YouTuberとして炎上することなく注目され、
自分の商品やサービスの販売を簡単にするには、

人を魅了するパプリックスピーキングをマスターすることです。

パブリックスピーキング(大勢に向かって話す力)を身につければ、
YouTuberとしてだけでなく、

あらゆる業界で一目置かれ、不動のポジションを確立でき、
稼ぎ続けることができます。

パブリックスピーキングには、それほどの力があるのです。

ただのBGMが歌になり人を感動させるのは、言葉に魂を宿らせ、
発しているからです。

メロディーにピッタリ合った詩がのることで、より臨場感を伴わせ、
人をその世界観に引き込み、感情的にさせます。

パブリックスピーキングも同じで、単なる雑談や会話とは
違います。

パブリックスピーキングは、人を動かすことができるのです。

人をあなたの思うように動かしたいのなら、
パブリックスピーキングを学び習得することを目指してください。

では、解説していきましょう。

パブリックスピーキングとは?

自分の考えを存在を社会に広めることです。

人気を得ているYouTuberさんはまさに自分の考えや存在を
動画を通じて知らしめています。

パブリックスピーキングが上手いから
視聴者さんに伝わり影響力を発揮できているのです。

パブリックスピーカーはなぜ、日本人に少ない?

日本でもSNSやブログで発信する人は増えましたが、
人を動かせる人は圧倒的に少ないです。

それはなぜだかわかりますか?

パブリックスピーキングはもとより、話し方を習ってないからです。

文章の書き方に関しては、最低限は学校教育で習いますが、
話し方に関しては、全くと言っていいほど、

教わることはありませんでしたよね?

しかし、海外では、当たり前のようにリベートを日常で繰り返し、
学校でもビジネススクールでも、話す力を身につける教育を受け続けています。

なぜ、こんなに海外と日本は違うのか?

それは、日本が島国であったことと鎖国体制が影響しています。

日本には、元々日本人の種族しかほとんど住んでなく、
宗教も無宗教が多く、コミュニケーションをより親密に取らなくても、
会話ができたからです。

その反対に海外は、色んな人種が交わり、宗教もバラバラで
個性が人それぞれに違っています。

なので、コミュニケーションスキルがないと、
ぶつかり合いをしてお互いが理解できなかったために、

コミュニケーションを磨く必要があったのです。

この差が、人を動かす話す力の差になっています。

現在の日本はようやく多様化へと進み、自分の好きなこと、
好きなものを追求する人たちが増えてきていますが、

コミュニケーション能力は変わらずなので、
パブリックスピーカー(パブリックスピーキングができる人)が少ないという訳です。

パブリックスピーキングが上手くなるとどうなるのか?

パブリックスピーキングを磨き、自由自在に言葉を操り、
話せるようになると、

・お金を稼げます
・商品やサービスの価値が伝わります
・人気者になれます
・憧れられます
・仲間が増えます
・リーダーとして人を引っ張っていける
・人を熱狂させられる

など、YouTuberとして得たいことをすべて手に入れられるのです。

パブリックスピーカーと一般のスピーカーの11の違い

スティーブ・ジョブズ、孫正義、キング牧師などは、
超一流のパプリックスピーカーと言えます。

パブリックスピーカーの話は、

ユーモアがあり、叡智があります。
話を聴いてて、続きを知りたくなります。

それに対してただのスピーカーは、面白くなく、
勉強にもなりません。

話を聴いてて眠たくなります。

あなたの周りにもただのスピーカーは多いですよね?

