教える系YouTuberの仕事はクライアントを成功に導くことです。
結果が上がるノウハウを教えていても指導しているクライアントの
結果が上がらなければ、中身のある仕事をしてるとは言えません。
YouTubeなら無料で視聴できますしね。
教えていることをクライアントが正しく理解し、
行動できるようにするまでが指導者の役割です。
なので、教え方を磨くのも、指導者の務めです。
成果が上がらないことをクライアント(コンサル生/受講生)のせいにするのは、
指導者として劣っていると自分で言っているようなものです。
ということで、今回は、クライアント(コンサル生/受講生)が
成長し結果が上がる教え方のコツを解説していきます。
クライアント(コンサル生/受講生)が結果を出せば、
口コミや評判も上がり、クライアントが別のクライアントを呼んでくれるようになるので、
集客も不要になってきます。
なので、お互いにプラスしかありません。
指導する力も身につけてクライアントを確実に成功させれるように
やっていきましょう!
教えるとは何か?
知識やスキルなどを相手に身につけさせるように導くことです。
YouTubeでのコンテンツ動画に関しては、無料で視聴できるものになるので、
身につけさせるように導くことだけでいいですが、
クライアントとしてお金をもらっている場合は、
保証まではしなくてもいいですが、結果を上げることには、
こだわってほしいものです。
結局、実績が評判にもなりますしね。
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる教え方の本質
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる
教え方とそうでない教え方にはどのような違いがあるかと言うと、
教える側が3つのことを区別して、教えているかどうかです。
結果が上がる教え方をしている指導者は、
・知識
・技術
・心構え
の3つのことを必ず分けて教えています。
知識が欠けていると、誤った行動をしてしまうし、
技術が欠けていると、正確にできないし、
心構えが欠けていると、知識や技術を活かすことができません。
だから、3つに分けて教える必要があります。
知識とは
知識とは、情報で知っていることです。
結果を上げるには、知っているだけではできません。
知っていても、できないことは多いからです。
だから、知識があるだけでは、全く意味がありません。
知識は何のためにインプットするのかと言うと、
できるようにするためです。
技術とは
技術とは、できることです。
技術は、知識によって支えられていると言えます。
なぜなら、知識がないとできないからです。
心構えとは
心構えとは、物事に対処する心の用意のことです。
心構えは、知識や技術をよりよく使うためのものです。
例えば、スポーツなら、自分の能力を疑ったり自信のない人が
最大限のパフォーマンスを発揮できると思いますか?
自分の知識や技術を活用するには、心の状態も密接に関係してくるのです。
だから、心構えも整えないといけません。
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる知識を教えるコツ
知識を効果的に吸収してもらうための教える手順
知識を効果的に吸収してもらうには、
教える順番があります。
1.動機付け
2.説明する
3.テスト
で進めていくと、クライアント(コンサル生/受講生)は、
モチベーション高い状態で学べ、知識を自分のものにできます。
1.動機付け
動機付けは、受け手のモチベーションを上げるために行います。
知識を得ることによって、いつどんなことが可能になるのか
伝えてあげましょう。
受け手は、得られる利益が明確な方が真剣に取り組み集中できるので
最初に知識を説明する前に伝えることが大事です。
知識を得ることが、デメリットの回避になるものであれば、
伝えましょう。
人によっては、デメリットの回避の方がモチベーションになる人も
いるからです。
例えば、お金を稼ぎたい動機が、やりたいことをやるために
稼ぎたいのではなくて、将来、生活苦になるのが嫌だから
稼ぎたいなど。
2.説明する
クライアント(コンサル生/受講生)が理解しやすくなるように、
全体像から話すようにしましょう。
最初に大枠を話すことで、なぜ、この知識を今知る必要があるのか
(知識が技術にどう繋がるのがわかる)が
わかるため、目的意識を持って勉強ができます。
全体像を話し終えたらそれぞれの部分を詳細に伝えていきましょう。
伝える際には、結論を先に伝えてその後に理由や根拠を
具体例を示すと、納得感が増します。
説明し終えたあとは、まとめてあげて復習し、
最後は、学ぶ順番あるいはやる順番を伝えて
スモールステップで行動に移させましょう。
1.全体像を話す
2.詳細を話す
