一人のお客さん(視聴者さん)の販売点数が増えれば、
客単価が上がるので、利益を上げやすくなります。

かと言って、セールスばかりをしていると、
離れて行ってしまいます。

YouTubeで商品をたくさん買ってもらうには、コツがいるのです。

本記事では、YouTubeの視聴者さんへの販売で、
商品を複数個買ってもらうための考え方と具体的な戦術を教えます。

これをマスターしてもらえれば、販売数を確実に増やすことができるので、
ぜひ参考にしてください。

商品・サービスを複数作るコツ

そもそも商品・サービスの種類がないと、複数売っていけないので、
まずは、商品・サービスを複数作ることから始めましょう。
(既にある人は読み飛ばしてください)

たくさんの商品・サービスを売るための
商品・サービスを作るコツを教えます。

自分でするもの、他人とするものに分ける

当事者自身でできるものと他人とするもので商品を分けて
作りましょう。

例えば、学ぶものであれば、

自分でするものが教材で他人とでするものがコンサルティングになります。

(例)その他の商品やサービス

■自分でするもの

・教材(文字、音声、動画)
・ダウンロード音源
・写真集

■他人と(が)するもの
・コンサルティング
・セミナー
・Live
・撮影会

関連するもの(こと)と補強するもの(こと)

作った商品・サービスに関連するもの(こと)を
別の商品やサービスにして新たに作りましょう。

(例)骨盤ダイエット教材

・関連するもの(こと)
骨盤ダイエットに興味がある人たちは何に興味があるのか?
骨盤ダイエットをする人たちにはどんな特徴があるか?

→ダイエット食品の販売
→ダイエットメニューの販売
→他のダイエット方法の販売
→着痩せするアパレルの販売

・補強するもの(こと)
骨盤ダイエットをさらに痩せられるようにするには?

→骨盤ダイエット教材2(さらに効率化して再現性を上げた)
→テキストだけではわかりづらいので、動画ににして提供(本→DVD)
→骨盤ダイエットのアドバイス業
→骨盤を整えるフィットネス道具の販売

パッケージ化

パッケージ化とは、複数の要素を一つにまとめることです。

作った商品・サービスをセットにして、新しい価値を作れないかを
考えて見ましょう。

(例)ダイエット教材とダイエットコーチ業

→3ヶ月で5キロ痩せれるプログラム

パッケージ化のコツは、お客さんが求めている最終ゴールは何かを
考えることです。

(例)マクドナルドのセット

お客さんのゴールは、手早く、
色んなものを美味しく食べれて500円〜800円(低価格)で済ませたい。

・単品で頼むが面倒
・たくさんあって選べない
・オススメを選びたい
・単品よりお得だったらしたい

などを思っていたら、セットで買いたいと思いませんか?

単品で頼むより、メリットがあるから、お客さんは
セットを頼む訳です。

販売者がパッケージ化して販売するメリットは、
客単価を上げれることです。

商品を複数にして新たな価値を生めるほど、
価格は単純に単品の商品を合計したよりも、

高くで販売することもできます。

ものである場合は、難しいですが、形のない情報である場合は、
パッケージ化でより高く売れます。

販売設計を練る

お客さんがあとから必要になることだろうことを最初から予測して、
ステップで商品・サービスの紹介をすると、

次へ次へと販売することができます。

例えば、

最初に教材を販売したのなら、

教材で自分でできなかった人は、人に教えてもらいたいと思うだろうし、
教材で自分できた人は、さらに人から教えてもらうことでパワーアップしたいと
思うでしょう。

であれば、教材とは別に教えるサービスを作ればいいんです。

販売設計は、お客さんが一番最初に取っかかることや
お金が払いやすいもの、リスクが少ないことなどから商品を作り、

品揃えしていくと良いです。

・初級→中級→上級の難易度
・安い→高いの手に出しやすい価格

タイミングを合わせる

必要でない時に、関連商品がある、新商品があると
言われても、いらないってなります。

つまり、販売するには、必要なタイミングがあるってことです。

例えば、マクドナルドで注文し食べ終わった後に、

ポテトはいかがですか?
新商品の○○はいかがですか?と言われても、

もうお腹いっぱいで食べれませんとなりますよね。

でも、注文時で商品を選んでいる際に、

新商品やドリンクやサイドメニューを提案されて、
それが欲しいと思ったら、

じゃ、一緒にお願いします。となりますよね?

どれだけいい商品やサービスを作っても、
声かけとタイミングを間違えれば、

売れるものも売れなくなるので、
どのタイミングで声掛けをすればいいのかを、

お客さんの気持ちになって探して見ましょう。

提案の種類を増やす

お客さんが求めていることは、販売まで進めないと
わからないことがあります。

もし、自分の商品やサービスとお客さんが求めていることに
ミスマッチが起きたら、

すぐに切り返して違う商品・サービスを提供できるようにしましょう。

また商品を既に買おうと決めているお客さんについては、

購買意欲が高まっているため、
他の商品・サービスを提案すれば、買ってくれることが多いです。

なので、このタイミングでさらに買い求めてもらうための
提案をしましょう。

提案方法は3種類あります。それぞれ解説しますので、
使い分けてください。

ダウンセル

提案した商品・サービスが価格の部分でどうしても、
お客さんに難しいと言われる場合は、

値引きをするのではなくて、紹介した商品・サービスとは
別のグレードを落としたものを提案するようにしましょう。

このことをダウンセルと言います。

値引きをして価値を落とすことなく、販売機会も簡単に失わなくて
済むので、販売者側としても、売上利益を上げれるし、

お客さんも自分の予算内で商品・サービスを買えるので、
良い提案になります。

クロスセル

関連するものを追加で買ってもらう提案方法です。

マクドナルドでバーガーの単品だけを買おうとした時に、

一緒にポテトはいかがですか?
一緒にドリンクはいかがですか?と声掛けと同じです。

クロスセルは、お客さんが求めているものを適切なタイミングで
提案したら決まるので、追加で売れる関連商品は必ず作っておきましょう。

アップセル

お客さんが希望するものよりも高い商品を提案して求めてもらうことを言います。

例えば、ピアノのを早くうまく弾けるようになりたいと思っている人に、

自分で練習して上達を目指す教材と、
ピアノの先生による指導の

2つの商品・サービスがある場合、
生徒さんに提案すべきものはどちらになるでしょうか?

教材を求めて来てもらった人でも、

指導による価値を伝えれば、値段が想定していたより
高くなっても、売れます。

求めていることが合致すれば、売れるので、
安い商品の方がお客さんは望んでいるなどとは思わないようにしましょう。

お客さんに必要で望ましいと思えば、
より高い商品・サービスを積極的に提案しましょう。

まとめ

一つの商品やサービスでお客さんが求めていることを
達成できればいいですが、

大抵は難しいです。

だから、一つの商品やサービスしかないというのは、
販売者として、いただけないです。

お客さんを満足させるプロフェッショナルとして、
望んでいることを叶えられるようになりましょう。

そのための商品・サービスをぜひ作成してください。

商品は、お客さんに適切なものを適切なタイミングで提案すれば、
売り込みならずに、売れていくので、

お客さんもあなたもストレスがないです。

気持ちよく購入してもらうのも販売者の務めになるので、
今回話したことを実践してください。