YouTubeの視聴者さんに商品を販売したいなら、
見込み客のLINEやメールを取得して、

直接情報を送れる手段を持たないといけません。

それには、登録してもらうためのウェブページが必要です。

それがなく、ただ単に登録フォームだけを送っても、
なかなかアカウントは登録してくれません。

なぜなら、人はメリットが見えないと行動したがらないからです。

そのメリットをわかりやすく伝えることができ、
登録も簡単に行えるのが、

集客のためのウェブページです。

集客のウェブページに見込み客が登録したくなるような
文章を書くことができれば、

アカウントに登録してくれる人はどんどん増えます。

ということで、今回は、リストが取れるウェブページの
書き方を教えます。

リスト取得(集客)のためのウェブページ=ランディングページ

LINEやアドレスを登録してもらうウェブページのことを、
ランディングページと言います。

ちなみにランディングページには、2種類あって

・販売用
・集客用

があります。

アドレスやLINEを登録してもらうためのランディングページは、
見込み客を集めるために行うものなので、

集客用になります。

販売するには、まず集客が不可欠で、
YouTubeの視聴者さんから見込み客を抽出しなくてはなりません。

それをせずに、興味のない人にまでセールスをしてしまうと、
将来ファンになるかもしれない人まで嫌われてしまうことになるので、

集客用ランディングページで今、興味のある人だけに来てもらうことをします。

リスト取得(集客)のためのランディングページと販売のためのランディングページの違い

リスト取得用(集客用)のランディングページと販売用のランディングページは、
行動をしてもらうことは同じですが、

目的が変わるため別物になるので違いを解説します。

長さ

リスト取得用(集客用)のランディングページは、
販売用のランディングページと違って長々と書きません。

理由は、販売する訳ではなく、無料で登録してもらうためのものなので、
説得する材料が少なくていいからです。

基本、人は長い文章を好まないし、できれば読みたくないと思っているので、
内容を伝えれるのであれば、短ければ短いほど良いです。

特徴を詳しく話さない

販売用のランディングページでは、

FABの法則に沿って、

・特徴
・メリット
・ベネフィット

の3つを話しますが、

リスト取得用のランディングページでは、

特徴や理由を細かに話しません。

獲得したい見込み客が欲しがっているメリットとベネフィットを
キャッチコピーにして惹きつけ、

そのまま登録を促す方が登録してもらえるからです。

見込み客に好奇心を持たせ、見込み客が欲しがっている利益が
手に入ることを伝えることができれば、十分です。

反応が上がるリスト取得用(集客用)のランディングページを作るポイントとは?

