あなたのYouTubeには、ファンがついていますか?

ファンがいれば、動画を投稿すれば必ず視聴してくれるし、
商品やサービスを販売しても購入してくれます。

だから、YouTuberにとってファンは、非常にありがたい存在で
YouTubeを続けていくのに必要不可欠な存在です。

一見さんや新規さんだけでは、安定してやっていけないので、
視聴者さんをファンに変えることが大事です。

今回は、ファンになってもらう方法を教えます。

ファンとは?

ファンとは、辞書から意味を引っ張ると、
特定の人物や事象に対する支持者や愛好者のことを言います。

・視聴をたくさんしてくれる人
・商品やサービスを買ってくれる人
・好きだと言ってくれる人

辞書的意味からするとどれもファンに値しますが、
そして、どれもがありがたい存在ですが、

YouTuberにとってほんとうのファンとはいったいどんな人でしょうか?

今、考えてみてください。

YouTuberにとって、ほんとうのファンとは、

次を待ち望んでいる人です。

例えば、あなたが歌い手YouTuberで、
視聴者さんが、3年前の歌を聴いてくれています。

しかし、それ以降の歌は聴いてくれていない場合は、

ファンと言えるでしょうか?

視聴者さんの立場で言うと、
最近の歌は聴いていない=好きではないということなので、

YouTuberは好きではあるけど、ファンではないと思っているかもしれないし、
最近の曲は聴いてないけどファンだと思っている場合もあります。

後者の視聴者さん自身がファンだと思っている場合ですが、
YouTuberの立場からすると、この視聴者さんは、

ファンだと言えるでしょうか?

最近の歌、今の歌を聴いてくれなくて、未来も聴いてくれないようであれば、
いくら本人ファンだと思っていても、

YouTuber側すると、ファンとはやっぱり言えないです。

つまり、ほんとうのファンとは、未来もわたって
相思相愛であることが重要なんです。

次の動画を楽しみに待ち望んでいていくれる、
商品やサービスを一度買ってくれた人は、
また新しい商品やサービスを販売してくれることを期待している

ことがほんとうのファンで証です。

相思相愛の関係を作り、いかに関係構築し続けるかが
鍵になります。

なぜファンが必要なのか?ファンになってもらえるとどんなメリットがあるのか?

あなたがYouTubeに新しい動画を投稿する度、
毎回、新しい人しか視聴してくれなければ、どうなりますか?

ジリ貧になってくるのがわかりますよね?

日本には、2021年で1億2557万人いますが、
当たり前ですが、

好き嫌いあるし、YouTubeを知らない人やパソコンや
スマホを持っていない人もいます。

なので、全ての人が見てくれることなんてありえません。

人数も限られているので、ある程度、視聴してくれる天井があります。

その状況で、新規の人だけしか視聴してくれなくなったら、
新しく視聴してくれる人は枯れていなくなります。

だから、ファンを作らないといけないのです。

ファンができたら、毎回バズるような流行る動画が投稿できなくても、
視聴はされるし、

商品やサービスを買ってくれて収益が増えます。

つまりYouTuberとして収入を得ていくのに、
労力や負担を減らすことができます。

しかも、後でまた話しますが、ファンを作れると、
そのファンが新しいファンを呼んできてくれます。

どんどん拡大していける流れを作ることができるのです。

YouTubeで稼ぐのは、ビジネスと同じで、
ファンを増やすことにあるのです。

ファンを増やせないと、収益は逼迫して、ビジネスを続けることが
できなくなります。

だから、ファンを増やし続けれるようにしないといけないのです。

ファンになってもらうには?