3.結論から伝え、理由と根拠を具体例を示して話す
4.まとめて復習させる
5.スモールステップで最初にすることを伝える
3.テスト
一度、教えたので受け手は既に理解したと思うのは、
指導者として都合が良すぎます。
ほんとに理解できたのか?記憶に残せたかを
確認しないといけません。
テストすることで、受け手も自分自身の状態を客観的に
知れるので、
模試試験のようにテストを行いましょう。
テストの方法は、
Wordで問題を作って受け手にやってもらうか、
SkypeやZoomで口頭で質問し確認していくかで測定しましょう。
たとえ話
内容が難しいことは、たとえ話を使ってわかりやすく
解説することが大事です。
またたとえ話をする時は、相手が知っていることをたとえにしないと
全く意味がないので、
誰でも知っていることでたとえを作るようにしましょう。
話し方
SkypeやZoomを使って指導する場合、
モニターの上部に視線が来るようにしましょう。
イメージとしては、リアルで人と会って話しているように
相手と視線を合わせることです。
視線が合うことで見られている感がして集中できるし、
話が頭に入っていきやすいです。
原稿を用意したものを下に視線を落としながら読むことはやめましょう。
オンラインであればモニターを複数用意すれば、レジュメをモニターに移すことが
できるので、それで対応した方がましです。
話すスピードに関しては、早すぎたり、遅すぎたりしないように
しましょう。録音したものと他のYouTuberさんが話しているのを比べて
確認するといいでしょう。
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる技術を教えるコツ
技術を効果的に吸収してもらうための教える手順
技術を効果的に吸収してもらうには、
教える順番があります。
1.動機付け
2.やってみせる
3.全体像を話す
4.言って聞かせる
5.させてみる
6.褒める
7.テスト
で進めていくと、クライアント(コンサル生/受講生)は、
モチベーション高い状態で取り組み、技術を自分のものにできます。
1.動機付け
技術を教える時も知識を教える時と同じで
動機付けを先に行いましょう。
2.全体像を話す
ゴールを達成するためには、どういう技術を習得すべきなのかを
あらかじめ伝えて、技術をなぜ習得すべきなのかを十分に理解させます。
全体像を先に話しておけば、細部がどうつながっているのかを
理解しやすいので応用力も身に着けることができるようになります。
3.やってみせる
どのようにやるのか一連の流れや動きを止めずに
最初から最後まで実演してみせます。
ここでは、解説をせずにシンプルに動作をざっくり
頭に掴んでもらうことをします。
先に一通り見せておくことで、細部がイメージしやすくなります。
話の内容と同じで全体像がわかっていると、次に何をするのか、
何のためにするのかかわかっているので、細かいところに注意を
払えるようになります。
4.言って聞かせる
一連の流れや動きを見せたら、考え方や注意点や細かい動作のコツを
解説しましょう。
教える側はとにかく感覚的にやっていることも
言語化して、なぜそうやった方がいいのか理由や根拠を示せるようにしましょう。
失敗しがちなパターンなどもあるようであれば、
先に伝えるのもありです。
ただし、あれもこれも言っていたら混乱するので、
最初は伝える内容をコントロールした方が習得してもらいやすいです。
どちらにせよ、教えたことをいきなり完璧にできる訳ではないので、
フィードバックしながら、完成度を高めていく過程で説明を加えていきましょう。
5.させてみる
動作を見せて解説を終えたら、同じように全部をさせるのではなく、
やることを細かく分けたのを、一つづつ実際にさせてみましょう。
6.褒める
最初は、させたことを必ずチェックしてあげるようにしましょう。
そして、良いところは褒めて、悪いところがあれば、
改善するためのポイントを伝えましょう。
フィードバックを伝える際は、一度にたくさん言っても
改善できないし、こんがらがるので、
重要なところから多くても3つまでに絞るようにして、
それができたら、また伝えてレベルアップしていくようにしましょう。
7.テスト
教えてから自分で練習をさせた後は、知識を教える時の順番と
同じように、最後は、テストしましょう。
テストの方法は、
ZoomやSkypeを通して、画面を映してもらい、
動作を確認したり、やりながら考えているところを質問して、
考え方に間違いがないかをチエックしていきしょう。
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる心構えを整えるコツ
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる心構えとは
