ランディングページ(LP)にある登録ボタンや購入ボタン、
あるいはLINEのリッチメニューのボタンやYouTubeのサムネイルなど、

視聴者さんに行動を取らせるためには、このボタンを押してもらわないと
いけません。

ボタンには、必ず言葉がありますが、

言葉で、見るつもりがなかった人にボタンを押させて
続きのコンテンツに進めてもらうことができます。

YouTubeであれば見てもらえば、再生回数は増えるし、
のちに常連さんやファンになってくれるかもしれません。

ランディングページ(LP)であれば、商品が売れる確率が高まります。

何事も最初の一歩が大事ですが、ボタンも同様で
押してもらえるかが、この先を決めます。

ボタンを押す、押さないの判断に影響が大きくあるのは、
言葉です。

ボタンに使う言葉をマイクロコピーと言いますが、
このマイクロコピーを変えただけで、

売上が倍になったなどは多くの会社で成果として報告されています。

なので、反応させるマイクロコピーの書き方を教えます。

本記事で紹介するマイクロコピーのノウハウを実践していただければ、
あなたの取らせたい行動へ視聴者さんを誘導できる人は確実に増えることを
約束します。

マイクロコピーとは?

マイクロコピーとは、

Webサイトで見るボタンの中の文字や問い合わせや登録フォームにある
入力蘭にあるヒントテキスト、
写真のキャプション(写真の内容を説明)などを言います。

役割としては、行動喚起をより促すためのものになります。

マイクロコピーがよく使われる場所

・ボタンとその周辺
・メニュー、ナビゲーション
・アプリの通知
・登録フォーム
・決済フォーム
・サンキューページ

などです。

マイクロコピーを工夫することでできる3つのこと

入力ミスを防ぐ

アメリカのユーザーエクスペリエンス(UX)の権威である
ジョシュア・ポーターの有名な話ですが、

彼は、過去、事業で顧客による決済フォームへの入力ミスが多く
困っていました。

そこで、決済フォームに

ヒントテキストを設け一つの文書を挿入しました。


あなたのクレジットカード請求先住所を必ず入力してください

このたった1行の文章が、それまで悩ませてきた入力エラーを
アッという間に減らして、オペレーターの労力を
大幅に割くことができました。

つまり、マイクロコピーで入力ミスを防ぐことができ、
相手のストレスの発生を抑えたり緩和することもできるという
事実を知ったのです。

ユーザーの興味や関心を増幅

ボタンにマイクロコピーを使うだけで、その続きが気になるようになります。

これは、心理学で言うところのツァイガルニク効果が発揮されているからです。

ツァイガルニク効果とは、中途半端に終わった事柄に対して
記憶が残りやすくなる現象のことで、気になってしまう心理効果のことを
言います。

CMやアニメやドラマや映画のプロモーションや続きの同作を見させるために
この心理効果を狙って気にならせることをしています。

マイクロコピーも同様に、ユーザーの興味や関心を増幅させることが
できます。

コンバージョン(CV)率のアップ

マイクロコピーは、人が行動したくなる言葉を使うので、
結果的に、コンバージョン(CV)率の数字も上げることができるようになります。

反応が取れるマイクロコピーの6つの書き方

反応が取れるマイクロコピーには、この6つの
いづれかが含まれています。

ベネフィット

セールスレターで説得できたとしても油断はできません。

なぜなら、見込み客は購入するまで、何かしらの行動しない
理由を探しているからです。

・お金
・時間
・自信
・家族の承認
・手間

など、だからこそ、マイクロコピーでは、
ベネフィットを伝えて、行動する理由をあらためて認識させたり、
モチベーションを高めないといけません。

ベネフィットとは、あなたの商品やサービスから得られる
利益のことです。

例えば、販売商品がダイエットプログラムなら、

健康的な身体や痩せて体型が良くなってモテることなどです。

人は、商品やサービスが欲しいのでなくて、利用することによって
利益が手に入ると思うから、買うのです。

ボタンの周辺

ボタンの中だけがマイクロコピーではありません。

ボタン内にプラスして、周辺に書くことでさらに行動喚起できます。

真下、真横はよく見られるところになるので、ボタン内の言葉だけで
伝えきれない時に利用しましょう。

心理的な障壁を下げる

お金を支払うことは、痛みになるので失敗したくありません。

だから、購入する時商品によっては不安な気持ちを抱えています。

それをマイクロコピーで不安を緩和したり、勇気をもって行動してもらいます。

(例)ダイエットプラグラムの商品

ボタン:      プログラムに参加して痩せる
ボタン下:  参加者の98%が以前の体重より痩せています

心理的な障壁になるのは、不安、懸念、疑問です。
いざ購入する時に感じることを予想して、ボタンの真下などで
共感し安心させましょう。

背中を押す

なかなか行動できないことが人に背中を押してもらえたことによって
できたことはありませんか?

後押しとなる言葉をもらえたことによって人は決断できることが
ありません。

マイクロコピーでも同じです。後押しできる言葉を複数もっておきましょう。

思い出させる

これまで話してきたことを思い出させることによって
決断をさせることができます。

それには、商品を買った後の未来だけでなく、
買わなかったらどうなるのかも想像させておくことが大事です。

過去、行動しなかったことで変わらない未来(今)があったのでは?
今回もまた同じことをするのか?

変わらなくてほんとにいいのか?