人は、いきなりファンになることはありません。
最初はみんな、一視聴者です。

だから、まず知ってもらうことがSTARTです。

YouTuberが大勢いる中、自分のことを知ってもらうには、
差別化が重要です。

他の人と違うことを示すものを作り、それをアピールしないといけません。

コンセプトやブランドを築き上げることは、
より多くの人に知ってもらえることになります。

知ってもらった後にまた視聴したいと思わせるには、
一番最初に提供したコンテンツの価値で決まります。

なので、最初のうちは特にですが、コンテンツに手を抜いてはいけません。

コンテンツにより価値を感じてもらい、与えたい感情を、
視聴者さんに与えることができたら、

満足してもらえ、次も期待されるようになります。

そうやって次回の行動をさせるのです。

繰り返して視聴を続けてもらうことで、好意を持ってもらい、
いつの間にか、なくてはならない存在になっていきます。

ちなみに、商品やサービスは、この状態になって信頼された時に
はじめて購入しても良いと思うようになります。

しかし、購入してもらっただけでは、何度も言っている通り、
ファンとは言えません。

購入した商品やサービスが良くないと感じられた場合、
次はなくなり、視聴もされなくなるからです。

購入してもらった後も、変わらずに満足させる必要があるのです。

だから、良い商品やサービスを作らないといけません。
サービスを販売したら、丁寧なアフタフォローも忘れてはいけませんし、

次回の期待も裏切らないように新しい商品やサービスの開発をしないといけないし、
ファン予備軍の人の声も聴いて活かさなくはなりません。

物余りで情報も大量にあるこの時代では、コンテンツや商品やサービスを
作っては届けるだけでは、

ファンはできません。

作ったら売れるの製品時代は、ファンのことを考えなくて
新しいことだけをやっていれば良かったですが、

今は、ファンを大事にしないと稼ぐことはできません。

ターゲットを最大公約数に設定した後に視聴してもらった人、
商品やサービスを購入してもらった人をファンに育てていけるかが、

この時代に稼ぎ続けれるポイントになります。

ファン化させ、つなぎとどめるテクニック

ファンに育て、ファンとして長くいてもらうためのテクニックを教えます。

らしさと新しさ

ファンは常にあなたらしさを求めています。一方で新しさも求めています。

しかし、らしさと新しさを追い求めようとすると、
らしさが失われたり、ずっと同じであったりして、

迷走あるいは停滞してしまいます。

なぜなら、相反するものでもあるからです。

ですが、あなたらしさが何かわかっていれば、
新しい方向性にチャレンジした結果、

なんか違うなと修正でき、原点に立ち返ることができます。

核となるものを持っていて、それが何なのかを理解していれば、
新しいチャレンジをしても、その中でまたあなたらしさを表現できます。

また全く新しいあなたも見つけて、それをファンに
理解され喜ばれるかもしれません。

なので、新しいチャレンジも続けることをしてください。

情緒的価値と生活価値

情緒的価値とは?を話す前にわかりやすいように、
機能的価値を先に話します。

機能的価値とは、スペックによってのもたらせる
便利さや利益です。

吉野家は、早くて、安くて、美味しいが、
機能的価値です。

それに対して情緒的価値とは、商品やサービスから
得られる心理的効用です。

スターバックスは、第三の場所(サードプレイス)が、
情緒的価値です。

サードプレイスとは、
家庭とも職場とも違う人々が気軽に集うことができる場所です。

スタバの売りは、コーヒーだけでなく、
居心地の良さが売りなのです。

機能的価値は、競争がつきもので、移り変わりが早いです。

なので、機能的価値で、ファンになってもらい、ファンでい続けて
もらうことは難しいです。

なので、情緒的価値を上げることをしてください。

熱狂的なファンがいる企業は、情緒的価値が必ずあり、
それが魅力的です。

生活価値とは、ライフスタイルなどにもたらす充足感です。
自己実現価値とも言います。

利用者のライフスタイルや生活をいい方向に変える、
人生に入り込む価値です。

スタバで香りあるコーヒーを堪能し良い接客を受け、
その空間でリラックスできることは、

英気を養うことにもなるし、そこでの作業は捗り、
良いアイデアも浮かぶ場所です。

スタバは、情緒的価値だけでなく、生活価値も提供してくれているのです。

情緒的価値と生活価値は、ライバルには見えにくいものだし、
真似しにくいものです。

なので、ファンが集まり、ファンでい続けてくれるのです。

わかってくれているという感覚

わたしのことをわかってくれている、そう感じさせてくれる
商品やサービスは、

人をファンにさせます。

スペックに感動するのではなく、
そのスペックがあって、

できることに感動するのです。

そこを上手く伝えてくれる人と体験させてくれる人は、
貴重で、嬉しくなり、

応援したくなります。

みんなが好きだから、どう見られたいから、
ファンになる人は、そんなことを考えません。

純粋に自分が、その商品やサービスが好きだからです。
自分が嬉しかったからです。

嵐というグループが愛されてファンが多かったのは、
歌が応援歌でもあり、

わたしのことをわかってくれていると
思わせた人が多かったからです。

提供する相手にどれだけ寄り添えるかがファンを作るポイントになります。

欲しくなる時はいつか?タイミングを狙う

あなたの動画はどんな時に視聴者さんは見たくなりますか?
またあなたの商品やサービスはどんな時に欲しくなりますか?

