配信できるようになる

1.いつでも間を持たせることができる

ひとり雑談ができるようになると、時間コントロールがうまくなります。

10分の動画の尺を伸ばしたいなと思ったら、ところで、、と始めて時間を稼ぐことができます。

2.編集が楽になる

ひとり雑談ができるようになると、実況動画の企画が思ったより良いものが撮れなかったとしても雑談が良ければ、投稿することもできます。

使える動画が増えるので動画の編集作業が楽になります。

3.対人会話が上手くなる

ひとり雑談は視聴者さんを仮想相手にして話しているので、続けていると対人での会話も上手くなります。

自分自身のことを話せるし相手に質問をして話を振ったり聴くこともできるようになっています。

4.人柄を知ってもらえる

雑談は自分が思っていることや体験したことを話します。なので、自分の人柄を知ってもらえやすいです。

企画も大切ですが、人柄で好きになっていることも多いです。

5.Live配信できるようになる

ひとり雑談ができるようになると、Live配信もできるようになります。

Live配信ができるようになるのはメリットが非常に多いです。

Liveは新規の視聴者さんを獲得しやすいし、視聴者さんとのコミュニケーションも深めることができるし、競合のYouTuberさんとの差別化にもなります。

企画は面白いけど、Liveは全く面白くないというYouTuberさんは結構多いですし、そのことをわかっているYouTuberさんはLiveをやらないですしね。

Liveが面白くないあるいはできないYouTuberさんは、雑談が下手なんです。

臨機応変さやコミュニケーション能力が足りないから、企画頼りになります。編集の力で面白くさせているだけで実際はそうでもなかったりします。

なので、ひとり雑談をぜひ磨いてください。

ひとり雑談で何を話したらいいのか?

話のネタを紹介します。

・天気、季節、行事
・時事
・旅行
・地域
・グルメ
・健康
・ダイエット、運動
・病気
・家庭
・人間関係
・仕事
・スポーツ
・音楽
・映画
・漫画、本
・芸能
・ペット
・アウトドア
・趣味
・料理
・ファッション
・流行っていること
・失敗談
・レアな体験談
・怒りを感じた話
・悲しかった話
・恐かった話
・嬉しかった話
・恋話
・下ネタ
・夢

などがオススメです。

一人雑談をする時の理想は、最初は、自分の視聴者さんに合わせてネタを選ぶのが望ましいです。

自分と視聴者さんとの関係性が深くなってきているのであれば、あなたの好きなことなどに興味を持ってもらえますが、企画が面白いと思っていてあなた自身への興味が薄い場合は、個人の話をされても面白くないのです。

だから、自分のターゲット層に合わせたネタをしてあげる方が満足度を高めることができます。

視聴してくれているユーザーの属性は必ず理解するようにしましょう。

どんな人が、何を望んで視聴してくれているのかをリサーチしたり、直接聴くことです。

ひとり雑談で注意したいこと

ひとり雑談で注意したいことは、4つあります。

1.不快感を与えない雑談テーマ
2.過度な批判
3.話すスピードやテンポ
4.一方通行

1.不快感を与えない雑談テーマ

一人雑談でオススメなネタに下ネタを入れましたが、これはあなたの属性によっては不快に思われる人もいるので視聴者さんを理解したうえで話すようにしてください。

あとは、宗教や政治などは、個人の考えが分かれやすいし、正解・不正解がなかったりわからなかったりするので避けた方が無難です。

するなら、当たり障りのないように話すことですが、それだと印象に残らないのでオススメできません。

2.過度な批判

明らかに悪いと言えることであれば、批判し意見することで共感を得られることもありますが、あなたが正義を振りかざすことへの影響力は常に考えておかないといけません。

視聴者さんが多数いる媒体でメッセージをすることは周りに影響を与えて、扇動してしまう恐れもあります。

なので、物議を醸すような発言は選ばないといけなくなります。

3.話すスピードやテンポ

相手が目の前にいるわけではないので、テンションが上がったりすると、矢継ぎ早にどんどん話してしまいます。

そうなると、相手が考えたり、感情を感じる前に会話を進めていってしまうと置いてけぼりになったり話についていけなくなります。

せっかく良いことを話しててても相手が参加していないのであれば意味がなくなるので、スピードやテンポを一人雑談では特に注意しましょう。

4.一方通行

YouTube動画は視聴者さんがいて成り立つものなのに、無視して自分のやりたいことや話したいことだけを一方的に話すとどうなるでしょうか?

