教える系YouTuberにとって商品やサービスを通して
あるいは動画でのコンテンツで説明は欠かせません。

そこで説明の仕方が悪ければ、成果は上がらないし、
視聴者さんであれば、動画をもう二度と視聴してもらえなくなります。
クライアント(コンサル生/受講生)であれば、説明の仕方が悪いがために
質問を多数されることになるし、満足度も下がります。

なので、教える系YouTuberは、視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の
成果が上がる説明をしなければなりません。

成果が上がる説明とはどうするのか?

販売や営業の経験がない、部下に指導の経験がない場合、
人を指導して成果を上げることそのものをしたことがないはずです。

だから、視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の
成果を上げる「説明」の方法がわからないのは、無理がありません。

だって人を育てたことがない訳ですから。

なので、視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の
成果を上げる「説明」の極意を教えます。

成果を上げる説明をできるようになれば、
教育YouTuberは評価され、どんどん人気になれますよ。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる「説明」とは?

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の
成果を上げる「説明」とは、

話を聴いている途中にも関わらず、今すぐ動き出したい
衝動に駆られる状態を作り出し、
行動が正しいもので継続してできるようにすることです。

そのために必要となるのが、

・説明の順番
・わかりやすさ
・説得力

の3つになります。

詳細に解説していきましょう。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる「説明の順番」とは?

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる「説明の順番」は、

1.利益
2.結論
3.理由/根拠
4.具体例
5.まとめ/背中を押す

の順番で構成されます。

順番に解説していきましょう。

1.利益

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の
成果を上げるのに、最初にすべきことは、

行動する動機を強化することです。

何のためにするのか?が理解できていなければ、
問題意識を持てないし、

自分ごととして受け止めていないと人は本気でやれません。

なので、最初に受け手にとって利益になることを伝えて
その後の説明を聴きたいと思う体制を整えることが重要です。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の
成果を上げるには、説明の中身だけでなく、

説明の順番にも気を配らないといけないと言うことです。

2.結論

利益を伝えて自分ごととして考えてもらえたら、
次は説明する内容の結論を伝えましょう。

終わりにではなく最初に結論を言う理由は、
本筋を迷わせなくするためと、

聴くモチベーションを高めるためです。

結論を聴いて、それを手に入れたい、
なぜそうなるのか気になったのであれば、
続きが知りたくなりますよね?

つまり、結論を先に伝えることで集中力を持続させることが
できるようになります。

現代人は、忙しいし誘惑になるものが
たくさんあるので、集中力を乱されやすいです。

なので、集中力を受け手に委ねるのではなく、
こちらから集中力を持たせるように働きかけましょう。

集中力を持たせるには、最初だけでなく、所々の仕掛けが必要に
なります。

アニメや映画のシナリオは一辺倒ではないですよね?

山あり谷ありを作っているから、ハラハラ、ドキドキが大きくなります。
ずっと平坦であれば退屈だし、ずっと緊張状態であれば疲れるし、
慣れてきては飽きてしまうことにもなります。

なので、スポット毎にメリハリを効かせてます。
説明するのに利益やモチベーションを高める仕掛けを用意するのも同じ
理由からです。

ありきたりな結論であれば、面白くないので、興味を持たれません。
惹きを持たれるような結論を用意しましょう。

常識の反対やスケールが大きいことは、強烈なフックになります。

(例)

・ダイエットしたいなら、食事制限をやめましょう

3.理由/根拠

結論を伝えたら、次は、その結論を導いた根拠や理由を
説明しましょう。

根拠や理由が説得力の欠くものであれば、
信頼を失ってすべて水の泡となってしまうので、

興味を惹かせたいがために嘘や誇大メッセージは作らないように
注意してください。

4.具体例

根拠や理由で納得させたら、あとは、具体例を示して
やり方を伝えましょう。

具体例でわかりやすく伝えることで、正しい行動ができるようになります。

5.まとめ/背中を押す

最後に話を整理して、最初に取り組むことを伝えて
背中を押してあげましょう。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる「説得力がある説明」とは?

