YouTuberが稼ぐのに最も必要な人は誰でしょうか?

簡単ですね。大切なファンになります。

では、視聴者さんをファンに変えるのに
最も有効な方法は何でしょうか?

答えは、、、

コミュニティです。

コミュニティを作ることがあなた(YouTuber)の応援者を
増やすことになるんです。

YouTubeはコミュニティではないのか?そんな疑問を持たれる人も
いるかと思いますが、

YouTubeはコミュニティではありません。

YouTubeはYouTuberによる一方通行の発信場です。

Liveでのチャットや投稿後のコメント欄に関しては、
YouTuberとコミュニケーションを取ることはできますが、

YouTuberにとって視聴者さんは、不特定多数の中の
一人に変わりがありません。

しかし、コミュニティはそうではありません。
名前や顔は覚えてなくても、コミュニティの目的を共有できた
仲間としてコミュニティの中にいるメンバーとして
特定された状態で、接します。

コミュニティでは、そのように双方向にコミュニケーションが
取れるのです。

わかったようなでわからない感じだと思います。

なので、コミュニティとは何なのか?
コミュニティをどうやってYouTuberは活かせばいいのかを
解説します。

コミュニティとは?

人の集まりで、なんらかの目的を持って活動に関わる場のことを
言います。参加者同士が対等にコミュニケーションできるのも
コミュニティに備えられた特徴になります。

なぜ、YouTuberにコミュニティが必要なのか?

YouTuberにコミュニティが必要な理由は、

稼ぐのに、ファンが必要不可欠だからです。

そのファンである

人が特定の人のことを好きになるのには、

その人の魅力を知り、話したりなどコミュニケーションできる
機会があるからです。

関われない人に、人はファンにはなれないのです。

だから、YouTuberは、関われる機会を設ける必要があるんです。

その場が、コミュニティです。

YouTubeでの動画投稿は、視聴してくれる人たちに向けてやっていて
特定の個人のために動画を作り、

その人に向けてメッセージをしている訳ではありません。

それがコミュニティだと、誰なのかがわかった状態で
メッセージします。

コミュニティのメンバーも、コミュニティの中で
直接YouTuberに話しかけることができます。

双方向にコミュニケーションできる環境がコミュニティにはあり、
そのことで近い距離で触れ合えるので、人間関係が強化されやすく、

ファンになりたい、ファンとして応援したいという
感情が生まれるようになるのです。

コミュニティは、クローズド(誰彼なしに入れない承認が必要)で
特定の人の集まりなので、
顔が見えやすいし、参加者同士でもコミュニケーションを取りやすいです。

だから、自分の居場所を作りやすく、
楽しく、自分にとって必要な場所になりやすいです。

誰しも、自分の居場所が欲しいと思っているし、
他人と繋がれる場を持ちたいと思っています。

それは、孤独がつまらないことがわかっているからです。

孤独は寂しく辛いから、自分の価値観と合う人や楽しめる人と
一緒にいたいのです。

そうすることが幸せな感情を感じれるのです。

人は自分からコミュニティを求めるのです。

YouTuberにとってまさに願ったり叶ったりの機会が
コミュニティなのです。

熱量の高い自分だけのコミュニティができるとどんなメリットがあるのか?

・ファンが増えます
・ファンがファンを呼んで来てくれます
・再生回数が増えます
・再生回数が安定します
・商品やサービスの販売が簡単になります
・ファンがファンをやめなくなります
・コメント欄が盛り上がります
・応援してくれる人が増えます
・企業からオファー(案件)をもらえます

コミュニティとオンラインサロンの違いは?

よくたずねられるので違いを解説しておきます。

オンラインサロンは、コミュニティの中の運営方法の一つだと
解釈してもらうとわかりやすいです。

具体的には、月額制のクローズドのコミュニティで、
ファンクラブ的側面と共通の目的をもった人の
サークル活動的な側面を合わせたものになります。

有料であるので、会員さんには定期的にコンテンツを配布したり、
コミュニティ内で発信してコミュニケーションや
アドバイスなどをしてその対価して報酬をもらいます。

何かしらの価値を与える必要があり、オンラインサロンを続けて
参加してもらうには、当たり前ですが、

支払いお金以上の価値を与え続ける必要があります。

価値さえ与えることができたら、例えば、

参加者さん同士を繋ぐ場を作っていることだけでも、
価値を感じてもらえるのなら、
有料にして報酬をもらうことができます。

YouTuberがコミュニティをお金に換える戦略

コミュニティを無料にして信用や自分の良さを知ってもらうことで
人間関係の繋がりを強くして、その後に有料の商品やサービスを販売するのか、

販売などはせず、着実にファンを増やしながら、
コミュニティを活性化させ、そのファンたちに
ファン予備軍となる人を呼んできてもらうために
コミュニティを運営するか、

