商品を販売したいなら、学校で習った起承転結や感想文の書き方では、
ダメです。

売れる文章の書き方に習って書かないとと売れないからです。

ということでYouTubeで商品を販売したい人のために、
売れる文章術(コピーライティング)を教えます。

文章術であるコピーライティングとは?

コピーライティングとは、広告宣伝のために書く文章で、
その技術です。

コピーライティングは、2種類あります。

1つは、イメージコピー
2つは、セールスコピー

です。

イメージコピー

イメージコピーとは、商品のイメージアップを図るための
文章です。

下記は、ジブリ映画『もののけ姫』のキャッチコピーの

生きろ。

です。

キャッチコピーを作ったのは、コピーライターの糸井重里さんです。

他にもイメージコピーの例をあげましょう。

・あなたとコンビに、ファミリーマート(株式会社ファミリーマート)
・インテル入ってる(インテル株式会社)
・ひとの時を、想う(日本たばこ産業株式会社 JT)
・ひと目で義理とわかるチョコ(ブラックサンダー)

これらはすべてイメージコピーです。

セールスコピー

セールスコピーとは、商品を購入してもらうための文章です。

商品の特徴や利益などを話し、購入してもらうために
ダイレクトにしてほしいことを伝えます。

下記のような通販商品の販売などによく使われる文章です。

ダイエットで有名なライザップのサイトを見てみましょう。

サイトのヘッドコピーでは、どれくらい痩せられる?と
閲覧者の興味を惹かせて、無料カウンセリングシュミレーションを
クリックさせようとしていますが、

この文章もセールスコピーです。

無料カウンセリングの申し込みをさせて店舗でサービスを
販売することをしています。

イメージコピーでは、商品や会社のイメージアップを図るものでしたが、
セールスコピーでは、行動させて売り上げに直結することを導きます。


YouTubeで商品を販売してきたいYouTuberさんは、
商品のイメージアップのコピーライティングを身に着けるより、

販売したい商品の売上に直結し、即効性があり、
数字として計測できるセールスコピーを学んだ方が費用+労力対効果が高いので、

セールスコピーについての知識とスキルを身につけていくようにしましょう。

読まれない壁を突破する

販売するためには、まず文章を読まれないといけません。

でも、現代人は、忙しいし情報がたくさんあるので、
なかなか読んでくれません。

読んでくれない人にどうやって読んでもらうかが、
コピーライティングの腕の見せ所です。

コピーライティングで読まれない壁を突破する
方法を解説しましょう。

読者を捨てる

読んでもらうには、読者さんを捨てないといけないです。

いきなり、何を言っているんだ?と思われるかもしれないですが、
きちんと理由を話します。

あなたがもし、ダイエットプログラムを販売したくて、
YouTubeでダイエットの動画を投稿していたとします。

その視聴者さんの全員が、あなたの商品を気に入って
買ってくれると思いますか?

どんな商品もですが、すべての人を満足させることは
できないんです。

だから、色んな商品が売れてマーケットの棲み分けができています。

独占なんてできないのです。

だから、あなたの文章を読ませたいなら、あなたの商品が欲しいと
思う人だけを読者さんにすることです。

欲しいと思っていない人を振り向かせるのは、
非効率なんです。

もっとわかりやすく言うと、ダイエットに興味がない人が、
ダイエットのコンテンツを見ますか?

あなたのダイエットプログラムを欲しくなりますか?

すでに痩せている人、自分で痩せていることを認識している人に
ダイエットが必要ですか?

必要ないですし、欲しいなんて思いませんよね?

だから、必要な人にだけ、届けれたらいいんです。

必要な人、欲しい人を知る

必要な人、欲しい人が、

どんな日常を送ってどんな悩みを抱えているのかを知れば、
その人たちを理解できるので、伝わりやすい文章が書けるようになります。

そもそも商品とは、快楽を助長するか問題を解決するためのものです。

その対象となる人のことがわからないと、
提供するにあたって商品が相手にとって必要なのかわかりません。

わからないのに身勝手に紹介しても売れる訳がないですよね?