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる
「説明の順番」で、

理由や根拠を説明する箇所がありますが、
ここで求められるのは、説得力です。

説得力がある説明をするのに必要なことは、5つあります。

1.数字

数字を使うことで、不明確であったことが明確にでき、
測定できるようになります。

比較もしやすくなるので、理由や根拠を示しやすくなります。

2.データ/アンケート調査

信頼できる情報機関のデータやアンケート調査など、
情報を集めて分析した結果は、客観性を持っているため
理由や根拠を示す証拠にもなります。

3.有識者や有名人の言葉

数字やデータなどの客観性のあるものだけが、理由や根拠を
示すものではありません。

主観的なものでも、権威があれば人はその情報を信用してしまいます。

有識者や有名人であるだけで、わたしたちは信用してしまう
ことが言われています。

なので、CMや広告には、誰か知らない人よりも、
芸能人が多く使われるのです。

4.具体的

具体的であればあるほど、本人が経験しないことには
話せないものなので、具体的な情報には信頼度があります。

5.相手の事実で話す

相手を説得するには、相手の事実が何であるかを知っていないと
説得ができません。

なので、相手の事実を先に知ってから相手に合わせることを
覚えましょう。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる「わかりやすい説明」とは?

理由や根拠あるいは具体例を話すのに、
わかりにくい説明であれば、

集中が落ちて誤った理解をされて間違った行動をされるかもしれません。
間違った行動をしていたら、結果は上がらないし、
結果が上がらなければモチベーションも落ちてきます。

そうなると、悪のスパイラルに入ってしまい、
なかなか抜け出せなくなります。

なので、わかりやすい説明が重要です。

わかりやすい説明をするには、7つのコツがあります。

絵で浮かぶようにする

説明を聴くと、頭の中が絵で浮かぶようであれば、
それは、イメージしやすい説明をしている証拠です。

人はイメージできないことをすることは難しいので、
絵で浮かぶように説明してあげることはとても重要です。

焦点を絞る

大事な要点がありすぎると、結局、何が大事で何をすればいいのか
わからなくなり、記憶にも残らなくなるので、

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げたいなら、
説明することを、絞ることです。

絞って伝えて、やらせて、できてから新しいことを伝えていくようにしましょう。

たとえ

たとえを使って、比較したり、相手が知っていることで表現しなおすと、
わかりやすくなります。

専門用語や難しい概念は、受け手が知っていることで
説明しなおしましょう。

簡単

人は、わかりやすいものが好きです。

このことを認知容易性と言います。

説明をわかりやすくするには、単純なわかりやすさも重要で、

・PDFなど読む教材なら、読みやすさ、見やすさ
・音声教材なら、聞き取りやすさ
・動画教材なら、見やすさ、聞きやすさ、

に配慮すべきです。

・PDF教材は、文字の大きさ、行間、重要語句のカラー文字、
太字などもうまく活用し、読みやすさや見やすさを意識しましょう。

・音声教材なら、マイクで声をしっかり拾えているかの確認をして
マイクの位置やマイクそのものの性能の高いものを使ったり、
静かな環境で録ることをしたりなどして、BGMと声のバランスなど
工夫して聞き取りやすさをアップさせましょう。


・動画教材なら、テロップを見やすく、言葉を一瞬で理解できる
文字数や言葉を考えたり、音声教材と同様にマイクやBGMも調整しましょう。

他にも、やること自体が複雑でなくシンプルで簡単にすることも、
わかりやすさを作ります。(動作をステップ化したりなど)

グラフや図を使う

グラフや図など絵にして見せることも
新たななわかりやすさを生み出します。

言葉だけでなく他の視覚情報も活かしましょう。

レベルを合わせる

相手のレベルに合わせた説明をすることも
わかりやすさを作ります。

初心者さんには、初心者さん用に
中級者さんには、中級者さん用に
上級者さんには、上級者さん用に

合わせることで、わかりやすくできます。

具体と抽象

具体化することだけがわかりやすさを伝えることではありません。

抽象化して、他のことに例えたり、一般化することで
理解しやすくなることもあります。

具体的な話したら、次は、抽象化して話す、次はまた具体的な
例を示して一般化した話をしてといった感じで、片方からでなく、
両方から説明しましょう。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる「説明」の心構え

想い

いくら成果があるノウハウで問題なく説明をしても、
伝える人に情熱や想いがなければ、

受け手には、届くものが弱くなってしまいます。

なので、伝える方もエネルギー高い人であること、
伝える時には、エネルギー高く伝えることが大事です。

信じる

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)を信じて、
説明することが大事です。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)を信じず、
成果を疑っていては、出る結果も出なくなってしまいます。