最初から有料でコミュニティを販売するかの、
3種類がコミュニティをマネタイズ(収益化)する戦略になります。

3種類をもう少し細かくポイントを伝えましょう。

完全無料コミュニティの戦略

完全無料でコミュニティを運営する目的は、

熱狂的なファンを一人でも多く作り、ファンからファンを
呼んできてもらうためにします。

コミュニティのメンバーが少なければ、収益になるのが、
かなり後になります。

なので、登録者数が多い人でない限り、完全無料でコミュニティを
運営するのは、非常に効率が悪くオススメしません。

ファンになってくれる予備軍の母数が多ければ、
コミュニティを作って、ファンになってもらい、
そこから波及して広がっていく可能性がありますが、

少なければ、それが形になって見えるのがかなり後になってくるので、
コミュニティを続けるモチベーションもしんどいと思います。

コミュニティ運営はそれなりに労力と時間もかかるので、
それだったら、動画を作ることに専念して登録者さんを純粋に
増やす方が労働対効果は高くなると思います。

有料の商品・サービスを売るための無料コミュニティの戦略

コミュニティは無料でするものの、
信頼してもらい、ファンになってもらった後に、

有料商品を紹介すれば、売り込みをせずに販売することができます。

そのためのコミュニティとして無料で運営するなら、
労働対効果はありますしオススメです。

この場合のコミュニティで大事なポイントは3つあります。

1つは、無料と有料の区別をちゃんとすることです。
2つは、無料でも価値を与え続ける必要があることです。
3つは、買わない人をぞんざいな扱いにしないことです。

それぞれ補足します。

1.無料と有料の区別

無料と有料の線引ができてないと、有料でお金を支払った人が
損したり、得に思わなかったりするので、

どこからどこまでの情報やサービスをするのか
あらかじめラインを決めて起きましょう。

コミュニティに参加される人も事前に内容も
伝えておくのがベストです。

そうしないと、無理な要望などをしてきてその度に断らないと
いけなくなるので、最初からできることできないことを説明して
おきましょう。

2.価値を与え続ける

無料だからと言って、自分がやりたい時にだけ、
コミュニティでの活動をしていたら、

コミュニティのメンバーは離れていってしまいます。

逆にファンを失うことになるので、やるんだったら、
中途半端にしないことが大事です。

価値を与え続けるから、信用が積み上がり、
ファンになってくれる人が増えます。

ファンになってくれるから商品やサービスは売れます。

このことを忘れないでください。

売り物で収益化するひとまずのゴールないと
運営するモチベーションも高まらない、維持ができないのも
本音だと思うので、

売り物をしっかり用意して、それが欲しくなるような
発信もコミュニティ内でしていきましょう。

また売り物は、無料コミュニティの中でアンケートを取ったり
要望を吸い取って商品化をしてください。

そうすれば、必ず売れるし喜ばれます。

無料コミュニティからの有料商品を販売する
コミュニティの注意点は、続けるためには、

販売する商品を常に作り続けないといけないこと、
あるいは継続課金商品を販売することか高額商品を販売することを
しないとメリットがなくなるので、

この3つのことをできるように運営していきましょう。

商品を作り続けるのはしんどいので、理想は、
有料版のコミュニティなど継続して課金できるものを販売するか、
高額の商品を販売して収益率を高めることをしましょう。

販売する商品は、時期を決めて定期的に行うと、
労働対効果を計算しやすいです。

3.買わない人を粗末にしない

無料コミュニティを運営する理由が有料商品を販売したい場合、
買わない人を不要に思う人もいるでしょう。

そう思って、ぞんざいに扱っていると、他の人も見ていているので
不愉快に感じます。差別することはやめましょう。

買わない人も対等にするのが、無料コミュニティです。

お金を払った人だけに対応が変わると、無料コミュニティが
販売の目的だけに運営されているように思われます。

そうなると、コミュニティで売れなくなってしまいます。

運営者側の目的として有料の商品を販売したい目的以上に
参加するメンバーの利益となること、その利益のために
やりたいと思えること、頑張れることをコミュニティでしましょう。