何かと言うと、
自ら考え、前向きに行動できるようになることです。
人は元々は赤ちゃんを見ていたらわかりやすいですが、
好奇心を持って自発的に行動する生き物です。
それが、失敗や評価や経験によってできなくなってしまいます。
それを元通りに整えてあげるのが、指導者の役割です。
心構えは教えるというものではなく、気づかせて整えてあげる
イメージを持っておいてください。
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる心構えを整えるための指導者のスキル
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる
心構えを整えるには、指導者は、
傾聴と質問で相手に大事なことを気づかせる必要があります。
心構えは、教えられてできるものではないからです。
*傾聴とは、相手の話を相手の立場に立って、
相手の気持ちに共感しながら理解しようとする聴き方です。
相手の話を善悪で評価したり、好き嫌いの評価を入れずに聴くことが大事で、
相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、
その背景に肯定的な関心を持って聴きます。
また聴く姿勢によって相手が話したいと思う気持ちが変わるので、
相手の目を見て興味があるように思ってもらえるように表情を作ります。
あいづちを打つことも話しやすくなるので、言葉や頷きを入れてください。
傾聴のコツ
あいづちのコツは、
相手のペースに合わせることと、相手が喜ぶ反応をすることです。
相手の気持ちに寄り添うようにあいづちを打てば、
より共感してもらいやすくなります。
共感してもらえれば、こちらの話を聴いてもらいやすくなります。
あいづちの理解や驚きや共感などリアクション豊かに
見せれるように、言葉や表情のレパートリーを増やす努力をしましょう。
・はい/ええ/なるほど/うん
・ええー/そうなんですか/
・わかります/私も同じ気持ちです
・相手の言葉を繰り返す→しんどかったと相手が言ったのを、しんどかっただねと伝え返す
・要約して伝えなおす→要約することで理解してくれていることが伝わる
・気持ちに寄り添う→相手が感じている気持ちを代弁する/辛かったんだね
質問のコツ
質問の方法は、2種類あります。
・オープンクエスチョン
・クローズドクエスチョン
オープンクエスチョンは、自由に答えられる質問で
クローズドクエスチョンは、はい、いいえのように答えが限られている質問です。
クローズドクエスチョンだけだと話が広がらないし、
相手の言葉で話してもらえないので、オープンクエスチョンと両方を
組み合わせて質問をしましょう。
クローズドクエスチョンは、答えやすいので、答えやすいところから
はいってそこから質問を掘り下げる形でオープンクエスチョンを使うといいです。
オープンクエスチョンを使う際ですが、なぜ?は必要以上に
使わないようにすることと使う時に注意しましょう。
なぜ?は、理由を聞くので、繰り返されたり使い方によっては、
尋問を受けているかのように詰められているように感じてしまうからです。
そうなると相手は答えづらくなってくるのでよくありません。
なぜを使いたい時は、主語を相手にするのではなくて問題にして
何を使うと良いです。
例えば、
なぜ、(あなたは)できないのですか?と聞くのではなくて、
◯○ができないのは何が原因だと思いますか?と聞いてください。
雑談
雑談をすることがクライアント(コンサル生/受講生)が
成長し結果が上がる心構えを整えるのにどう関係があるかと言うと、
話を素直に聴いてもらえるようになること、つまり信頼関係を結べることに
あります。
心構えは、相手に重要だと気づかせる必要がありますが、
・相手のことが嫌い
・相手のことが苦手
だと思われていたら、なかなか話すことに耳を傾けてもらうことが
できません。
なので、最初は信頼関係を作ることが必要で
信頼関係を作るには、コミュニケーションを深めることで、
雑談が取っ掛かりに良いのです。
相手に話をさせてはこちらも話して、自己開示をお互いにして
共感し合い信頼関係を築いていきます。
そうすると、好きになってもらえ言葉が相手に届きやすくなります。
憧れる存在になる
クライアント(コンサル生/受講生)から憧れる存在になれば、
背中を見てもらえます。
背中を見てもらえば、いい手本として真似をしてもらえます。
真似をしてもらえば、あなたができていて結果を上げているのなら、
同じようにいい結果が出るはずです。
自分が直接的に関わってなくても、親の背中を見るように
人は、学ぶ人の背中を見ているので、
憧れるようになりましょう。
間違っても教えていることと反対の自分ではいないようにしてください。
言っていることとやっていることが違うと思われたら、