だから、必要な人、欲しい人のことをもっと知りましょう。

映画のように魅せる

映画を見に行く時って大抵予告みないなものを見て
本編に入っていきます。

本編に入ると、続きがどんどん気になって深入りしてきます。

文章も映画と同じように書けば、集中して読んでもらえることになります。

つまり、最初の文章が最も大事で、
最初の文章の目的は次の文章を読ませることです。

そして、続けて読んでもらった文章の目的は、
そのまた続きの文章を読ませることです。

これは、アメリカで有名なコピーライターである
ジョセフシュガーマンが残した金言(きんげん)です。

ブログやメルマガであれば、タイトル、
YouTubeであれば、サムネイル

を見て、そこで興味を得られなければ、
次がなくスルーされます。

でも、そこで引き付けられたのなら、
ブログやメルマガであれば、本文へ
YouTubeであれば、投稿を見てもらえます。

そして、また本文の頭、投稿の始めで、
続きを見る価値があるのかを判断されます。

ないと判断されたらそこで終わり、あると判断されたら、
また続きを見てもらえます。

このように続けて読ませるには、常に前の文章が
影響してくるということです。

なので、映画のように山あり谷ありで飽きさせないように
文章も読ませるように工夫する必要があるということです。

自分ごとだと思ってもらう

人は、文章を読む時に判断しているのは、

自分にとって利益があるかどうかです。

自分に利益のないことは、読もうとしません。

なので、あなたが話すことが、相手にとって利益となるように
自分ごととして思ってもらえるように、文章を書くのです。

そしたら、読まれるようになります。

ベネフィットを伝える

商品のメリットだけを話しても、興味や関心は引けないです。

MacBook Pro

・10コアCPU

・32コアGPU

・最大64GBのユニファイドメモリ

・8TB

・14.2インチまたは16.2インチ
Liquid Retina XDRディスプレイ2

・最大21時間駆動するバッテリー5

・1080p FaceTime HDカメラ

・1.6 kg または 2.1 kgの重量

・Touch ID

お客さんが知りたいのは、MacBook Proを使って
どんなことができるのか?

あるいは、他のパソコンとの違いが
何をもたらしてくれるのかを知りたいのです。

商品やサービスが別に欲しいのではなくて、
商品やサービスを使うことによっての結果が欲しいのです。

MacBook Proを使うことで、

他のパソコンよりクリエイティブな仕事を
しやすくなって、

その結果、能率が上がって、給料が上がって、評価される。

この評価されたいのがほんとうの望みです。

商品やサービスはあくまでも自分の達成したい感情を満たすための
道具です。

その道具の機能説明は、あくまでも商品ができることであって
根拠として提示して説得をもたせるものであって、

人の望みに直接響く言葉ではありません。

だから、メリットだけでなく、ベネフィットと呼ばれる、
商品やサービスを使ったあとに手に入れられる利益を話さないと、

人に商品の魅力は伝わらないということです。

難しいことを簡単に訳する

難しく読みづらい、理解しづらい文章を最後まで読もうとしますか?

会社での課題、資格などでの勉強であれば読む努力をするでしょうが、
読む義務がないものは、わざわざ苦痛を感じてまで読もうとは
しません。

読んでもらいたいなら、難しいことは、簡単に訳してあげないと
いけないです。

難しいことを簡単に訳せるのが、発信者です。

繰り返す

学校の授業を思い出してみてください。

先生は大事なところは、何度も復唱したり、繰り返して
伝えることをしてなかったですか?