そうすれば、応援してもらえます。

有料コミュニティの戦略

私の一番のオススメは有料のコミュニティです。

無料のコミュニティの場合、コミュニティの目的などを
理解せずに参加される人もいるので、

どうしてもコミュニティの熱量が薄まってしまいます。

一人一人が目的を持って参加してくれやすい有料のコミュニティの
場合は、お金を支払っている痛みを感じているので、

その分、コンテンツの内容によっては変わりますが、
楽しもうとするし、真剣に学ぼうとします。

だから、コミュニティも活発化します。

運営する方も毎月お金が入ってくるので、モチベーションになるし、
ちゃんとやらないといけないとも思えるので、

有料コミュニティは、お互いにとってメリハリがつきやすいのです。

有料の金額設定ですが、人数がいる場合は少額でも額を上げれますが、
少ない場合は、額を上げれないので、その場合は、単価を上げることで
額をしっかり上げれるようにしましょう。

額を上げるには、価値の高い商品やサービスを提供することです。

コミュニティ作りの5つの基本

コミュニティの主催者として要となることと心構えを
5つにまとめました。

コミュニティの目的を明確にする

目的がないコミュニティに人は集まらないし、
コミュニティ内の熱量も高まることはありません。

また自分がやりたいことだけで、参加者が得られるものが
なければ、目的がないコミュニティと同じ結果になります。

なので、コミュニティの目的を明確にし、その目的を
実現しようとうする方向性で進め、参加者には、その過程で
参加者が得たいものを得られるようにしましょう。

人間力の向上

コミュニティは、人の集まりであるので、
コミュニティを盛んにするということは、

一人一人と人間関係を構築していくということです。

コミュニケーションを重要に考え、コミュニケーションを
大切にしていくことです。

では、コミュニケーションが上手い人で人間関係を構築できる人
とはどんな人でしょうか?

どんな人と繋がりたいと思いますか?

・信用、信頼できる人
・優しい人
・尊敬できる人
・真面目な人
・面白い人
・知識豊富な人
・刺激になる人
・尊敬できる人
・リーダーシップを発揮できる人
・協調できる人
・人の痛みができる人

人望がある人というのは、人間力が高い人と言えます。

だから、人間力を高めていくことがコミュニティの
存続と活性に必要だということです。

コミュニティだけでなく、ビジネスはもちろん、
プライベートも結局は、

人間力に行きつくものだと思います。

人間力の向上は、私たちの人生に必要なことであり、
幸せに直結することです。

傾聴力

人の話しをちゃんと聴ける人は、信頼されるし、
コミュニケーションが円滑にできるようになります。

聴けない人は、相手のことを理解できないし、相手からも
信用されないので、

聴く力が重要です。

人の話しを心と態度をもって聴けるようになりましょう。

自分一人でやらない

コミュニティの内容によりますが、一人でコミュニティの運営を
できるのは、せいぜい20人程度が限界です。

ちなみに、世界の学級の規模を調べてみると、
小学校で2 1・3人、中学校で2 2・9人だそうです。
(OECD加盟国における2017年の統計)

日本は、2020年の文部科学省の数字だと、
小学校23.37人・中学校27.42人で若干まだ世界と比べると
多いままです。(昔と比べたらだいぶ減ってきてはいますが。)