尊敬は失われるし、話を聴いてもらえなくなります。
結果が上がる考え方をインストールしてもらう
教えている分野で結果が上げている人が考えている共通の考え方と
言うのがあります。
それを受け手に伝え、身につけてもらうようにすることも
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる心構えを整える
のに大事なことです。
理念、マインドセット、クレドのようなものです。
文章化して伝えれるようにしましょう。
コーチング(自発的行動を促進するコミュニケーション)
相手の意識を高めるコーチングを教えます。
1.課題の設定
2.原因の推定
4.解決策の立案
5.解決策の具体化
1.課題の設定
ゴールを達成するために、何が今の自分の課題となるのか
相手に質問することで考え意識させるようにしましょう。
クライアントは部下でないので、課題を無理に与えたりは
できないし、指導者側が設定するよりも受け手が自分で決める方が
結果は上がりやすいので、質問して自分で決めさせるようにしましょう。
2.原因の推定
課題を達成することにおいて、何が原因となっているかを
考えさせましょう。
課題と原因が因果関係に結びついていないように
感じたら、修正してあげましょう。
指導者は質問を受け手にすることによって、
思考の拡大をしてあげることが大事です。
3.解決策の立案
原因を追求したら、次は、解決策は何かを聞きましょう。
4.解決策の具体化
解決策を出させたら、どんどん具体的に何をして何を始めるのかを
質問して明確にしていきましょう。
量質転化
量を積み重ねることで質が向上することを伝えましょう。
効率を求めすぎて、行動することを蔑ろにする人も多いので、
心構えを整えておく必要があります。
継続こそ力なり
正しい知識と正しい行動をやっていても、すぐに結果が現れるとは
限りません。
なので、継続することが大切であることを伝えましょう。
失敗に対する解釈
うまくできないことで自分を責めたり、ネガティヴに感じてしまう
人がいます。
そうなると、モチベーションが下がるし自信もなくなっていきます。
そのような状態でやっても、結果は上がりにくくなります。
良い状態で行動することが大事なので、失敗に対する解釈を
変えることの重要性を気づかせましょう。
根拠のない自信
うまくやれる自信がないと悩む人も多いです。
自信がない状態で取り組んでもうまくいかないので、
自信を持たせる必要がありますが、
自信に理由や根拠を求めててもいつまでも自信はつきません。
なので、自信に根拠はいらないことを伝えましょう。
それでも納得がいかない人は、自分との小さな約束を守ることで
自己肯定を高めることをして自信をつけさせましょう。
小さな約束は絶対に守れることで、絶対に守れることを守っていることを
自己認識させて、自分はできると思わせていくことが自信の形成になります。
素直さ
何を話しても、反発したり受け入れないのであれば、
効果は出ない一方になるので、
反発することの意味、やらないことの意味があるのかを質問し
気づかせましょう。そのうえで素直であることの意味を質問してみましょう。
守破離は結果を上げるのに大事なことは、昔から言われています。
叱らない
叱って正したいことが改善されたら、それは強制されたということです。
強制に持続性はないので叱ることで正すことは
やめましょう。
それよりも褒めて動機を高めてあげることの方が良いです。
自分の頭で考える
現代人は、正解病の人が多いです。
正解病とは、正解が必ずあるものと考え、
答えを最初から求めてしまうことです。
正解を求めて他人に教えてもらうことばかりを考えている人は、
自分の頭で考えることを放棄してしまいます。
マニュアル人間、ロボットであれば応用が効かなくなるので
自分の頭で考えることの重要性を理解してもらいましょう。
どのようにうまく思考するのかを教えてあげるといいです。
反復
人は忘れる生き物なので、学習効果を高めるには、
復習が必要であることを伝えましょう。
学び方
知識や技術を学ぶ時、
・読む
・聴く
・見る
の動作をしますが、この3つの力がそもそも欠けていれば、
吸収率が悪くなるので、
どうやったら、深く読めるのか、深く聴けるのか、
見落としなく見れるのかを教えましょう。
教えるYouTuberのタイプ別指導のコツ
教える側も教えられる側も、性格のタイプが違います。
それぞれ、得手不得手(えてふえて)あるので、自分と相手のことを
理解したうえでできる限りの対応をしていきましょう。
タイプ理論(ソーシャルスタイル理論)
ソーシャルスタイル理論とは、
1968年にアメリカの心理学者であるデビッド・メリル氏が
提唱したコミュニケーションの理論です。
人の言動を*4つのスタイルに分けて分析し、
・感情を抑える/意見を出す
・感情を出す/意見を出す
・意見を聞く/感情を出す