繰り返されるところは、頭に入りやすいからです。

文章でも同じです。

大事な部分は、繰り返して、読み飛ばされないようにしましょう。

抽象と具体

人に伝える時、抽象と具体を織り交ぜて話すと
論理が正確になり伝わりやすくなります。

抽象は、

多くの物や事柄や具体的な概念からそれらの範囲の全部に
共通な属性を抜き出しこれを一般的な概念としてとらえることです。

例えば、キリン、犬、猫、を抽象化すると、

哺乳類だとか、動物と言えます。

◯◯は、つまり、××です。

違うことに言い換えることによって、関係性だったりが
イメージしやすくなりわかりやすくなります。

具体は、

形・姿を備えることです。

例えば、動物を具体化すると、

キリン、犬、猫、と言えます。

◯◯は、例えば、××です。

明らかにすることでイメージが鮮明になります。

抽象と具体を使っての伝え方のポイントは、

具体化する時は、その具体例が相手に理解しやすいことにすることです。

具体的過ぎると、知識や経験がなければ、
逆にわからない場合もあります。

その時は、抽象化して、相手がわかることで関係性を
伝えます。

そのことで理解が深まります。

五感を刺激する

人は、それぞれ感じやすい五感が違うので、
満遍なく五感に働きかけるようにすれば、

より多くの人に理解されやすくなります。

視覚が強い人は、情景を浮かべて話して、
聴覚が強い人は、聴こえる音を話して、
触覚が強い人は、身体や心が感じることを話せば、

より臨場感が伴うようになります。

数字

数字で伝えると、具体的になります。

信頼性が上がったり、集中力を上げたりできるので、
数字を使うようにしましょう。

見やすくする

文章そのものが読みづらければ、人は読まないです。

文章もデザインで見やすさがあります。

見やすいように文章をデザインしましょう。

記号を使う

記号を使うことで強調でき、単語を括れることで
意味を理解しやすくできます。

改行

文章が詰まっていると圧迫感を与えます。

圧迫感を感じると、読みづらい気持ちになります。

なので、ウェブの場合だと、3行か4行で改行を入れてあげましょう。

内容が変わるところでさらに改行を二ついれるなどしたら、
話の整理がつきやすくなるので、理解されやすくなります。

自分でルールを設けて守り見やすく読みやすいようにしていきましょう。

接続詞

正しい接続詞の使い方をすることで、
内容をより理解しやすくなります。

接続詞の種類と使い方を覚えましょう。

句読点

句読点も読みやすくするためのものです。
適切に使いましょう。

信じないの壁を突破する

私たちは、幼い時から知らない人はむやみに信用しないように
両親に育てられます。

社会には、善でない人もいるので、疑いをもってみられていて
いきなり人を信用されないでいます。

なので、信じないでいる人を信じてもらえるように壁を突破する
必要があります。

コピーライティングで信じないか壁を突破する方法を解説していきましょう。

共感してもらう

家族以外は、他人です。

その他人である友人をどうやって信頼できるように
なりましたか?

人間性(人柄)に共感できたからじゃないですか?

優しい、一緒にいてて居心地がいい、話しやすい、
価値観が似ている、

言動を見て共感したからです。

共感してもらえば、疑いをもたれなくなっていきます。

なので、共感してもらえるように色んな自分を見てもらいましょう。

見てもらうには、自己開示をすることです。

発言や主張には理由を添える

特に男性は、理由や根拠がないと信じません。

なので、理由や根拠を説明して信じてもらえるようにしましょう。

数字やデータや公の情報を開示するといいですね。

ストーリーにして伝える

アニメや映画やドラマを人が見るのは、

面白いからです。

面白いの言葉には、色んな意味が含まれています。

1. 興味をそそられて、心が引かれるさま

2 .つい笑いたくなるさま。

3.心が晴れ晴れするさま。

4 一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。

5.思ったとおりである。好ましい。

6.風流だ。趣が深い。

これらの感情を味わいたいから見ます。

アニメや映画やドラマを人が作るのは、
人が感情を感じたいことを知っていて、

自分のメッセージを届けたいからです。

メッセージを伝えるのに、あえて虚構の世界を作る理由は、
その方がメッセージが伝わりやすくなるからです。

ドスレートに言われても、なかなか人は認めにくいのです。
頭でわかっていても、正論が受け入れられないってことありますよね?