先生が一人一人の生徒と向き合える限界が、世界は、
20人程度と認識されています。

なので、コミュニティを大きくするためには、
自分以外の誰かに手助けをしてもらわないといけないのです。

具体的なことは、後で解説していきますが、自分一人で
コミュニティ運営をできるものではないことを覚えておいてください。

楽しむ

まず、自分が楽しめるものでないと続けていくことは
できません。

なので楽しめることをコミュニティですることです。

あなたがコミュニティでの活動を楽しんでできたら、
参加するメンバーも嬉しいです。

幸せはおすそ分けできるものだし、相手が楽しんでいる姿を
見ることで、周りも楽しくなります。

コミュニティは、参加するメンバーみんなの居場所作りになります。

ゆるいつながりから始めて、居心地の良さを追求していきましょう。

コミュニティでやることは、6種類から選ぶ

自分のやりたいことやできることは、どの種類にあたるのかを
考えてみてください。

プロジェクト型

みんなで共同して目的を達成するためのコミュニティで、
主催者は、プロジェクトリーダーとして全体を統括していきます。

ファンクラブ型

みんなとプロジェクトを組むことや人に教えることなどが
ない人は、ファンクラブ型を採用すると良いです。

入会金(なしでもOK)と月額金を頂いて、
活動を応援してくれるスポンサー(ファン)を募集します。

ただ、援助してもらうだけであれば、誰も応援してくれないので、
お金の援助をしてもらう変わりに、会員特典をあげます。

・会員証発行(アイドル系のYouTuberをしているなら作りましょう)
・記念品(自分がアイデアを活かして物を作りましょう)
・会員限定商品を購入できる権利(会員さんしか手に入れられないものを作りましょう)
・サイン色紙等のプレゼント
・会員限定のグループの招待(限定ブログやLINEグループなどで会員限定のコンテンツを届けましょう)
・イベントの優先販売、無料招待

など会員特典として、与えましょう。

サークル型

主催者の役割は、企画を練って場を作って上げることです。

サークル型では、主催者側から教えたりするノウハウを
持ってなくていいので、

ノウハウがない、自分を推してもらう分野でもない人は、
サークル型のコミュニティを作るといいでしょう。

サークル型は、イベント内容を工夫することで、
単価を上げることができます。

自分にノウハウや華がないのであれば、
誰かを呼んでくることで価値を上げることができます。

勉強型

知的好奇心を満たす勉強会をするコミュニティで
主催者側が教えます。

問題解決型

参加者の問題や困りごとを解決してあげるコミュニティです。

勉強型よりも単価を取れます。

売上UP型

ノウハウを教えて参加者のビジネスの売上をUPする
コミュニティで、一番単価を取れるコミュニティです。

コミュニティで提供する3つのネタ

コミュニティでは、3つのことを提供しましょう。

今やっていることに即したこと

YouTubeで動画を投稿している内容に即したことを
コミュニティでしましょう。

・動画の制作過程
・動画の目線を変えた風景
・YouTubeで普段やらない新しい企画
・参加者の要望を聞いた企画
・特別なノウハウの提供

新しい挑戦とその経験から得た気づきや学び

動画にまだしていない新しい挑戦の気づきや学びを
シェアしてくれるのは価値があります。

プライベート

どんなジャンルであっても、YouTuberであるあなたが
どんな日常を送っているのかを視聴者さんにとっては、

すごく気になることです。なので、プライベートなことを
見せたり話すことは需要があります。

アンケートの活用

コミュニティを運営するのに、アンケートは欠かせないので、
活用してください。

求めていることや潜在している感情に気づくことができます。

アンケートの活用のポイントは、

不匿名にする
プレゼントを用意する

ことです。

実名であれば、本音では書きにくい人もいるので、
誰が書いたのかわからないようにした方がいいです。

またアンケートは書くのは、手間です。
書くメリットがなければ、誰か意見を言うだろうと他人任せになるので、
個人のメリットが得られるようにプレゼントを、書いた人にあげると、

