YouTuberがたくさんいる現状、企画だけではなかなか継続して視聴してもらうことはできません。

今のYouTubeで売れるようになるには、企画とともに、キャラクターが重要になっています。

つまり、「どんな人がどんな企画をやるか」です。

それを考えるだけで、唯一無二のコンセプトになり、視聴者さんから推されるYouTuberになれます。

本記事は売れるYouTuberになるために、どうキャラクターを作っていけばいいのかを戦略的に指南します。

では、早速始めていきましょう。

キャラクターとは?

キャラクターとは、性格からみられる個性です。

本来、人はそれぞれ性格が違うので、キャラクターは十人十色にあります。

ですが、短い時間で他人を詳細に知ることはできないので、キャラクターがわかりやすくないと、特徴がないように思われてしまいます。

第一印象で個性的であることや何か惹かれる部分を持ってもらうことができなければ、それを最後に忘れられる存在になってしまいます。

反対に、気にならせることができれば、動画を最後まで視聴してもらったり、再び視聴してもらうことができます。

つまり、YouTubeで売れるには、企画だけでなくキャラクターにおいても印象を残させることが視聴してもらうきっかけになるということです。

人は、第一印象で知れる外見や話し方、声色で勝手にその人のキャラクターをイメージするので、わかりやすく演出をして自分が与えたいイメージを与えられるかがポイントになります。

どんなキャラクター作りを考えるといいのか?

キャラクターを考える際に重要なことは、意外性を作らないといけないということです。

キャラクターとは、お笑いでいうとフリです。

フリとは、オチを導くためのもので、ギャップを生ませるものになります。

フリがあるから、オチが輝きます。

有村架純主演で映画化もされたビリギャルは、偏差値30のギャルが、慶應義塾大学に現役合格する話だからストーリー性がありインパクトがあります。

これが単なるインキャや普通の人だとなんら特別な話に思えないですよね?

頭の悪いギャルだからこそ、驚きがあります。

キャラクター作りは、2つから考えます。

1.自分のやりたいことからギャップになる外見や内面を作る
2.自分の外見からギャップに思えることを探す

それぞれ解説します。

1.自分がやりたいことからギャップになる外見や内面を作る

自分のやりたいことを誰がやったらギャップになり驚きを与えられるのかを考えましょう。

思いついたら、そのキャラクターの外見や内面といった特徴を抽出し、真似していきましょう。

そうすることで、ギャップを与えられる人になれ、コンセプトもできます。

女社長を見せたい
→どんな女社長だと珍しいか、ギャップを考える。社長のイメージは?
・敏腕
・頭がいい
・何かスキルを持っている
・器用
・口が達者
・ポジティブ
・偉そう

その反対の要素をピックアップする。

・鈍臭い
・頭が悪い
・不器用
・口下手
・ネガティヴ
・謙虚


→頭が悪そうに見えるのは、ギャル。ギャルなのに社長はどうか、ギャル社長。

あとは、ギャルの外見や内面などを真似れば、ギャルのキャラクターを取り入れつつ自分のやりたいことで差別化できるギャップを生み出せることができます。

2.自分の外見からギャップに思えることを探す

自分の外見から、イメージされることは何か?を考えてください。

例えば、芸人の安田大サーカスのクロちゃんであれば、

目つきが悪いことから、あるいは口髭にスキンヘッドな部分も合わせて

・怖い
・性格悪そう

などと思えますよね。

外見からイメージされる特徴を抽出したら、そのギャップを作れることを考えます。

怖いの反対は、優しい。

クロちゃんの悪そうな見た目に対し、声は、女性のように高く外見からイメージされる声と全く違うのでギャップになります。

特徴があるので、キャラクターがたちますよね。

また女性のイメージといえば、おおらかで優しい印象がありますが、その声と性格が悪くキモいキャラクターを演じているのもギャップになります。

クロちゃんの彼女のリチさんは、綺麗な人です。クロちゃんとリチさんの関係もギャップです。

ディズニーの映画のタイトルの美女と野獣です。

見た目から想像されるキャラクターを演じつつ、どこかでギャップを作るのがポイントです。

ギャップは、真逆にあるので、自分のイメージを先に書き出し、それを反対にするとギャップを作れる要素を発見しやすいです。

自分で自分を思う印象と他人によるものは、違うので、第三者からの客観的なイメージを聞くのが望ましいです。

遠慮なく言ってもらえる人に質問しましょう。

外見の作り方のコツ

外見は、

・顔
・身体
・服装
・声
・表情、ポーズ、動き

で構成されます。

この5つを変えることで、見せたいキャラクターになれます。

それぞれ解説します。

顔をもっと印象付けるのは、髪型です。

まずは、髪型から見せたいキャラクターに近いものを選択しましょう。

ネットなどから髪型を探し、美容室さんにカットしてもらいましょう。髪型によっては伸ばしたりも必要な場合があるし、カットしてもらってからのスタイリング方法が大事です。