欲しくなる時に提供できれば、わかってくれていると
感じさせることができます。

例えば、あなたが失恋した時、恋愛ソングが心にしみます。
それは、歌詞に共感したからです。

あなたが、会社での仕事と上司にストレスで心がボロボロになっている時、
同じような体験を過去にしてそれを乗り越えたことをYouTuberが
話してくれていたら、

あー同じだと、この人はこうやって乗り越えて今があるのか、
私も頑張ろうと元気や勇気をもらえるのです。

視聴者さんが求めている時に求めているものを提供できれば、
ファンになってもらえる確率が上がるのです。

なので、あなたが提供しているものは、いつ求められるものなのか
を考えてみましょう。

タイミングがわかれば、その時期、その時間帯、に動画を作り、
投稿できます。

そうすると、視聴される数も増えます。

思い出をつくる

ファンから見た応援対象者(YouTuber)は、人によれば、
友人のように思っていたり、家族のように思っていたり、
恋人のように思っていたりします。

人との関係を強くするのは、思い出であり、
一緒の時間を共有することです。

楽しみだけでなく、苦しみも、感情を多く共有したほど、
記憶に残ります。

その記憶が青春になり思い出となっていきます。

思い出を語れる人は仲間でかけがいのない存在です。

ファンと思い出を作れることをしましょう。

音楽アーティストがCDを販売するだけでなく、
Liveを行うのは、

思い出となる、体験を作れるからです。

体験、ことを一緒にできることはないかぜひ考えてみてください。

頻繁にできないなら、イベントとして、記念日として
実施しましょう。

普段のコミュニケーション

人と人との関係の濃さでファンになります。

自分(ファン)のことを思ってくれていない人は、
好きになれないし、好意も持てないです。

会話のキャッチボールをしてくれない人、近況など発信してくれない人に
興味を持てないし、

提供されるものがないと忘れていってしまうので、
普段からのコミュニケーションを大切にしましょう。

・今日の出来事を写真や文字で送る
・気づきを伝える
・商品やサービスがあるなら、使い方を解説する
・実績や体験、商品をアレンジした顧客の声などを紹介する
・ファンの声を受けて、やってみたことを伝える

些細なことでもいいので、コミュニケーションを取るように心がけましょう。

特別扱い

新規と常連が一緒の対応だったら、常連でいるメリットを感じないし、
大切にされている感じがしません。

だから、ファンは特別扱いされたいんです。

常連に特別扱いすることで新規の人が気分を悪くすることはありません。

むしろ、常連になれば、こんないいことがあるのかと思って、
常連になりたいと思うようになります。

特別扱いできるものやことを作りましょう。

・裏メニュー
・特別なプレゼント
・特別な割引
・優先権利
・常連さんだけのイベントへ招待

あなただから

特別扱いをする時に注意してもらいたいのが、

あなただけ、とすることです。

あなただけと言われるより、あなただからと言われる方が
嬉しくないですか?

差別されないまだファン未満の人も不快にさせないことが
大事です。

また人によって対応や差があると不公平感を感じてしまうことになるので、
線引や何をするのかを事前に決めておきましょう。

ファンであると自覚させる

ファンは人と人との関係であるので、既にある人間関係を
見るとわかりやすいのですが、

親友、恋人は、何をもってお互い認識するのでしょうか?

家族であれば、一緒に住んでいて顔を合わせいるし、戸籍として
記載があるし名前をもらい名乗っていること、顔や性格や行動が似ていること、

色んな情報から家族であると認識できますが、

親友や恋人はどうでしょうか?