商品のメリットやベネフィットだけでなく、変わらないもとのままでも
いいのかを問えば、思い出してもらえたら、

それが嫌だ良くないと思っている人は、
行動をしたいと思えるようになります。

数字

人は、今すぐ決定が必要な場面では、具体的なことに考えを巡らせて
数字に注意を向けます。

一方、決断を急がない場合は、人は抽象的なことに考えを巡らせ、
単位に注意を向けるとオックスフォードの研究で言われています。

マイクロコピーに活かすなら、

今、購入しようとしている見込み客には、

価格が安いように思われたいなら、
数字が小さく見えるように伝え、

購入が完了しているお客さんには、商品やサービスの利用期間があって
長い方がお客さんにとってメリットがあるのなら、

単位が大きくなるように伝えましょう。

例えば、

30日無料トライアル 2分で申し込み

のマイクロコピーです。

今買うことを検討している人は、

サービスが長い方がメリットなので、
1ヶ月とせず、30日と単位が大きくなるようにして、

申し込み時間は長いと負担になるので、2分と
数字が小さくなる単位を選びましょう。

社会的証明の原理

社会的証明の原理とは、多くの人が支持したことは正しいと
と考える心理効果です。

ランキング第一位なども一番売れているから良いものに違いないと
思わせて、選んでもらえるから、よく使われているのです。

◯◯賞やテレビ取材、雑誌掲載などもそうです。

節約

節約も利益です。損失を回避できることも行動喚起になるので
割引やクーポンやポイント特典などをマイクロコピーで伝えましょう。

推薦の声

マイクロボタンの真下に推薦の声を載せることで、
決断を促すことができます。

推薦人は、見込み客にとって権威のある人に声を書いてもらうようにしましょう。

見込みが知らない人や見込みが権威と思っていない人に推薦の声をもらっても
意味がありません。

お客さんの声

お客さんによるレビュー評価も決断を促すものになるので
掲載しましょう。

ただし、やらせなどをしてそれがバレたら、信用や信頼を一気になくすので
裏切らないようにくれぐれも注意してください。

保証/アフターサービス

Udemy(ユーデミー)の受講ボタンは、

カートに追加するのボタンの真下に、
30日間返金保証のマイクロコピーがあります。

保証はリスクを軽減してくれるもので安心して買うことができるので
行動をしやすくさせます。

サブスクリプションでは、解約はいつでも可能などを
マイクロコピーにすれば、安心できます。
(解約は、解約したい前月に連絡して翌月利用で翌々日に解約にすることが多いため)

悪用しないことを約束

LINEやメールアドレスの登録で個人情報を悪用されないか
人によっては、心配される人もいます。

そんな人のために、

・スパムメールは送りません
・個人情報を第三者に開示することはありません

などと書いていると安心感につながります。

反応が取れない悪いマイクロコピー

続きがわからない

詳しくはこちらのマイクロコピーのボタンを良く見かけますが、

文章を最後まで読まない人や、流し読みをしている人には、
詳しくが何を指しているのか、全くわかりません。

そうなると、詳しくはこちらのマイクロコピーは、
行動喚起になりません。

マイクロコピーのボタンには、どんな情報なのか先を匂わせるように
してください。

長文

マイクロコピーを長くすると視界に入りづらくなるし、
読まないので、キャッチコピーのように短い言葉にしましょう。

受け身

マイクロコピーは、行動喚起させるものであり、
ボタンを踏ませてコミットメントさせることで、

その後のランディングページでの商品が売れやすくなります。

マイクロコピーで一貫性の法則を働かせるのです。

それには、受け身のマイクロコピーではダメです。

能動的にするべきです。

例えば、セミナーを受けるは受動的になるので、
セミナーに参加するや席を確保するなどにしましょう。

今、決断をさせない

悪いマイクロコピーは、決断を迫らないです。

良いマイクロコピーは、緊急性をアピールし行動を後回ししないように
決断に迫ります。

例えば、今すぐ購入する のマイクロコピーがそうです。

期間限定内で購入するも同じ。

特に今すぐという言葉は、決断を誘いやすいです。

数字がない

数字を使えば、信憑性があがり説得力があがります。

反応のないマイクロコピーは数字がなかったり
抽象的だったりします。

マイクロコピーではあいまいな言葉を使わないでおきましょう。

反応が取れるマイクロコピーのキーワード

無料

お金を支払うことは、リスクや痛みを伴うことなので、
それがないということは、

ストレスや安心を得られることになります。

なので、無料は、人を動かせる言葉になります。

・無料ダウンロード
・無料登録

お試し

お試しは、リスクを軽減してくれ商品やサービスを利用させてもらえるので
人に行動させやすいです。

ただし、お試しで提供される商品やサービスが
たいしたことがなければ、その後商品は買われることはないので、

お試しといっても相手には十分に利益を与えれるようにしましょう。

お試しといって無料で価値あるものを提供すれば、
返報性の原理が働くこともあります。

反応が取れない悪いマイクロコピーのキーワード

受け身の行動や抽象的な言葉、内容がわからないものは、
反応が取れないので使わないようにしましょう。

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まとめ

ちょっとした言葉で、押してみようかなと思えます。

その感覚的な行動を取らせるには、マイクロコピーの力が
不可欠です。

小さな行動を取らせることの積み重ねが、
売上を作っていくので、

本記事で話したマイクロコピーのノウハウで
まずは、ボタンを押させるようにさせてください。

小さな違いが、大きな結果へとつながりますから。