昔の商人は、火事が起きた際、真っ先に何を持って
避難したのか知っていますか?

答えは、顧客台帳(大福帳)です。

顧客情報があれば、火事で惨事が起きても、
また商売をやり直せるからです。

ちなみにあなたは、もしYouTubeというプラットフォームが
なったら、稼げますか?

稼げなくなると思った人は、今すぐリストマーケティングを
始めた方がいいです。

顧客情報を持っていないビジネスは、ほんとにもろいです。

ということでYouTuberとしてプラットフォームに依存することなく
安定して稼ぐことができるリストマーケティングを教えます。

リストマーケティングとは?

リストマーケティングとは、

自分の商品やサービスを求めてくれる人の顧客情報を取得して、
コミュニケーションを取り、

顧客が欲しいと思う商品やサービスを提供しながら、
ファンに育て、

継続的に相手から欲しいとお願いされる仕組みを作ることを言います。

正しいリストマーケティングができるようになれば、
集客も販売も安定するので、

効率良く稼げ、自由な時間も確保でき、
精神的にも気が安らかになれます。

リストマーケティングの具体的なメリットは、

1(あなた)対1(顧客のひとり)あるいは、
1(あなた)対1(顧客の全員)でやりとりができるので、

より密で効率が良いコミュニケーションを取ることができます。

例えば、YouTubeやブログの場合、情報が公になり
不特定多数に見られますが、

リストマーケティングを行うメルマガやLINEでは、
登録した人だけにしか内容が見られないので、

クローズトな情報を配信できます。

販売に関しても望んでいる人だけに案内できるので、
取得したリスト内でセールスをしても、

押し売りだとか企業案件ばっかりやっているなど、マイナスに思われることもありません。
(YouTubeで案内することは、求めていない人にも紹介することになってしまうので、
人によっては売り付けられたと不快に思われる人も出てきてしまいます。
実際、YouTubeの視聴者さんの全員があなたの商品やサービスを求めている訳ではないし
企業案件や急なセールスは嫌がられています。)

視聴者さん自身が顧客情報を与えることを了承して
情報を受け取ってくれている場合は、

必要としてくれている人がメルマガやLINEに登録してくれているので、

セールスの案内しても嫌われることがないので、
遠慮なくできるし、視聴者さんも求めているので、

両方にとって望ましい関係を作り出すことができます。

リストマーケティングの5つの手順

やるのは、5つを繰り返して改善することだけです。

ジャンルや立ち位置を決める

YouTubeを始めるのにあたって既に考えてやっていると思うので、
割愛します。

まだブランディングや方向性を決めかねている人は、
私の他の記事を参考にしてください。

ブランディングのコツ

見込み客を集める

ブランディングがたつようにYouTubeで動画を投稿してきましょう。

見込み客は、YouTubeの動画を投稿して集めていくことができます。

顧客情報を取得する

顧客情報は、YouTubeの視聴者さんから、
メールアドレスかLINEで登録してもらいましょう。

取得先が、TwitterやInstagramやFacebookでない理由は、
クローズドでの一斉配信ができないからです。

一人一人にメッセージを送っていたら非常に効率が悪く
大変ですよね?