前に話した通り、リスト取得用(集客用)のランディングページは、
販売用のランディングページと違って、

購入してもらう訳ではなく、無料で登録してもらうためのものなので、
お客さんは、マイナスになることや失敗することがないので、

購入する時と違って、比較検討に時間をかけません。

ファーストインプレッションや一瞬の感情で気軽に判断します。

なので、短い文章で伝えることがベストです。

短い文章であれば、作成するのに負担は減ります。

だから、よりターゲットに合わせたリスト取得用(集客用)の
ランディングページを複数作りましょう。

ターゲットを広く選定したもの1種類と、狭く選定したもの2種類の
3種類は最低用意しましょう。

例えば、ダイエットのコーチをしているのなら、

狭い方は、自分が専門にしている足つぼダイエット自体に
そもそも興味がある人に向けて刺さる内容にして、

広い方は、健康的に痩せたいと思っている人に向けて刺さる内容にして

集客しましょう。

お客さんの得たい結果に対して、それを手に入れることができることを
約束した集客用ランディングページを作れば、登録してもらえます。

お客さんは結果を望んでいて、その結果を手に入れれるのなら、
手段は、正直なんだって良いのです。

なので、あなたの提供できるものがお客さんが考える手段と違っても、
結果を提供できれば、それを理解してもらえれば、

集客用ランディングページに登録してもらえ、商品も購入してもらえることになります。

お客さんが考える手段が、知識や情報がなく、
狭くなっていて知らないことも多いので、

なので、ターゲットを広くした集客用ランディングページをきっかけに
興味をもってもらうことが有効なのです。

販売用のランディングページは、長文になり、
書くのに時間も労力もかかるので、ターゲットに合わせて書くのは、
非効率ですが、

集客用のランディングページでは、それができるので、
ターゲットに合わせて複数作りましょう。

そして、そのターゲットに合わせて人が集まるところに
集客用ページを設置しましょう。

YouTubeで集客するなら、広いターゲット層が検索するキーワードや
興味をもっているテーマでコンテンツを作って、

概要欄などに集客用ページを設置しましょう。

TwitterやINSTAで集客する場合は、
同じように広いターゲット層が関心のあることをつぶやき、

新しいフォロワーさんを増やすようにしましょう。

効率良く、リスト取得用(集客用)のランディングページを作るポイントは、

まず狭いところから集客していくことです。

狭いところからリスト取得できるようになったら、
広いところに手を出していきましょう。

狭いところで十分に見込み客がいてリスト取得できるなら、
広いところには手を出さなくていいです。

狭すぎて見込み客が少ない場合に限り、広げていくようにしましょう。

基本的に、ターゲットを狭くするほど、集客用のランディングページの
反応率は上がるし、間口を狭めている分、リスト取得は減りますが、
購入してくれる率(成約率)も上がります。

つまり、作業効率が良くなります。

ターゲットを広くするほど、集客用のランディングページの反応率は
下がるし、購入率も下がります。ただし、パイが大きくなっているので、
人数は変わらない、狭めているよりも人数は増えます。

であれば、広くする方がメリットがあるように思われますが、

広くするほど、集客用のコンテンツの作成に時間と労力がかかります。
そのうえ、ライバルが増え競争も激しくなるので、

集客するコンテンツのレベルやSEOなどが難しくなります。

広告で集客した場合は、コンテンツの作成には時間がかからないので、
1リスト取得にかかるお金と1リストから稼げる金額とに、

利益が見込まれるなら、広くリストを取ることも積極的にしていきましょう。

反応が上がるリスト取得用(集客用)のランディングページを書く順番とポイント

ヘッドコピー

ヘッドコピーに合わせた画像を選び、キャッチコピーを書きましょう。

リスト取得用(集客用)のランディングページは、

簡潔なメリットを話し、ベネフィットに訴えかける
わかりやすい内容にしましょう。

考えさせる話は不要です。

サブヘッドコピー

ヘッドコピーの補足をしながらも、興味を惹きつける言葉を
多様して書きましょう。

ファーストビューで登録ボタンを入れる

ヘッドコピーとサブヘッドコピーでベネフィットを話して、欲しいと思ってもらい
そのまますぐに登録してもらえるようにしましょう。

そのためには、ファーストビューの画面で登録ボタンを
設置することです。

鉄は熱いうちに打てという言葉のように、欲しいと思わせた時に
すぐに動いてもらえるようにすることが大事です。

ボディコピー

ベネフィットが手に入る理由を簡潔に話していきましょう。

登録してくれた人の声、登録してくれた人の結果

販売用のランディングページのように、声やお客さんの実績を
紹介しましょう。

まだお客さんの実績がない人は自分の実績を語りましょう。

お客さんの声やお客さんの結果があるなら、
自分の実績は抑えめでいいです。

お客さんの声やお客さんの結果が疑いようのない事実だし
お客さん自身が知りたいことだからです。

登録ボタン

登録ボタンを再度、設けて終わりです。

LINEやアドレスを登録してもらうには、
相手が望んでいるベネフィット(利益)を与えることを
約束することですが、

もう少し具体的に話すと、

・通信講座によるノウハウの提供
・PDFや動画によるダウンロード

を伝えて登録してもらうように言いましょう。

シンプルに言うと、魅力的なプレゼントを用意することで、
魚はたくさん集まってくれ釣れるということです。

魚が嫌いな餌だと集まらないし、餌が針だと見え見えであれば
釣れないので、本物を用意しましょう。

反応が上がるリスト取得(集客用)のランディングページに使える心理学

ザイオンスの法則(単純接触効果)