・意見を聞く/感情を抑える
相手が望ましいと感じる対応を探し、選択する方法として活用されています。
4つのスタイルの分け方は、
縦軸を感情、横軸を意見、にして強弱で分類します。
タイプ理論は、クライアント(コンサル生/受講生)を指導する際にも
有効なので解説します。
感情を抑える/意見を出す
一言で言うと、合理主義な人です。
・合理的に考えて、目標達成を目指します。
・口数が少なく感情表現が苦手です。
・行動するまでは遅いですが、一度行動したら早く負けず嫌いです。
・プロセスよりも結果を重視するので手段は問わない傾向があります。
感情を抑える/意見を出す 指導者は、
無駄なことや効率が悪いことが嫌いなので、コミュニケーションが
少なくなりがちです。自分の価値観を軸に相手に合わせない人が多いため、
相手に冷たいイメージを与えやすいのです。
なので、コミュニケーションを意識して取ることと、
話す言葉や表情が暗くなったり、怒っているように思われないように
しましょう。
感情を抑える/意見を出す クライアントは、
理解力や要点を掴むのは優れていますが、
やる目的がはっきりしないと行動に移さないので
数字やデータや根拠を示して解説しましょう。
感情を出す/意見を出す
一言で言うと、昔のリーダーです。
・みんなから注目されることを好みます。
・明るくて表情も豊かなので友人が多い傾向があります。
・新しいことやトレンドに敏感で積極的に何かにチャレンジしている。
感情を出す/意見を出す 指導者は、
直感型であるため、たとえ話や言葉に表現するのがうまいです。
ただし、論理立てて話すのが苦手な傾向にあるので、数字、理由、
根拠を伝え忘れないようにしましょう。
またテンションが上がると、話が脱線したり、飛躍しすぎたり
話しすぎたりする傾向があります。
相手に話をさせずに自分が話してしまうことがあるので、
聴くことにも気を配ってください。
感情を出す/意見を出す クライアントは、
動きは早いものの、行動が適当であったり、大事ところを
抜かすことがあるので、その点は注意深くフォローしていきましょう。
また飽きっぽく集中力が持続しないので、褒めて伸ばしていきましょう。
意見を聞く/感情を出す
一言で言うと、いい人です。
・みんなの気持ちをくみ取って会話ができます。
・話すよりも聞くことが得意で周囲の気持ちに敏感で
自分が注目されるよりも全体の調和を重視します。
・感情が表情に出やすい傾向があります。
意見を聞く/感情を出す 指導者は、
人当たりがいいがために、はっきり言わないので、
説得力が欠けてしまいがちなので、言い切る言葉を使えるように
なりましょう。
またフィードバックは、甘くなりすぎなのと、
教える時間が長くなりがちなので、
バランスを意識しましょう。
意見を聞く/感情を出す クライアントは、
言われたことを素直に聴いて取り組んでくれますが、
周りと協調する性格であるため、
自分の頭で考えたり意見を述べたりする力が弱い傾向にあるので、
その点を改善していけるようにコーチングしていきましょう。
意見を聞く/感情を抑える
一言で言うと、評論家です。
・データを重視して分析するのが得意です。
・感情は表情に表れず、話すよりも聞くことが多いです。
意見を聞く/感情を抑える 指導者は、
説明が細かく長くなりがちなので、相手のタイプに合わせれるようにしましょう。
また、分析好きなので、なんでも分析しようして相手を不快にさせたり、
素直に聴けないので傾聴を心がけるようにしてください。
意見を聞く/感情を抑える クライアントは、
考えすぎたり、リスクを気にして行動するまでが遅いので
急かさないながらも、行動して学びとることの方が大事であることを
伝えていきましょう。
4タイプの相性
4つのタイプのそれぞれの相性ですが、
基本は、教える側と教えられる側が同じタイプであれば、
相性は良いと考えてください。
反対に感覚の違いのために相性が悪くなってしまうタイプがあるため
解説とアドバイスをします。
感情を抑える/意見を出す タイプの先生
感情を抑える/意見を出す 先生と相性が悪い傾向にあるのは、
・意見を聞く/感情を出す
・感情を出す/意見を出す
のタイプのクライアントです。
・意見を聞く/感情を出す クライアントと合わないところは、
クライアントは先生と親しくなりたいと思っているのに、
先生は、会話は手短に済ませて無駄に話したくないと思っているので
気持ちが相容れないところが、クラアントは先生に嫌われていると
思ってしまったりします。
・感情を出す/意見を出す クライアントと合わないところは、
先生がクライアントのことを苦手に思うことが多くあります。
クライアントは、自分の考えや意見を主張するものの
感覚的であるため、論理の先生から言うと理解ができません。
コミュニケーション不足のまま自分の考えだけをシンプルに