スタイリング方法も教えてもらい、自分でできるようになりましょう。

続けて、眉です。眉も眉専用のサロンなどにいって形を整えてもらうといいでしょう。

眼に関しては、コンタクトレンズのカラーはイメージが全く変わるのでキャラクターによっては利用しましょう。

化粧に関しては、男性であってもキャラクターに寄せたい場合は、積極的に活用しましょう。

身体

ボディメイクという言葉があるように身体も作れます。

綺麗、カッコいいキャラクターで魅せたいなら、トレーニングは必須です。

キャラクターの意外性を売りたい場合は、太っていたりするのも活用できます。

一般に太っている=鈍臭い、運動神経が悪いイメージをされるので、その思い込みに関して、むっくちゃバスケがうまかったり機敏に動けるとびっくりされます。

猫背で弱々しいイメージを与えておいて、実はムキムキだったりもギャップです。

服装

ファッションもその人のアイデンティティーを表わしやすいものになるのでキャラクター作りに重要です。

魅せたいキャラクターはどんな服を着るのかリサーチして、同じように用意しましょう。

・ブランド
・着こなし方

を真似しましょう。

持ち物にもその人を表す世界観があります。

・カバン
・アニメなどの雑貨
・アクセサリー

真似したいキャラクターがどんな物を所有しているのかもチェックしましょう。

顔、身体、服装といわゆる見た目における外見作りを解説してきましたが、声も外見のイメージを作れるものになります。

例えば、ドラえもんの声が、ジャイアンやのび太だと違和感がないですか?

落ち着き大人びた様子を感じれる声でないと、ドラえもんの声にマッチしないです。

他にもアニメのキャラクターの声から、声優さんはこんな人かな?だとか、VTuberさんも、声からどんな人なのか想像しますよね?

そうやって人は、声から感じ取れるイメージでその人の外見を人はイメージすることができます。

だから、声も外見を作れる要素になります。

声は、意識すれば、誰だって変えることができます。見せたいキャラクターの声でないのなら、変えて見せるのもありです。

表情、ポーズ、動き

腕を組み、足を組んでは、胸を反らしていれば、プライドが高く傲慢な人ではないかと思わないですか?

ポーズや動きあるいは表情も外見の要素です。

ギャルならギャルがよくする動きがあるので、キャラクターを観察し取り入れましょう。

好まれる外見

ビジネス系YouTuberで外見を差別化に利用しない人に関しては、好まれる外見作りだけはやっておかれると良いでしょう。

男女ともに無難な外見作りは、

・髪型
・肌
・服装
・話し方

の4つで整えることができます。

キーポイントは、清潔感です。

髪がボサボサでないか、肌が荒れたり、シミ、シワ、ケアが目立ち汚く見えないか、服装がヨレヨレだったりしないかです。

また話し方において、偉そうであったり馬鹿っぽいのもYouTuberの内容によっては相応しくなくなります。

生理的に嫌われることは損でしかないのでできる限り避けるようにしましょう。

内面の作り方のコツ

外見作りができたら、内面も見せたいキャラクターにマッチにするようにあるいはギャップを生み出せるように作っていきましょう。

内面の作りのコツは、外向性と内向性の要素を知ることです。

性格は大きくは、外向性と内向性で分けることができるのでどっちがキャラクター作りにふさわしいか決めたら、あとは細かい性格的特徴を取り入れていきましょう。

真反対にすることで、ギャップも生み出しやすくなります。

外向性

外向性とは、興味や関心が外界に向けられ刺激に敏感に反応し、決断が速く、行動的で社交的な性格特性であると言われています。

外向的特徴しては、

・明るい
・おしゃべり
・自己主張できる
・運動神経が良い
・友達が多い
・積極的

などです。

内向性

内向性とは、興味や関心が自己の内面に向けられ、主観的、内気・孤独で思慮深い反面、実行力・社交性に乏しい性格特性であると言われています。

・暗い
・物静か
・自己主張しない
・運動神経が悪い
・友達が少ない
・消極的

などです。

性格的特徴

・正義感が強い
・堅物
・不義
・軟弱
・不器用
・器用
・天然
・物知り
・天才肌
・エロい
・キレ症
・面白い
・優しい
・能天気
・馬鹿
・礼儀知らず
・リーダー
・先生
・姉御肌
・親分肌

などです。

外見的特徴から内面と一致させる部分と、ギャップを生み出す部分とを分けれるようにしましょう。

好まれる内面

内面を差別化に利用しない人に関しては、好まれる内面を知り、見せれるようにしましょう。

男女ともに好感度が高くなる内面は、

・平等
・正義
・平和

で言い表すことができます。

それぞれ補足して解説します。

平等

相手によって態度を変えない人は、男女ともにモテます。

マウントを取らずに平等に人に接することができるのは、できた人だと思われます。

正義

行き過ぎた正義は敵を生みますが、明らかに間違っていることを指摘したりできることは、勇敢な人だと思われます。

平和

多様性であることを認める価値観をもっていて、平和におれる人は、若い世代の人に好かれます。

まとめ

【YouTuber】として売れるための『キャラクター作り』の2つのポイントを解説しました。

既に自分がやりたいことが武器がある人は、それを光らせるためのギャップになる外見や内面を作っていきましょう。

まだ自分がやりたいことや得意なことがない人は、自分の外見を活かす形でそれが光ものを探していきましょう。