アンケートの回収率が圧倒的に高まります。

コミュニティのメンバーの結束を高める3つの方法

人数を減らす

コミュニティを活性化させたいなら、人数を減らすことも
大事です。

具体的には、グループを作り直すことです。

新たなグループという箱を用意し、参加を投げかけることによって
アクティブな人だけを抽出して、新しい場所に移すことができます。

このことによって人数に対してのアクティブ率が高くなるので、
コミュニティ内で発信してない人は目立つため、
自分も発信しようとなるのです。

コミュニティでの発信する人が増えれば増えるほど、発信しやすくなるので、
どんどん活性化していくという訳です。

オフラインの場を設ける

コミュニティをオンラインだけでするのではなく、
オフラインでの集まりを設けると、

一気に距離が縮まります。

やっぱり会って直接見て話すのは、価値があり、
受け取れる情報も多くなるので、刺激になります。

実名ではなくあだ名で呼ぶ

実名だと、色んな問題に差し支えがある場合があるので、
実名でない方が安心してコミュニティで活動ができます。

実名を使わない変わりにあだ名で呼び合うのですが、

そのあだ名は、自分の理想の姿を表現するあだ名をつけてほしいことと
普段使っているあだ名とは違う名前を付けてもらうと、

コミュニティ内の新しい自分を表現しやすくなるので、
おすすめです。

ビジネス系のコミュニティでは、理想の自分となることで、
脱皮できるキッカケになるし、

普段使っていないあだ名を使うことで、コミュニティで
新しい自分を演じれるし、名前に愛着を持ってもらえば、
コミュニティにも愛着を感じれるようになります。

コミュニティを活性化させる熱量の上げ方-5つのコツ-

コミュニティを活性化するには、5つのコツがあります。

接触頻度を増やす

心理学のザイオンス効果でも言われていることですが、

接触頻度を増やすことができたら、その人のことに
親近感を持てるようになります。

ただし、接触頻度が下がると、その気持ちも薄れていくので、
一定をキープできることの方がもっと大事です。

一時的に増やすのでははなく、継続して高くできることを
考えましょう。

コミュニティ内で自分がすることを自分でルール化し
守ることで維持できるようになります。

自分がコミュニティ内で発信していないのに、コミュニティで
盛り上がらないというのは、参加者があなたを見てるからです。

まずは自分からです。

共通の体験をする

いつもと違う場所でいつもと違うことして、
時を過ごすことは、思い出になりやすいです。

学校での修学旅行などが思い出として記憶されているのは、
そのためです。

当たり前の日常も、色んな感情を感じさせるものであれば、
忘れられないものになるので、

コミュニティメンバーと何かを一緒にする体験を
作り出し、喜怒哀楽を感じられるようにしましょう。

目指すところを共有する

常にコミュニティ内の目標を共有するようにしましょう。

共有して目指すために活動をしましょう。

その時に数字ではかれるようにすれば、距離がわかるので、
口だけだったり曖昧になることを避けられます。

ルールを設ける

コミュニティのルールを設けましょう。

人間社会がルールがないと、逆に自由を守れない同様に
秩序を守るためには、ルールが必要です。

コミュニティのルールとして定められているのに多いことは、

・コミュニティ内での営業活動の禁止
・個人情報の悪用の禁止
・情報の流出の禁止
・誹謗中傷
・言葉遣い

参加するメンバーが不快に感じないように
みんな居心地がいい環境を作れるように、

あらかじめ約束事を決めて説明し、守ってもらうようにしましょう。

感謝

コミュニティが存続し活動できるのは、
あなた(ファン)がいるからだと伝えることです。

みんなという言葉で省略して伝えるのではなく、
できる限り一人一人に伝えることがほんとの感謝です。

ファン一人一人に、自分がYouTuberを支えていると思われることが、
コミュニティを強くします。

YouTuber別のコミュニティの実例

アイドル系YouTuber

コミュニティで稼ぐには、YouTubeやSNSとコミュニティで
やることを区別することです。

例えば、プライベートなアイドル系YouTuberのファンにとって
非常に価値があるものですが、

その写真などをSNSなどで公開していれば、
コミュニティでプライベートを公開しても価値が弱まります。

コミュニティでは、ここでしか見れない、体験できないことを
用意してください。

どこか違う場所で見れるものや体験できるものであれば、
コミュニティに参加して有料でお金を払い続けるメリットが
なくなってしまいます。

コミュニティの価値を高めるためにも、
なにをして、何をしないのかをYouTubeやSNSで分けて
整理しましょう。

・普段着ない服の写真
・写真の動画バージョン
・プライベートな生活風景
・セクシー系
・会員さんとオンラインゲーム
・会員さんだけの写真撮影会
・ファンの会

歌い手や声優さん系YouTuber

・顔出し写真
・顔出し動画
・プライベートな生活風景
・セクシー系ボイス
・会員さんが企画したものを実施
・会員さんと特別通話

ノウハウ系YouTuber

・特別ノウハウの公開
・アドバイス
・個人コンサル
・グループコンサル
・オフラインの勉強会
・読書会

娯楽系YouTuber

・楽しむ会
・会員さんが企画したものを実施
・会員さん限定の商品の販売(グッズ系)