片方が相手のことを一生の友、好きだといくら思っていても
伝えても、相手が同じように思っていなければ、

なりえません。

また思っているだけではなりえず、お互いが口に出して
伝えている状態でないといけないのです。

ファンも同じで、ファンであることを自覚させないといけないのです。

それには、応援される者(YouTuber)が視聴者さんに向かって
あなたは私のファンであると伝えないといけないのです。

アメリカの歌手のレディー・ガガは、ファンのことを
Littlemonster(リトルモンスター)と呼びます。

呼称はファンにファンと自覚させるのにも使えるので、
特にアーティストが多用しています。

ファンと自覚させるのは、応援される者(YouTuber)だけでないです。

自分の友達や家族や同僚などから、
○○のファンだよね?と言われて、自覚する場合もあります。

つまり他人からの比較によって、気付かされるのです。

人は逐一、自分が好きなことを、私はこれが好きだと
確認作業をしていないです。

なので、無自覚である人は多いのです。

自覚することによって、より好きだと実感して、
選ぶようになるので、自覚させる機会を作ることが大事です。

他人から本人にファンだと気づかせるには、
グッズも有効です。

名前の入ったものだと、○○が好きなんだと相手に伝わります。

写真なんかも伝わりやすいので、体験やことの機会も作るのも
良いでしょう。

ファンであることをアイデンティティにさせる

ファンに、ファンであることが良いイメージになるように
イメージ作りをしましょう。

そうすることで、ファンは、○○のファンであると宣言しやすくなります。

宣言させることができれば、ファンであることをより自覚させることができるし、
宣言したことにより周りに伝わるので、

他人にも自覚されることになり、影響を受けて、好きになってくれる人も
増える可能性があります。

ファンがファンを呼んできてくれるということです。

またファンにファンであることを誇りにさせることができれば、
ファン同士の結束も高まります。

一人で好きにさせない

応援される者にとって、ファンを一人に孤立させてはいけません。

なぜなら、ファンを辞めてしまうからです。

人なので、飽きがどうしてもあります。違う人や商品に目移りする時が
必ずあるのです。

そこに、同じファンの仲間がいれば、
連れ戻してくれるし、応援される者の素晴らしさを再認識させてくれるのです。

仲間を作らせるには?

ファン同士が仲良くなり繋がりを持つには、コミュニティを作ることです。

自分のファンクラブだけでなく、
ファンだけがやり取りして、応援される者は過度に干渉しない
コミュニティを設けることです。

コミュニティに属させることで、一人にさせないことができるし、
コミュニティ内を居心地良くしてあげることで、

コミュニティの仲間と離れたくないと思わせるのです。

そうすれば、ファンを辞めなくなります。

一期一会を作る

限定品、期間限定、記念品、記念日、一度だけの企画のイベントは、
一期一会を作れます。

一期一会は、ファンに行動させる理由を作れ、
行動しやすくさせます。

音楽アーティストの全国ツアーでのグッズ販売は、
各ドーム限定でその年の限定商品を販売されています。

その場に行かないともう二度と買えない訳です。

ファンであれば欲しくなりますよね?

一期一会の機会は、他に予定があったりしても調整して
参加しようと思わせてくれるし、商品も必要でなくても、
購入したいと思うものなのです。

自分に熱が冷めている時も、ファンの仲間から口実をつくってくれることも
あるので、背中を押す道具として、

一期一会の機会を作りましょう。

応援者(ファン)が必要なことを訴える

ファンに応援したい人(YouTuber)を自分が育ててあげている
感覚を持たせることは、非常に大事です。

人は自分が他人にやってあげることを感謝されたいし、
自分の好きなホスト、ホステス、あるいは、推しのAKBを
NO.1にしたい、上位にさせたいと思うのが人の心です。

恋心、親心のようなものです。

誰でも必要とされることが嬉しく、応援したことによる結果がわかると
応援のやりがいが生まれるので、

応援される人(YouTuber)は、ファンに必要であることを
呼びかけましょう。

感謝を述べる

ファンが必要であることの呼びかけ方は非常に重要です。

金づるみたいな捉え方をされると良くないので、
感謝を伝えることで、

あなたがいて、活動できること、を話しましょう。

感謝は伝えるだけでなく、企画としても行い、
ほんとに感謝していることをアピールしましょう。

またファンの声をフィードバックすることも
感謝を伝えていることと同じなので、

聴くことも積極的に行いましょう。

口コミを広げる

最後に口コミを広げてもらえる仕掛けを作りましょう。

口コミは、ファンが新しいファンを呼んできてくれる自動集客装置に
なります。

また口コミを書いてもらうことで、ファンである自覚を強化させることができるし、
気づけなかった魅力を違うファンから教えてもらい、さらに好きになって
もらうことができるため、一石二鳥です。

お菓子の明治のキノコの山とたけのこの里の、
どっちの方が美味しいかの投票による決着は、

SNSを毎回賑わせています。

投票によるランキング化や勝者、敗者はエンタメ性があって
面白いので、あなたにも何かできないかぜひ考えてみてください。

拡散させるには、可視化させることが大事で、
裏でコントロールしていないことが伝わると、

信憑性が上がり、口コミが広がります。

当たり前ですが、いいところを書いてもらう内容にしましょう。

サービスを提供して良い反応をもらえたら、アンケートを書いてもらい、
それを他のファンにもわかるように、

メルマガやブログやSNSで紹介したりするのも、
口コミを広げることになりますし、

グッズで欲しいと思わせる商品を作ることも口コミのきっかけになるし、
イベントで感動させるとそれを他の人に伝えたいと思うようになります。

あるいはサーポートでの対応がよけれが、それをファンが
SNSに投稿して、広まっりするので、

どんなことも一貫性をもってファンを大切にする行為を心がけましょう。

まとめ

ファンを作るメリットと、ファンに育て、ファンをやめさせないようにする
方法を解説しました。

これであなたもファンを作れ大事にすることができます。