相手によって信じる、信じないを区別しないようにしましょう。

どんな人にも可能性があります。

事実と所感を区別する

事実と感想は区別して話しましょう。

感想を事実として話してそれが間違っていて相手にバレた時、
信頼を一気に失くしてしまいます。

自分が発言した内容は忘れがちですが、習う方は真剣に聴いているため、
覚えているものなので、適当な発言はしないようにしましょう。

行動させるために説明する

説明することの意味をインプットさせることと認識していたら、
それは、大きな間違いです。

説明してインプットをさせても、視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の
成果を上がらないです。

成果を上げるには、アウトプットさせることしかありません。

なので、説明する際には、必ず行動させることをゴールにして
逆算して説明する内容を組み立てましょう。

その時に大事なのは、ベネフィットを伝えることです。

商品やサービスの説明にありがちなのは、

メリットを話すことです。

メリットとは長所や特徴ですね。
りんごであれば、◯◯産、◯糖度です。

ライバル商品が少なかったりするのであれば、
メリットを伝えることは、希少性や価値を伝えることになりますが、

同じような商品がたくさんある場合においては、
たとえメリットに差ががあったとしても、

大きな差別化にはなりません。

差別化したいなら、ベネフィットである
利益を伝えないといけません。

・りんごを食べることでどんな感情が満たされるのか?
・贈答用なら相手がりんごを食べてどんな感情を思ってもらえるのか?
・りんごを美味しく味わえるには、味覚だけではありません。
りんごが生まれたストーリーを話すことで、信頼や共感やこだわりを
感じてもらえ、りんごの価値が高まります。
・りんごジュースにピッタリ合うりんごと言ってりんごが欲しい人の
求められている要望に合わせたり

など、人がりんごを求めている理由は様々なので、
その人に合わせた利益を得られる商品開発をしてたり、説明をすれば、
私が求めていたりんごとなり、購入してもらうことができます。

相手を動かすには、相手の利益になることを説明することを
忘れないでください。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる「説明」のスキル(技術)

傾聴力

話すことだけが、視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の
成果を上げる「説明」ではありません。

聴いてもらえる状態を先に作ることも説明のスキルです。

相手に話を聴いてもらうには、こちらから先に相手の話を
しっかり聴くことです。

信頼と共感を得てから、説明する方が話に集中してもらえるし、
しっかり行動してもらえるようになります。

前提を合わせる

前提が違うと、いくら説明しても理解は進みません。

なので、勘違いされそうな話や難しい話は、
最初に前提を説明して、相手と合わせる必要があります。

例えば、成功という言葉一つにとってみても、

金銭的成功(お金を稼ぐこと)が成功だと思う人もいれば、
精神的成功(心が自由で悩むことがない)が成功だと思う人もいます。

成功の条件という前提を合わせていないと、
話が噛み合いません。

だから、最初に前提に合わせる確認をしておかないといけないのです。

フレームワーク

説明をするには、その前にフレームワークで考え、
説明することを整理して相手に伝わりやすくすることが大事です。

思いついたことをただその場で話していくのではなくて、
相手が理解しやすいようにまた相手が行動できるよう話を組み立てて
説明することが、

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる「説明」だからです。

説明するのに使えるフレームワークは、

・演繹法
・帰納法
・MECE(ミーシー)
・SMARTの法則

MECEとは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略で、
漏れなく重複なく物事を考えるための手法です。

SMARTの法則とは、

・Specific(具体的であること)
・Measurable(計測できること)
・Achievable(達成できること)
・Realistic(現実的であること)
・Time-related(期限があること)

の頭文字から取られた略で、計画や目標を効果的に達成する、
または目標への到達度を客観的に判断するために使います。

言葉力

人を動かすのは、言葉だし、説明するのも言葉が必要です。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の
成果を上げる「説明」には、

・惹かれる言葉
・理解しやすい言葉(たとえ)

を探し、語彙を広げ独自な視点で選べるようになることです。

言葉のセンスを磨ければ、必然と注目されるようになります。

まとめ

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる
「説明」の極意を解説しました。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げれば、
評判は上がり、口コミも広がっていきます。

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)には、感謝され
周りも自分も幸せになれます。

なので、

視聴者さんやクライアント(コンサル生/受講生)の成果を上げる
「説明」を磨き続け、たくさんの成功者を生み出してあげてください。