でも、アニメや映画やドラマなら、客観視してみれるので、
理解でき気づきを得れたり、学べるのです。

またアニメや映画やドラマのようにストーリー仕立てにすると、
印象が深くなるため、記憶に残りやすくなります。

だから、人は昔から伝えたいことをストーリーにして、
伝えてきたのです。

伝記は、どの世界にもありちゃんと違う時代に引き継がれています。

ストーリーが伝わる証拠です。

行動しないの壁を突破する

人は、面倒くさがりです。

理由は、脳や身体を動かすことは、疲れるからです。

だから、行動しないようにできています。

そんな行動したくない人を動かすのにもコピーライティングが
活かすことができます。

簡便性を伝える

根底が面倒くさがりなので、簡単で便利なことが人は大好きです。

手っ取り早くできることをアピールしましょう。

緊急性を伝える

時間に余裕があるほど、人はやらない選択を取ります。

締切がないと動けないのです。

なので、期限を設けて今じゃないといけないと緊急性を
伝えて行動させるように仕向けないといけません。

先回りする

商品を購入してもらいたいなら、先回りすることが大事です。

商品を紹介する時になって、

なぜこの商品はいいのか、買わないとどんなデメリットがあるかなど
話されても、販売したいがために言っているように聞こえてしまいます。

なので、あらかじめ伝えて、買いたい気持ちや考えに導いておくことが
人を動かすコツです。

経済的メリットを伝える

商品やサービスには支払いがつきものなので、
買うことによって得られるメリットを感じないと、

買いません。

なので、買うことのメリットを伝えて理解してもらわないといけません。

競合商品との差を作る

どうせ、商品やサービスを買うのなら、
失敗したくないし、より良い買い物をしたいと思っています。

だから、競合商品があるなら、それと比べて良いものを
利用したいと思うのが合理的です。

商品を購入して欲しいなら、競合商品に負けないものを作り、
それを伝えて理解されるようにしましょう。

時間、時期、タイミングを合わせる

お金がない時、忙しい時などは、商品を紹介されても、
今はタイミングじゃないと断ってしまうことがありますよね?

相手も買いやすいタイミングと買いにくいタイミングがあるので、
一人一人を知るのは難しいにしても、ターゲットの属性を知り、

情報を集め、買ってもらいやすいタイミングを合わせれるように
しましょう。

家族や友達からの反対意見に備える

人が行動しない理由は、当事者だけにある訳ではありません。

周りの人からの進言によって買わないことを選択する人もいます。

なので、周りの人たちの声に備えて、それを聞き入れることが
ほんとうにプラスになるのかを考えさせる頭を作っておかないといけません。

家族や友人からの声を盲目的に信じないようさせることができたら、
あとはあなたの商品の価値が伝わっていてプラスに思っているなら
商品を購入する決断をしてくれるはずです。

人や商品などへの信頼度を上げる

取材を受けたり、出版したり、お客さんからみて権威になる人から
お墨付きの言葉をもらったりすることで、

人や商品の信頼度を上げることができます。

信頼度が上がれば買ってみたいと相手から行動したいように
させることができるので、信頼度を上げれることは、

どんどん取り組んでいきましょう。

実績、評判、成果を見せる

資格、賞、年数、件数等、実績になるものは、
写真や動画にして見せましょう。

また、お客さんの声、レビュー、ビフォーアフターなども見せると
信用性が上がりお客さんも買いやすくなります。

買い物は失敗したくないと思っているので、
安心できるようにしてあげることで、
行動を取りやすくさせることができます。

論理的に納得させる文章術の型

人に行動を取らせたいなら、論理と感情の両方で導かないといけません。

まず、論理的に納得させるには、

PREP法と呼ばれる型で文章を書きましょう。

PREP法

PREP法とは、

・「Point(結論)」
・「Reason(理由/根拠)」
・「Example(具体例/実例)」
・「Point(結論)」

の順で書く文章作成術のことで、
各パーツの頭文字から名付けられています。

結論を先に話し、その理由や根拠を伝え、
具体例や実例を見せます。

そして、最後に再び結論で締めくくることで
納得させることができます。

感情に訴えて共感してもらい行動を導く文章術の型

新PASONA(パソナ)の法則、QUESTフォーミュラ、神話の法則など
商品やサービスが売れる型があります。

詳細はこちらで解説しているので参考にしてください。
売るためのセールステンプレート

最後まで読んでもらえて売れる文章術(コピーライティング)が習得できるオススメな3つの上達方法

写経

最後まで読んでもらえて売れる文章を書いている人の文章を
書き写すことで、

言い回しや構成、強い言葉を知ることができて、
同じように上達することができます。

最後まで読んでもらえて売れる文章を書いている人を知らない場合は、
ベストセラー書や通販でずっと販売されているレターなどを素材に
書き写していくといいです。

書き写すのは、時間がかかりますが、タイピングより手書きの方が
頭に入りやすく残りやすいので、オススメです。

手直ししてもらう

最後まで読ませて売れる文章が書ける人に、
自分が書いた文章を手直ししてもらうのが、

一番上達への近道です。

どこが悪かったのか一発でわかります。

スワイプファイルの収集

最後まで読ませて売れる文章を書いている人の素材収集しましょう。

その参考にするレターなどを集めたファイルのことを
スワイプファイルと言います。

優れたスワイプファイルを持っているほど、
読ませて売れるレターを早く書くことができるようになります。

まとめ

結局、人を動かすのは、言葉なんです。

だから、言葉を自由自在に使うことができたら、
最後まで読ませて販売することができるようになります。

コピーライティングは、YouTubeで稼ぐのはもちろん
あらゆるところで役に立つので、

しっかり勉強して実践して磨いていけるようにしましょう。