伝えてしまい反発にあいしんどくなります。
相手と心を交わしてから指導していけるかが鍵になります。
感情を出す/意見を出す タイプの先生
感情を出す/意見を出す タイプの先生 と相性が悪い傾向にあるのは、
・感情を抑える/意見を出す
・意見を聞く/感情を抑える
のタイプのクライアントです。
・感情を抑える/意見を出す クライアントと合わないところは、
テンションと指導内容や指導方法です。
先生は明るく快活ですが、クライアントは、
合理主義者なので、喋りはしたくないと思っています。
またクライアントは、根拠やデータがないと納得できないのに対して
先生は感覚的で判断するので、先生の解説に腑に落ちないように
感じてしまいます。
・意見を聞く/感情を抑える クライアントと合わないところは、
先生はクライアントが物静かでリアクションが薄いので
テンションが上がりにくく、クライアントも先生のことをうるさいように
思うことがあるのでその場合は、相性が悪くなります。
意見を聞く/感情を出す タイプの先生
意見を聞く/感情を出す タイプの先生 と相性が悪い傾向にあるのは、
・意見を聞く/感情を抑える
・感情を抑える/意見を出す
のタイプのクライアントです。
・意見を聞く/感情を抑えるクライアントと合わないところは、
先生は親身になって指導しようとしますが、リーダーシップに
欠けるため、
クライアントを動かすことが難しくなります。
クライアントは、物静かで自分のことを話そうとしないし、
相談せず、自分1人でやろうとするので、距離が生まれてしまいがちです。
・感情を抑える/意見を出すクライアントと合わないところは、
右脳派と左脳派になるしお互いの価値観が違うので、
先生が話してくれる内容を理解するのが難しなってしまいます。
意見を聞く/感情を抑える タイプの先生
意見を聞く/感情を抑える タイプの先生 と相性が悪い傾向にあるのは、
・意見を聞く/感情を出す
・感情を出す/意見を出す
のタイプのクライアントです。
・意見を聞く/感情を出す タイプ のクライアント合わないところは、
クライアントが話すことをすぐに先生に分析されて、
話をちゃんともらえないことに不満を覚えられてしまいます。
・感情を出す/意見を出す タイプのクライアント合わないところは、
先生は評論家タイプで行動するより考える方が先の人で
クライアントは、考えるより行動する方が先の人なので、
指導方法の進め方で合わず衝突してしまうことがあります。
クライアントのタイプを知って指導を変えるのが先生なので、
クライアントに合わさせるのではなく、先生がクライアントに合わせつつ、
やってほしいことはきちんと言えるようにしましょう。
VAK
VAKとは、神経言語プログラミングの心理学の用語で、
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感のことを言います。
Vは、 VISUALの略で「視覚」
Aは、 AUDITORYの略で「聴覚」
Kは、KINESTICの略で触覚/味覚/嗅覚を含む「身体感覚」の
3つに区分しています。
人は、この世の中を五感で認識していて、
人それぞれ得意な器官があるので、合わせて話してあげると、
より伝わりやすくなります。
例えば、「視覚」の器官が強い人は、
目から入る情報が記憶に残ったりイメージしやすいので、
図や絵を解説する時に多用したり、視覚でイメージさせる言葉や
たとえを使って表現すると、理解してもらいやすくなります。
・絵/図
・動画
・海と言えば、白い砂浜、青い海という視覚情報を表す言葉
「聴覚」の器官が強い人は、耳から聞こえる情報が心象を残すので、
音声教材を使用したり、聴覚で感じさせる言葉や音を使って表現すると
わかりやすいと思ってもらえます。
・サウンド(効果音/ジングル)/音楽
・MP3(音声)
・海と言えば、波の音、風の音という視覚情報を表す言葉
「身体感覚」の器官が強い人は、
身体が感じる情報に反応するので、Liveで一緒に運動して学んだり、
身体感覚で伝わる言葉を使って表現すると、腑に落ちてもらいやすくなります。
・体験
・Live
・海と言えば、海が冷たくて気持ちいい。砂浜の砂がサラサラして癒される。
男女
男女の違いについては、こちらを参照してください。
→
まとめ
クライアント(コンサル生/受講生)が成長し結果が上がる教え方のコツを
解説しました。
結果を上げてもらうには、コツがたくさんあることを理解してもらえたと
思います。
ノウハウだけでなく、教え方そのものも悪ければ結果は
上がらないので、
指導者として教え方も磨いていきましょう。
教え方がうまくなれば、クライアントの結果は早く大きくなるし、
なにより信頼され評判も上がり慕われるようになります。
クライアントに喜ばれるので先生冥利に尽きます。
ぜひ、良い先生になってください。