誰も見てくれなくなります。

視聴者さんあってのものなので、視聴者さんと会話をしているかのように進めていきましょう。

視聴してもらえるひとり雑談のコツ

視線

自分の顔を映すビデオカメラの高さや位置を調整しましょう。

相手が見やすいように、適切に画面に入るようにしましょう。

一人雑談は、視聴者さんが自分に向かって話してくれているように感じるように、あなたはカメラを見て話すようにしましょう。

マイク音

マイク音が悪いと聞きづらいので環境音を整えることと、できる限り高音質なマイクを使うようにしましょう。

BGM

BGMに関しては、自分の話すテーマに合わせて選びましょう。声量との音量バランスにも注意してください。

バランスに関しては、有名YouTuberさんのを基準に合わせるのがベターです。

身振り/手振り

顔見せしている場合は、身振り手振りを動かして伝えましょう。

テンポ

テンポは話の内容に応じて強弱をつけましょう。普段の会話のスピードはあなたのキャラクターなり話しやすい速度で大丈夫です。

ただし、ノウハウ系の教育やビジネスに関しては少し早口の方が威厳を感じることができます。

リアクション

リアクション芸人のように反応はオーバー目にとりましょう。オーバー目にしないと画面を通じてだと、反応薄い、テンションが低いと思われます。

表情を作る

身振り/手振りを動かせない場合は、表情で見せましょう。身振り/手振りを動かせる場合は、表情も駆使して合わせましょう。

表情の作り方のレパートリーは、東京ディズニーランドのキャストの動画をYouTubeで視聴されると勉強になります。

声を整える

YouTubeの撮影前は、声を必ず整えましょう。聴きにくい声は話の理解を妨げてしまいます。

聴きやすい声や発声に関してはこちらを参照してください。
声の作り方と整え方

呼びかける

一人雑談は、視聴者さんがリアルタイムで視聴していると思ってふるまうことが大事です。

なので、視聴者さんに向かって話す際は、みんななどの複数の総称で呼びかけましょう。

視聴者さんたちに特別な呼称をつけているのならその名前で呼びかけましょう。

ちなみに呼称ですが、例えば、レディーガガは、ファンのことをリトルモンスターと言います。

その他、

・関ジャニ∞ :eighter(エイター)
・サカナクション :魚民
・THE ALFEE :アル中
・倖田來未:組員
・スピッツ:ブリーダー

などと呼ばれています。

ファンのことを呼称で呼びかけるのは、ファン同士の仲間意識も高めることになるのでオススメです。

属していることのアイデンティティになります。

自分のYouTube名にマッチする名前などをタレントを参考に作ってみてください。

質問する

ひとり雑談は、視聴者さんに向けて話しています。リアルタイムで視聴しているかのように、質問しましょう。

・みんなはどう思いますか?

自尊心をくすぐる

視聴者さんの自尊心をくすぐってあげると、気分が良くなり好かれます。誰だって褒められて嬉しくない人はいないからです。

日本人は、自己肯定感が低いと言われているので自己肯定感をあげてあるのは効果があります。

一貫性を保つ

雑談はとりとめのない話になるので、内容は飛んでいいですが、自分の考え方や態度は一貫性を保つようにしましょう。

視聴者さんは、過去に話したことなども意外と覚えているので、矛盾していると信用できなくなります。

キャラクターを演じている人は、特に注意が必要ですね。一貫性を保つように話しましょう。

オノマトペ

オノマトペいわゆる、擬声語や擬態語を使うと、相手がイメージしやすくなるので話が伝わりやすくなります。

語彙

語彙が豊富だと話が面白くなるし、新しい視点を得られることがあります。

気になった言葉などはノートにストックしていきましょう。

フリとオチ

芸人さんが話すようにフリとオチで話すと、雑談が非常に面白くなります。

フリとは、結論に導くための状況説明で誰もが想定できる内容です。

オチとは、「フリ」で想定させた結末を裏切るような話の締めです。

つまり、高低差を作ることで意外性やギャップに感じさせる話をします。人は、この差が激しいほど、面白いように感じます。

当たり前や普通は平凡なのでインパクトがないからです。

盛る

嘘をついて迷惑をかけることがなければ、ひとり雑談は話を盛りましょう。

盛るとは、脚色することです。話を面白くするために粉飾を加えるのです。

フリとオチの話でも言いましたが、平凡は何も面白くありません。テレビ番組、アニメ、漫画、YouTubeも脚色されています。

脚色は悪いことではないので、面白くなるようにしましょう。

雑学や知識

雑談で雑学や役に立つ知識を伝えるのもオススメです。面白い話ができない人は、自分の視点やインプットの幅や深さで楽しませるといいです。

聴きたいことを話す

視聴者さんが聴きたい話をしてあげましょう。あなたのキャラクターや人柄に惹かれているのなら、それを魅せれるように話してあげましょう。

聴きたいことを話すのは予定調和で問題ありません。意外な結末などは不要です。

共通項をリサーチ

視聴者さんがどんな人でどんなことが好きなのかを詳しくなるほど、ツボを押さえた話ができるようになります。

特に自分と共通していることは、親近感が湧き話に食いついてくれるので、共通項を見つけ出せるようにしましょう。

ひとり雑談が上手になりたいなら

ラジオ

ひとり雑談が上手になりたいなら、ラジオを視聴することをオススメします。

ラジオはリスナーに向けて話しますが、ひとり雑談のように、目の前に視聴者さんがいるわけではありません。

そんな中でリアルタイムで視聴してくれているかのように話します。テンポ、間、表現が画像がない分、音だけで勝負しているので研ぎ澄まされています。

なので、勉強にもってこいなのです。

上沼恵美子さん

関西以外の人は馴染みがないかもしれませんが、元女性漫才師でタレントの上沼恵美子さんのトークは勉強になります。

雑談ネタが多く、面白く惹き込まれます。

まとめ

【YouTube】で一人で話すことが苦手な【YouTuber】のために『ひとり雑談』のコツを解説しました。

これであなたは『ひとり雑談』をすることに不安がなくなったはずです。

ひとり雑談ができるようになるとメリットがたくさんあるので、ぜひ慣れてくださいね。