ザイオンスの法則とは、

人は、何度も会ったり、何度も見たり、何度も聞いたりすると、
つまり、接触回数が増えるほど、回数に応じて好感度が上がることがあります。

リスト取得(集客用)のランディングページは、無料なので、
何度も使いまわして紹介しても問題ありません。

最初に見た時に登録してくれなかった人も、
切り口を変えて伝えることで、必要性を感じてもらったり、

ザイオンスの法則で興味が高まったりして
登録してくれることもあるからです。

返報性の法則

返報性の法則とは、相手から受けた好意などに対し
「お返し」をしたいと感じる心理のことを言います。

リスト取得(集客用)のランディングページへの登録を無料にして
有料級のプレゼントをあげるのは、

この返報性の法則に働いてもらうためです。

・スーパーでの試食
・無料見積もり
・無料相談
・ウォーターサーバーのくじ引きのプレゼント
・小売店でのハガキ持参でプレゼント配布

などもそうで、色んなビジネスで利用されています。

ウィンザー効果

ウィンザー効果とは、発信者の情報よりも、
第三者が発信して間接的に伝わる情報の方が信頼性が高まる
という心理的のことを言います。

なので、口コミやレビューを人は参考にして商品を選びます。

リスト取得(集客用)のランディングページに登録者の声や結果を
載せるのは、このウィンザー効果を狙って信用度を高めるためです。

バーナム効果

バーナム効果とは誰にでも当てはまるような曖昧な記述や発言を見聞きした際に
「自分のことをずばりと言い当てている」と思ってしまう心理のことを言います。

リスト取得(集客用)のランディングページでの使い方としては、
ブレット(・)を用いて、ターゲットに私のことだと思わせるのに
使います。

例えば、ビジネスのコンサルティングを販売していて、
ターゲットを副業を始めたいと思っている人とした場合、

・自分の力でお金を稼ぎたいと思っている人
・お金がなくて困っている人
・老後に不安を覚えている人

といった感じで、副業を始めたいと考えている人なら、
誰でも思うことを書いて、

バーナム効果を働かせます。

そうすると、ターゲットは、自分ごと化して、
話をより聞きたくなります。

バンドワゴン効果

多数の人が支持している物事に対してよりいっそう支持が高くなる現象
のことを言います。

・全米が泣いた
・当店の人気No.1商品です
・1秒に○個売れています!
・多くの人に選ばれて40年
・○○ランキング第1位!只今在庫復活しました!

などの文章を見たことはないですか?

これもバンドワゴン効果を狙ってのことです。

みんなが認めているものや人気であるものは、
盲目的に、正しい、間違っていない、と思ってしまいます。

なので、受賞歴や実績をアピールすることが効果が上がります。

カリギュラ効果

禁止されると余計にやりたくなる心理効果のことを言います。

リスト取得(集客用)のランディングページでは、
ヘッドコピーに使うと

注意を引けます。

例えば、ウエイトトレーニングで鍛えたいと思っている人に、
ウエイトトレーニングはするな!というキャッチコピーを見たら、
どう思うでしょうか?

えっなんで?って気になりますよね?

カリギュラ効果で気にならせて、文章を読ませて、
ウエイトトレーニングは、独学でやっても、
身体を痛めやすく思った以上に鍛えられないことを話し

そういうやり方はやめて、
ちゃんと指導者をつけてのウエイトトレーニングをしましょうと言えば、

ウエイトトレーニングに興味がある人に購入してもらえるようになります。

カリギュラ効果で否定しますが、実際は、一部否定をしただけで、
完全否定はせずに関連する別のことを肯定し、

その方がベストであることを伝え、選んでもらうように誘導します。

あるいは、ウエイトトレーニングはするな!と言って、
その言葉の通り、ウエイトトレーニングが良くないことを説明し、

水泳でのトレーニングを誘導して、自分の販売したい商品を
選んでもらうようにすることもできます。

ただし、ウエイトトレーニングに興味のある人を違うトレーニングに誘導するには、
難易度が上がることと、説得しないといけないため、

リスト取得(集客用)のランディングページには不向きです。

やるなら、トレンドや常識となっていることを否定して、
新しい提案をしましょう。                                                                                       

反応が上がるリスト取得(集客用)のランディングページを簡単に作れるツール

反応が上がるリスト取得(集客用)のランディングページを簡単に作れるツールは、
販売用のランディングページの記事で紹介しているので、
こちらで確認してください。

ランディングページ作成用のツール

反応が上がるリスト取得(集客用)のランディングページのデザインとは?

反応が上がるリスト取得(集客用)のランディングページを作りたいなら、
文章だけでなく、

デザインも反応が上がるものにしないともったないです。
反応が上がるリスト取得(集客用)のランディングページのデザインを
知りたい人はこちらを参照してください。

集まるランディングページのデザインの作り方

リスト取得(集客用)のランディングページの改善をするには?

自分の感覚で、ランディングページを修正するのは
よくありません。

何を変えて、どう変わったのか、わからなくなるからです。

ちゃんと事実に従って改善していくには、
数字で計れるようにしないといけません。

それには、ABテストと呼ばれる方法をすることです。

詳細はこちらで解説しているので確認してください。

ランディングページを改善し成約率を高める方法

まとめ

販売用のランディングページと集客用のランディングページの違いが
わかってもらえたと思います。

一色単にして作っている人も多いですが、そうすると、
コンバージョン率が落ちます。

集客用のランディングページは集客用ランディングページに
適している書き方があるので、

本記事で解説したように書くことをしてください。

集客用ランディングページができれば、リストが集まってきます。

リストが集まれば、もう半分以上は稼げたものです。

引き続き学び実践を続けてください。