人を感動させワクワクさせることができれば、
人をガッカリさせ退屈にさせることもできます。

どちらが視聴者さんにとって良いのか、明らかで、
違いがあります。

その違いは何なのかを解説していきます。

違いを知り、同じようにすることを励むことで、
あなたもパブリックスピーキングができるようになります。

考え方が動画に具現化される

話す力を磨くとなると、

言い方やジェスチャーなどテクニカル的なことを重要だと思って、
学ぼうとする人が多いですが、

小手先のテクニックなどを覚えても、
考え方が間違っていれば、

視聴者さんを魅了することなんてできないです。

考え方とは、聞き手のことを考え、幸せにしてあげたいという
気持ちです。

自分の商品やサービスを売りたい、視聴をして欲しい、
GOODボタンを押して欲しい、YouTube登録してほしい、

自分の欲求のためだけにYouTube動画を作り、
お願いしても、

視聴数は増えないですし、言うことも聞いてもらえません。

そんなエゴは、視聴者さんに見透かされるし、
すべての言動に自分の心が反映されるため、

ごまかしはできないのです。

パブリックスピーカーになるには、視聴者さんファーストでないと
いけないのです。

見たい欲しいコンテンツ

自分がやりたいことだけをする、
一方通行の動画では、視聴者さんは見てくれません。

自分のやりたいことの中に、視聴者さんも見たい、欲しいと
思えるものが揃っていないといけません。

コンテンツ作りは、視聴者さんをしっかりリサーチしたうえで
すべきです。

勘でやっていたり、人真似していると成功し続けることはできません。

因果関係をわかっていないと、経験値として残らないので、
自分の頭で考え、検証していくようになりましょう。

アイコンタクトを忘れない

画面の外にいる視聴者さんに目を向けることが大事です。

画面を通じても、アイコンタクトは取れます。

カメラを真っ直ぐ見て焦点を合わせて話しているのか、
視線が泳ぎながら話しているのかは、

見て取れます。

後ろめたい気持ちや自信がなければ、動きで伝わるので、
リアルな場面同様に、人に目をしっかり向けて話せるように
ならないといけません。

弱さや欠点は隠さない

人というのは、完璧な人には、興味を持たないものなのです。

どこが隙がないと、共感できないからです。

笑顔がうまい

パブリックスピーカーは、笑顔を作るのが上手いです。

その反対にスピーカーは、笑顔をつくりません。

笑顔は、人を安心させる道具でもあるので、できるようになりましょう。

服装でも表現

一流のパブリックスピーカーは、自分らしさを表現する、
服装を着ています。

Appleの創始者である故ジョブズ氏であれば、
黒のハイネックのカットソーにデニムのジーンズの格好をしていましたが、

マイクロソフトのビル・ゲイツ氏はスーツ姿で正反対でした。

ジョブズ氏がスーツでなかったのは、

Apple製品はクリエイターのためのものであるということを
服装で表現しているように思えますし、

簡素で同じ服装しかしなかったことは、無駄を省いたApple製品と
同様にシンプル・イズ・ベストを象徴しているとも言えます。

このように、服装もパブリックスピーカーとして注意を払わないと
いけないポイントになります。

ギャップを作る

パブリックスピーカーは、自分のギャップを作るのが上手いです。

ギャップは人を混乱させ、成長させます。

ギャップがあるほどに目を離せなくなり、カリスマと思います。

論理的と情緒的

女性の場合は、特に論理だけでは動かないと言われています。

論理と情緒の両方を話す内容に含めましょう。

ビフォー・アフターのストーリー

人は変化の過程が好きです。変化を知るとどうやって変わったのかが
気になるのです。

この落差が大きいほど、インパクトを与えられるので、
波を作るように話したり、ことを表現します。

映画にもこういった波がありますが、人を飽きさせず、
最後まで集中させることができ、感情移入させられるので、

利用されています。

神話などもそうです。

人が伝えたいことがある時、それを後世まで残したい時に
どうすればよいのか考えられたのが、

ビフォーアフターのストーリーです。

これを超える伝え方などありません。

当事者意識を植え付ける

パブリックスピーカーは、みんなに向けて話していても、