なので、一斉配信できる媒体でアカウントを取得しましょう。

取得する入り口は、YouTubeの動画の最後や概要欄などで、
メルマガやLINEへの登録のURLを貼り付けて、
顧客情報を取得していきましょう。

発信する

メルマガやLINEで発信する内容は、YouTubeと同じでいいです。

YouTube動画を投稿したことをお知らせでメルマガやLINEを
使ってもいいです。

その場合は、リンクだけを送るのではなくて、
動画を見たくなるように話して、

リンクをクリックしたくなるようにしたり、
動画の内容の大枠を伝えたり、ポイントや手に入れれることなどを
先に伝えてあげるといいですね。

また自分の商品やサービスを販売したい人は、
買ってくれるように、

買いやすい思考回路に変えていく話をしていくことが大切です。

詳細についてはあとの項目で伝えますね。

他は、プライベートなことを話したりして視聴者さんと
コミュニケーションを取っていくといいですね。

オファー(提案)する

メルマガやLINEをやる理由は、視聴者さんをさらに喜ばせ、
その結果で利益をさらに得たいからです。

オファー(提案)をして、商品やサービスを購入してもらいましょう。

オファーの内容は、普段のYouTubeでの投稿やメルマガやLINEで
視聴さんが求めていることをリサーチして、

その求めていることを商品化してオファー(提案)しましょう。

なら、間違いなく売れます。売れない理由がありません。

リストマーケティングの7つのコツ

登録したいと思わせる

顧客情報を取得するには、視聴者さん自らに登録してもらう必要があります。

人を行動させるには、何しかしらのメリットがないと
動かないものなので、

登録することで得られるものを用意しましょう。

視聴者さんが求めているものを、無料でプレゼントすることを
約束すれば、

相手から登録したいと思ってもらうことができます。

またただ単にプレゼントを用意するだけでなく、
そのプレゼントにどんな価値があるのかを伝えれば、

さらに価値は上がるし、メルマガやLINEに登録してもらうことで
どんなことが手に入るのかをきちんと説明できれば、

より登録したいと思ってもらうことができます。

それには、説明が必要なので、ランディングページ(LP)と呼ばれる
縦長のページで伝え、リスト登録を促すと、

登録してもらえる率が高まります。

リスト取得のランディングページの書き方はこちらを参照してください。
リスト取得が簡単にできるランディングページの書き方

発信でファンに変える

メルマガやLINEによるクローズドの定期的なメッセージで
ファンにさせることができます。

メッセージは、

YouTubeで提供していて相手が望んでいるコンテンツに
関わることを話すのと、

プライベートな自分を魅せると、親近感が湧き
ファンになってもらいやすくなります。

ノウハウ系や社会的に対して影響を与えることをしているYouTuberさんは、

自分の価値観や目指しているビジョンを話すと、
応援したい、一緒に頑張っていきたいと思ってもらいやすいです。

また商品を購入してもらった人には、フォローメールを自動化して
満足度をさらに上げれるようにサポートしましょう。

新規の登録者さんにもステップメールと呼ばれる仕組みを利用して
挨拶だったり商品を販売することを自動化したりしましょう。

買いたいと思わせる

商品を買いたいと思ってもらうには、過程がものすごく大事で、
メルマガやLINEでの発信で、

買ってもらいやすい価値観を教育することや、
コピーライティングで欲しいと感じさせることです。

買ってもらいやすい価値観とは、

どういうことかと言うと、

例えば、ダイエットのプログラムを販売したいなら、

太っていてもいいことがないことを事前に伝えて共有しておかないと
いけません。

そのことをせずにオファーすると、太っていても別にいいしと
思われ、反発されるし、急に太っていることが悪いと話すと、

販売したいために言っていると思われて、話を素直に聞いてもらえなくなるからです。

なので、販売する前からちゃんと伝えて考えを共有しておかないと
いけません。

ベースとなる価値観のすり合わせができたら、
あとは、コピーライティングの技術を用いて、

さらに欲しくなる提案をしていきます。

コピーライティングに関してはこちらを参照してください。
売れる文章術

ファネルの設計をする

ファネルとは漏斗です。

リストマーケティングで利益を上げるコツは、
ファネルのように商品を設計していくことにあります。

ターゲットを絞りながらも、無料のコンテンツで
見込み客をまずは集めます。

そして、発信をしてファンに育てていき、
商品やサービスのオファーをします。

その商品やサービスを買ってくれた人が次に欲しくなるものを
また商品開発して提供していきます。

価格としては、段々と高くしていき、より内容が濃くなるもの、
こちらの労力がかかり価値の大きいものになるようにしていきましょう。

そうすることで、満足度を高めていくことができ、
にわかファンから本物のファンに育てていくことができます。

アンケートをとる

アンケートは普段の投稿の内容を見直しできるし、
望んでいることを把握できるので、

商品開発にも役立ちます。

定期的にアンケートをとるようにしましょう。

口コミの仕組みを作る

リストマーケティングを仕組み化していくには、

口コミをしてもらい、お客さんがお客さんを呼んできてくれることが
できたら、集客と販売がものすごく楽になります。

商品やサービスを買ってくれ満足してくれた視聴者さんには、
お客さんの声などをもらって紹介させてもらったり、

SNSでシェアしてもらうことをお願いしましょう。

広告を使って集める

リストを取得して発信し商品をオファーすると、

数字として、売上が読むことができます。

数字として読めるようなってきたら、広告を使って
さらに集客を増やすことも稼ぐうえでの一つの手段になります。

・YouTube広告
・Google広告
・Yahooリスティング広告
・Twitter広告
・Instagram広告
・Facebook広告

人が集まる場所には、広告がたいていあるので、
自分のターゲットとしている人が多い広告媒体に載せることをして、
集客しましょう。

広告にはお金がかかるので、広告を使って集客する場合は、
販売の導線を必ず作って掲載するようにしましょう。

流れとしては、

広告媒体にランディングページでプレゼントや提供する情報を伝えて、
無料でメルマガやLINEに登録してもらい、

そこからステップメールで自動でメッセージ配信して、
7日間で販売あるいは、30日後で商品をオファーして、

広告費対効果を数字で新たに見ていくようにしましょう。

ファネル設計をして複数の商品がある場合は、
すべての商品の案内が終わってからの収益で判断するといいです。

そうすると、1リストの価値、
1リストがいくら収益を上げてくれるのか計算できるので、

1リストにかけれるコストが計算できるようになります。

広告にお金をかけた以上に商品やサービスを販売して稼げるのなら、
どんどん広告にお金を回していくといいです。

数字は常にちゃんと取るようにしましょう。
同じ広告で回してたら、数字が落ちてくる場合があるし、

逆に改善することをしていけば、1リストにかかる広告費を下げて
いくこともできます。

リストマーケティングは、集客から販売までも自動化していきやすいので、
頑張っていきましょう。

まとめ

これからの時代は、ますますリストマーケティングが重要になってきます。

実際にインターネットもリアルビジネスも、
顧客情報を取得することに躍起になっています。

Twitterのキャンペーンではフォローをしてから
リツイートすることを条件にしていたり、

LINEのキャンペーンでは、登録後にプレゼントを上げることだったり
シェアやいいねを押すことを条件にしていたりします。

アカウント登録してもらいシェアしてもらい拡散させ
見込み客を自動で集める仕組みを整えています。

お金をかけたり、無料で提供しても、十分に利益を上げることが
できるからしているのです。

リストを取得して、情報を発信すれば、
収益化できるのです。

その収益化のポイントを本記事で伝えました。

実践に移してもらえれば、リストマーケティングで
楽に効率良く稼げ安定を手にすることができるので、

ぜひそこまで頑張ってくださいね。