コミュニティ運営で注意したいこと

コミュニティは人の集まりであるので、
コミュニティ作りの経験がない場合、

なにかしらの問題を引き起こしてしまいがちです。

できる限り不要な問題は起こすべきでないので、
トラブルにやりやすい注意点を事前に伝えておきます。

見返りを求める人

これだけのことをしているんだから、それ相応のことを
返してほしい。こういう人は一定数います。

コミュニティの援助をしてくれる人は、非常に助かる存在ですが、
必要以上に差別はするべきでないし、見返りを求めてくる人は、

ほんとうのファンだとは言えないです。

自分がしている貢献を縦に横暴な依頼をしてくる人は、
はっきりできないことを伝えることが大事です。

また参加してもらう前に、できることとできないことは、
文章にして確認してもらうことが大事です。

勧誘してくれた人に現金を還元する場合

参加しているメンバーに新しいコミュニティメンバーを
呼んできてもらうことは、非常にありがたいことだし、
嬉しいことですが、

その御礼に現金などを渡すことを約束していた場合、
それを目当てに、強引に勧誘してきたり、ちゃんとコミュニティの
目標などを伝えきれていない状態で呼んでしまう人たちがいます。

なので、現金をお礼として還元する場合は、
その人がほんとうに必要なのかを判断してもらって、

声かけするようにお願いをしましょう。

強引に声かけしているようであれば、宗教活動の勧誘のように、
自分自身の評判も悪くなる可能性があるので、

勧誘してもらう人には、マニュアルを作成し説明してから
勧誘してもらうようにしましょう。

違うコミュニティの悪口を見てみないふりをする

他人のコミュニティを否定し自分のコミュニティを
肯定してもらうことは、非常に嬉しいことですが、

悪口や非難は、争いの火種になります。

なので、他人の批評や非難はコミュニティ内でさせないようにしましょう。

自分がしていなくても、それを見過ごしている主催者である
リーダーの資質を疑われます。

依存する人は入れない

ビジネス系のコミュニティになりますが、人に依存する人は、
コミュニティに入れてはいけません。

行動をせずに誰かが自分を稼がせてくれるように思っている人が
一定数いています。

そういう人をコミュニティに入れるとクレーマーになります。

コミュニティを視聴者さんに案内する時のコツ

案内の仕方で参加率が大きく変わってくるので、
案内の方法を覚えましょう。

プレゼン

一言、二言でいきなりコミュニティを発足することを話し、
いきなり募集しても、コミュニティには参加されません。

・なぜ、コミュニティを作ったのか
・きっかけは?

・何を実現するのか?

・コミュニティがあることでどんな利益を得られるのか

・ビジネス系ならすぐに役立つのか?