一人一人の心に当事者の意識を持つように工夫されています。

それは、同じことを話すのにも、伝え方を変え、
相手に響くように言葉を選んでいるからです。

ノウハウ関連を伝えるなら、4パターンで人は気になるので

・どうやってするのか?
・何をするのか?
・なぜするのか?
・今すぐ

を漏れなく伝えることをすれば、それぞれ重要視している人に
響くように話すことができます。

全体に話しながらも、個人に向けた話をできるかが、
パブリックスピーカーと凡人スピーカーの違いです。

パブリックスピーカーの「身体」「声」「言葉」の使い方

動画の前に現れて話す時、視聴者さんに大きな印象を与えるのは、

話の内容だけではありません。

視覚から得られることと聴覚から得られることが
他にあります。

メラビアンの法則と言われるものです。

言語情報7%
聴覚情報38%
視覚情報55%

視覚情報は、パブリックスピーカーで言うところの、
ボディーランゲージになります。

視線やジャスチャーですね。

聴覚情報は、声の使い方による聞こえ方です。

テンポやトーン、大きさ、イントネーション、口調です。

視覚と聴覚で大部分の印象が決まってしまうので、
ここをおろそかにしたり、自分らしさと離れたところを
魅せてしまうと、

マイナスになるので合致させるようしましょう。

3点それぞれのポイントを解説していきます。

ボディーランゲージ

ボディーランゲージで一番目に付き気になるのが姿勢です。

姿勢が悪いと、スタイルが良く見えないですし、
内気な印象を与えます。不健康に思えるので、
特別にキャラクター演習でもしていない限り、

良くなるようにしましょう。

姿勢の整え方は、頭のてっぺんが天井に向かって糸でピンと
張られているイメージで身体を整えてみてください。

姿勢を良くすることで、声の通りも良くなるので、
聴覚情報も改善することができます。

話している時は、内容に合わせて、ボディーランゲージも追加しましょう。

ボディーランゲージがあるとないとでは、説得力や感情のこもり具合に
圧倒的に差があります。

真実を語る時や問いかけたい時は、手のひらを向けて、両腕を
広げてください。

印象に残したいキーワードを記憶させたい時は、
全指立てて摘むようにして、胸元に持ってくると権威を

感じさせることができます。

ステージなどで話す場合は、ずっと定位置で話すのではなく、
右へ左へ移動して話すようにしましょう。

話の進展を期待させて注目させるやり方は、
ジョブズ氏も使っていた歩きながら急にくるっと向きを変えるやり方が
オススメです。

声の使い方

声の使い方がうまくなると、感情の乗せ方がうまくなります。

言葉に感情を感じられると、飽きないしずっと聴くことができます。

イメージしてもらいたいのは、子供の読み聞かせです。

絵本を朗読してもらい聞いたことがありますよね?

その時に普通に朗読されるのと、声の使い方を工夫され、
大きい声や小さい声、キャラクターに合わせた声、テンポが早い声、
遅い声で話すと、

物語に命が宿ったように生き生きとイメージが浮かびやすく、
話が入ってきやすいですよね?

これが棒読みだと何も感じれないし、眠たくなります。

話が同じでも、声の使い方で伝わり方は全く変わるのです。

声の使い方のコツは、感情を込めて話すことです。

演劇などを見るとわかりやすいので、トレーニングになります。

重要な内容は、キーワードをゆっくり大きな声で話しましょう。
話の展開が重要な場面に入る時は、間を置きましょう。

静寂となる時間は、耳を話に集中させることができます。

言葉の使い方

パブリックスピーカーは、聞き手のことを理解して
話しています。

だから、先回りして聞き手が考えていることや今の感情を
代弁して話すことができます。

今の自分が考えていることや感じたことを、
代弁されると、

あなたは私のことをわかっている!となるんです。

そしたら、信頼を寄せるのは当たり前ですよね。

またパブリックスピーカーは、聞き手によく質問し問いかけます。

問いかけることで、考えてもらったり、自分の感情に
気づいてもらうことができます。

それを繰り返していると、自分事に捉えて、
話に真剣に入っていけるのです。

・○○ですか?
・○○は○○ですよね?
・もし○○なら、あなたはどうしますか?