がないと、参加させません。

募集の前に、しっかり説明することをしましょう。

LPページ

ランディングページというものを作って、
これまで話してきたこをまとめたものページを用意して、

あらためて参加してもらう時に内容を確認してもらう方が
参加率が上がります。

コミュニティでは月額でお金をちょうだいするので、
相手はお金を支払う痛みが伴います。

痛みよりも得られるものが多くないと参加されないので、
最終参加してもらうのに、メリットがあることを書いて
背中を押します。

そのためにLP(ランディングページ)を使います。

ランディングページについては、こちらを参照してください。
→ランディングページの書き方

コミュニティの数を増やす5つのコツ

コミュニティの数を増やせる対策をしましょう。

声を回収する

コミュニティに参加してくれて満足してくれているメンバーの
声を回収して、

それをYouTubeやSNSでアップさせてもらいましょう。

迷っている人の背中を押すキッカケになるし、
声が拡散されることによってそれを知った人が信用してくれて、

参加してくれるようになります。

声かけの仕方

声を回収するには、アンケートや直接対談をお願いすることですが、

前にも言いましたが、人はメリットがないとなかなか動けないものなので、
声をくれる人には、特典などを用意してプレゼントしましょう。

・Amazonギフト1000円
・自分のコンテンツ

熱い時にすぐに声かけする

ノウハウ系YouTuberでコミュニティで指導をしているのなら、
成果が上がった人に、すぐに声を聴かせてもらうようにすると、

良い声が集まりやすいし、無料で応えてくれやすいです。

紹介してくれた人にプレゼントする

コミュニティを紹介してくれた人には、何かプレゼントしましょう。
人数によってプレゼント内容が変わりさらに価値が上がれば、

頑張って紹介してくれるようになります。

紹介してくれる人というのは、同じ人が多いので、
一律にするのではなく紹介人数で差別化してあげれば、

紹介する側は、紹介するモチベーションが上がりやすいです。

紹介しやすいようにする

口コミを生むには、こちらから口コミをしやすいように、
道具を用意してあげることです。

冊子や紹介動画などを作ってあげれば、紹介してくれる人が
紹介するのに楽になります。

また紹介道具を作ることで、紹介する人の伝え方で
魅力が大きく変わったり内容が間違って伝わることを
防げるので、大事です。

YouTubeメンバーシップなどの有料のコミュニティの運営のポイント

YouTubeメンバーシップとは、

視聴者が特定のチャンネルに月額料金を払うことにより、
クリエイターを支援できるシステムのことです。

メンバーシップを有効にしているチャンネルでのみ登録ができ、
会員となることで、メンバー限定の特典を得られます。

YouTubeのメンバーシップで有料のコミュニティを作ることができますが、
メリットとデメリットもあるので、使い分けも含めて解説しましょう。

YouTubeメンバーシップのメリット

今、YouTubeメンバーシップにお金を払っている人たちは、
限定の特典を得たいからと言うより、

お気に入りのチャンネルやクリエイターの活動を支援するという目的と
YouTuberにファンであることを理解してもらいために参加するという目的の方が
強いです。

そのため、お布施のような感じになっているので、
YouTubeとは別に新しいことを特別にやらなくては行けないという感じでは
ないので、気軽に募集ができます。

YouTubeメンバーシップのデメリット

YouTubeメンバーシップの月額料金が、
90円〜6,000円までと範囲が限定されているのと、

前に話した通りお布施的に参加されているので、
高額なお金を毎月払ってコンテンツをYouTubeとは別に
楽しむことをYouTubeメンバーシップでは期待されていません。

実際最大で6000円まで月額料金を設定できますが、
500円ぐらいがYouTuberさんの設定している相場になっています。

なので、500円以上の高い金額設定をしても、参加させるのは
難しいし維持してもらうのも難しいことが予想されます。

YouTubeメンバーシップはどう利用するべきか?

登録者数が多いYouTuberさんは、500円の単価でも
人数を獲得できるので、稼げますが

少ない人は、自分でYouTuberメンバーシップとは別の
コミュニティを立ち上げた方が稼げるので、

人数の少ない人はYouTuberメンバーシップを利用することは
やめましょう。

YouTuberメンバーシップをやって、また別のコミュニティを
立ち上げると、差別化するのがわかりにくくなるし、

参加者も二重でお金を払い続けるのは例え片方が料金が安くても
支払うお布施の意味を感じ得なくなってしまうので、
良くありません。

アイドル系YouTuberであれば、スーパーチャットの投げ銭のように
YouTuberメンバーシップのバッジが自尊心を満たすものになり、
喜ばれるかもしれないですが、

人数多いとその特典の価値も薄まるので、YouTuberメンバーシップに
こだわる必要はないです。

自分で有料コミュニティを作る時の価格設定

DMMのオンラインサロンでは、

ホリエモンさんは、毎月1万の月額制で高い方になります。

毎月与えるコンテンツの内容によって支払ってもらえる
料金の価値は変わりますが、

1万程度までが毎月支払える上限のように思います。

1万円以上の価値を継続的に生み出すことができるのか、
そこを考えてください。

しんどいと思うのなら、値段を下げて作りやすい価格に設定しましょう。

継続的に価値を提供するのばしんどいと思ったら、
コミュニティ運営はせずに、YouTubeやSMSで視聴者さんはファンを
満足させることに集中して、

他の商品やサービスを販売して稼げばOKです。

有料で提供するネタがない人は?

高い価格設定にしたいけど、コンテンツの価値を上げることが
難しい、あるいは、コンテンツを続けていく自信がない人は、

コミュニティの運営者を別に用意して相乗効果のあるメンバーと組むと
いいです。

コミュニティの主催者は一人でなくて大丈夫です。
むしろ、ノウハウ系の場合は複数の方が喜ばれることが多いです。

有料コミュニティを運営する心構え

参加者と一緒に進化し続けることをしてください。

コミュニティでの提供内容に代わり映えがなければ、
いる価値がなくなってくるので、

常に新しい挑戦をすることをしてください。

有料コミュニティを参加者にやめさせないにする方法

コミュニティにいることでの先を提示して
未来にできることをこまめに話すようにしましょう。

次のコンテンツを期待させたり、コミュニティにいる価値を
話さないと、参加者もモチベーションが上がりません。

コミュニティが向かっている方向に対して、今どうなのかの
進捗報告も大事ですね。

コミュニティを長く続けられるか不安のある人は?

1年分のコンテンツを先に完成させてもいいです。

もし、やってみて続けることが難しいと思えば、

コミュニティをやめて、
作ったコンテンツをあとでバラ売りにしてもいいし、

1年間だけのサービスとして新しい人に販売すればいいです。

月額制なので、難しいと思ったらいつでもやめることは
できます。挑戦したりやらないことは何も得られないので、
難しく考えずに、とりあえずやって見ることをおすすめします。

やっみたら心配していたことが案外大したことのないように
思うこともあるし、コンテンツも意外と提供できるなと
思うかもしれませんので。

有料コミュニティに参加した後の人の真理

コミュニティも2.6.2の法則に当てはまる部分があります。

2.6.2.法則とは、組織における人のグループ分けで

・上位2割の人が、意欲的に働き、
・中位6割の人が普通に働き、
・下位2割の人が、怠ける

というものです。

コミュニティも、

・上位2割の人が、アクティブに発信し、
・中位6割の人が、たまに発信し、
・下位2割の人が、見てるだけ

になることが多いです。

グループ内でのコミュニティをできるようにした場合、
コミュニティを活発にさせたくて、

発信することを促しますが、参加しても発信はしない、
したくない人も中にはいるので、

強制はさせないようにしましょう。

コミュニティが活性化する人数割合

コミュニティが活性化する人数割合は、

新規、常連、信者ORファンが1対1対1対になると良いと言われています。

信者ORファンが多すぎると、新しい人は、
コミュニティに参加しづらいし、参加してからも発信がしにくい
環境が生まれてしまいます。

でも信者ORファンは、コミュニティの文化や伝統を
守ってくれ、率先してくれる人なので、いないと
コミュニティらしさがなくなってしまうのです。

常連さんは、バランス役で新規と信者ORファンを
繋ぐ役割にあります。

新規は入ってきてくれないと、コミュニティの人数が増えないし、
顔ぶれが同じで刺激がないので、新規も常に入ってくる流れを
作らないといけないです。

コミュニティを作ったら、今のメンバーは、どの状態にあるのかを
想像して、比率を調べてみましょう。

その比率に応じて、どこをテコ入れすべきなのかを
考えて参加者とコミュニケーションを取っていきましょう。

コミュニティ独自の文化作りと言葉を使う

コミュニティには独自の文化があるべきで、
独自の言葉を使うべきです。

私が会社を辞めて起業の道を探り、その道を開いてくれた
起業スクールでは、

フォーカスが合言葉で、フォーカスの文字を記したバンドを
プレゼントしてくれました。

ファーカスすることの重要性を何度も説いてくれ、
そのバンドをはめることや見ることでも、

フォーカスを思い出させてくれ、ブレずにやってこれました。

あとは、何を、誰に、USP、この言葉も口酸っぱく教えられました。

コミュニティの文化は、コミュニティらしさを体現するもので、
共通の理解を育み、コミュニティの目標に向かって一丸で進むことが
できます。

共通の言葉は仲間意識を高めるし、今思って非常に良いコミュニティだと
思います。なので、今でも続いているのだと思います。

まとめ

コミュニティと言っても、色んなコミュニティがあり、
運営方法の違いがあることを本記事で理解できたかと思います。

コミュニティは、ただ知識を入れただけで
うまく運営できるものではありません。

実際に始めて試行錯誤することでコミュニティ運営がうまくなります。

なので、最初は大変に思うかもしれないですが、
コミュニティは自分を支えてくれる基盤になるし、口コミ装置にも
なるので、めげずに楽しみながらコミュニティを作ってください。