質問のレパートリーを増やし、自分事に考えてもらうことと、
感情に気づいてもらえることをしましょう。

パブリックスピーカーがしている人を動かす7つの極意

パブリックスピーカーは大勢に向かって話しているにも関わらず、
一人一人を動かすことができます。

それには、6つの極意があります。

それぞれ解説していきましょう。

価値観や理念を打ち出す

価値観とは、自分が人生において何を重要視し、
大切にしているかということです。

理念は、ある物事における根本的な考えです。

価値観や理念は、プライベートなその人らしさが
表現できるものになるので、打ち出すと、

同じ価値観の人や、共感してもらった人に
応援してもらいやすくなります。

その一方、価値観や理念に合わない人には、
賛同してもらえなくなります。

ここで抑えてもらいたいのは、濃いファンを作ることを
最重要に置くということです。

共鳴してもらえない人は、動画を継続して視聴してもらえず、
どうせ離れていくので、

最初から取捨選択が早くできるようにした方が良いです。

価値観や理念の調整

価値観や理念に共鳴してくれる人が狭まるほど、

濃いファンが集まります。

例えば、アメリカの元大統領トランプ氏を見てもらえば、
わかりやすいですが、

2016年トランプ氏が大統領選に初めて出馬した時、
世論では、難しいと判断され不適格の烙印を押されていましたが、

結果は、ヒラリー・クリントン氏を抑えて勝利しました。

超攻撃な姿勢やアメリカの利益を一番の優先に考え、
差別する姿勢は、若者や一部の大人に圧倒的に支持されて、

期待されたことが当選の理由です。

しかし、2020年の大統領選では、バイデン氏に圧倒的大差をつけられ、
敗北しました。

無名である人が注目され応援されるには、

当たり前で理想的でみんなが抱く価値観や理念では、
メッセージ性が弱いです。

いくら良いことを言ってても、みんなと同じことを言っていれば、
新規性もないし、無名であるので埋もれて届かないです。

ですが、一部の人だけが、求めているところに、
価値観や理念を打ち出せば、

他の人がいないので、自分が際立つ訳です。

そうなれば、注目され一部の濃いファンが集まってくれます。

YouTubeを始める時は、このようにニッチなところで、優位に
立つと早く人に視聴してもらえます。

ただし、狭いところにずっといても、新しい人との出会いは、
ないため、戦略によりますが、広く知られたいのなら、

価値観や理念の調整を図るべきです。

まんべんなく広く全員が納得するような価値観を打ち出すのです。

家族、健康、友人、大衆属性などは、誰でも共感しやすいです。

芸能人で言うと、元AKBの指原莉乃さんのコメントなどが
当てはまります。

みんなに愛される発言をしていけば、多くの人気を獲得することができます。

ある程度有名になってきたタイミングで調整を図ると、
リブランディングができます。

感情を変える

パブリックスピーカーは、人の感情を変えるのが上手いのです。

感情を変えるのは、話の内容だけではありません。

人を褒めたり鼓舞したりすることで今の感情を変えることができるし、
話す前に、今から話すことがいかにあなたのためになるのかを説いたり、
質問して問題を気づかせたり、

あるいは、身体を動かしてもらうことをして、
リラックスさせたり、集中させたりもします。

感情を変われば、聴く姿勢が変わるので、より伝わるようになるのです。

最初の段階でいかにして早く聴く姿勢に持ってこさせるかが、
人を魅了するコツです。

価値観(=信念)を変える

信条とは、自分が実践していることや習慣にしていることです。

信条はどこから来るかと言うと、価値観や信念から来ます。

なので、信条を変えるには、価値観や信念を変える必要があります。

自分が重要視していることや信じていることは、
これまで生きてきたことで経験してきたことから出来上がります。

親や学校の先生、友達、会社、上司、テレビ、本、好きな人によって
影響を受け、固まってきます。

自分を自分たらしめるものになるので、変えることは簡単にできないですが、

どういう思考でそう考えているのか?その思考で良いのかを
論理と感性で話すことができれば、

人の価値観を変えることができます。

変えることができれば、簡単に話を聴いてもらうことができます。

話を聴いてもらうには、先に価値観を変えることをしないといけません。

価値観を変えることさえできれば、行動を変えさせるのは、簡単です。

教典を作り、大義名分を与える

パブリックスピーカーは、誰もが参考にして拠り所にできる教典を作ります。

教典には、理想の姿を描き、望ましい行動指針を記します。
その指針は、人に大義名分を与えることになります。

大義名分を与えることができると、
人になかなかできないことを行動させる後押しになるし、

正義を持つようになります。

また、教典は、グループの集団を一致団結できる仲間にすることができます。

いいことをやっているという正義の自尊心と、同じ価値観を持てる
仲間を得ることができれば、

安心できるし、自分たちは偉くなったように思えるのです。

そんな状況、状態を作り出してくれた人に感謝するため、
パブリックスピーカーはカリスマにもなれるのです。

リーダーになる

多くの人は、自分の代弁者を求めています。

普段言いたくても言えないことを、代わりに
声を大にして言ってくれる人を望んでいています。

だから、リーダーになってあげ、代わりに発信してあげるのです。

みんなの声を集めて、私たちの呼称でメッセージすれば、

代弁してくれていることがより伝わるし、同じ仲間でいることを
感じられます。

リーダーの格が上がるほど、支持する人たちの格も上がるように
思えるので、

自尊心も満たされて、気分がよくなるのです。

誰かがリーダーの悪口を言うようなことがあれば、
自分が否定されたように感じるので、

全力でリーダーを守るようになります。

熱心な信者のようなファンを持っている人は、

堀江貴文さんや西野亮廣さんがそうなので参考になれると良いです。

リーダーになるコツは、仮想の敵を作ることです。

例えば、サラリーマンを仲間にしたいのなら、
仮想の敵は、

会社の給与体系や搾取することしか考えていない会社や
生活の質を向上させてくれない政治家や出来損ないであるのに
会社での社歴が長いため上司にいれる先輩などです。

この仮想の敵に対して、

自分が戦っていることや仮想の敵に苦しみ人を手助けすることを
発信していれば、

仮想の敵に虐げられている人たちから、共感されるわけです。

一貫性を保つ

パブリックスピーカーは、外見、内面において、
人から自分がどう見られているかを想像して、

また自分が魅せたい姿にあるかどうかを考えて、

自分像をコントロールしています。

一貫性は、人が信用を感じるバロメーターになるので、
この一貫性を崩さないようにしています。

まとめ

YouTuberとして人気のある人や売れている人は、

間違いなくパブリックスピーキングができています。

最初からパブリックスピーキングを身に着けている人もたまにいますが、

パブリックスピーキングは、スキルなので、
今回話したことを学び実践してもらえれば、

誰でも身に着けることができるものです。

話す力は、この動画時代でかつYouTuberには必須なスキルになるので、
高めていく努力をぜひしてください。