セールスレター/LP(ランディングページ)で
商品を販売するには、文章が最も重要ですが、

デザインが悪ければ、文章自体を
読まれないこともあります。

あなたのセールスレター/LP(ランディングページ)は、
自分の感性でデザインを選んでいないですか?

もし、あなたの感性が売れるデザインに反していたら、

デザインが足を引っ張って商品の売上を落としているかもしれません。

セールスレター/LP(ランディングページ)のデザインの目的は、
売れることを後押しするものです。

オシャレだったり、自分の感性を満たしたり、表現するものでないので、
売るためのデザインを選ぶようにしましょう。

ということで、セールスレター/LP(ランディングページ)を売れるデザインにして
販売を増やしたい人は、本記事で売れるデザインとは、何かを
学習してください。

セールスレター/LP(ランディングページ)におけるデザインの役割

冒頭で伝えた通りですが、

セールスレター/LP(ランディングページ)は、
見込み客に自分が望んでいる行動をしてもらうのがゴールです。

商品を販売するセールスレター/LP(ランディングページ)なら、
商品を購入してもらうのがゴールで、

集客をするLP(ランディングページ)なら、
LINEやメールのアドレスを登録してもらうことがゴールです。

デザインは、そのゴールを後押しするためのものです。

なので、オシャレなレターがいいだとか、かっこいいレターがいいとかで
デザインを作るのは、間違っていて目的に反することになります。

自分の意味のない欲求を満たしても、販売にはつながらないので、
デザインは、お客さんを軸としたもので選ぶようにしましょう。

売れるセールスレター/LP(ランディングページ)におけるデザインの5つの条件

情報伝達の量と質

セールスレター/LP(ランディングページ)の一番最初は、
画像とキャッチコピーがセットです。

その理由は、少ない時間に情報量をたくさん人に与えることが
できるからです。

画像には、文字では表現できない情報量がたくさんあります。

また、質に関しても高いです。

百聞は一見にしかずということわざがあるように
百回聞くよりも、たった一度でも自分の目で見たほうが確かなのです。

それほど、見ることは、知れることが多いのです。

ライザップがビフォーアフターを見せるのも、
言葉で表現するよりも、正確でインパクトがあるから、
絵を見せているのです。

文字では、伝えきれないこと、イメージが人によって変わるものは、
画像を使って伝えたいイメージを合わせることが重要です。

例えば、山を想像してくださいと伝えたとしましょう。

実際にあなたも山を想像してください。

イメージしたのは、どんな山でしたか?

地元で見たことがある山や登ったことがある山を
想像する人もいれば、

山と聞いて、富士山を想像する人もいます。

このように、山を想像してくださいと伝えても、
山は人によってバラバラなのです。

でも、あなたが指定する南アルプス北岳の画像を見せたうえで
山を想像することをお願いしたら、

画像で見せた山を読者さんは簡単に思い浮かべることができます。

言葉で表現が難しく、イメージを合わせるのが難しいことも
画像を見せたら、一瞬でそれができます。

画像には、文字には表せないことが表現できます。

デザインは、この文字にないものを表現することに
役立ててください。

ハイライトのコントロール

デザインを使い分けることで、読者さんの視野をコントロールすることが
できます。

読者さんに見て欲しいことがあれば、そこを強調し、周りを控えめにすることで
視線を誘導し見てもらうことができます。

伝えたいことを確実に伝えるのにデザインが有効なのです。

読みやすさ(見やすさ)

デザインを変えるだけで、読みやすさや見やすさが変わります。

どんなデザインだと読みやすくなるのか、見やすくなるのか、
反対にどんなデザインだと読みにくくなるのか、見えにくくなるのかを
知って、間違いを起こさないようにしましょう。

読みにくい、見えにくいのは、ストレスになります。

ストレスになれば、読むことを避けられてしまいます。

世界観の調和

デザインを駆使すれば、文字で表現した世界をより鮮明にできます。

文字で表現した世界をデザインで調和することができます。

調和しないデザインを選んでしまうと、違和感を感じられて、
文字での表現がくすんでしまうようになります。

なので、文字で表現したいことに合わせて、
デザインも選び、世界観の調和をはからないといけません。

エンターテインメント

文字だけだと、文章を読むのに飽きてしまいます。

画像があれば、刺激を受け右脳が働きます。

画像によってより想像性を掻き立てることは、
モチベーションやテンションを高めることになるので、

集中力をアップさせることになります。

集中力がアップすれば、文章をしっかり読んでもらえるようになるので、
エンターテインメントのように飽きさせず、

話の内容に合わせて適度に画像で演出しましょう。

売れるセールスレター/LP(ランディングページ)におけるデザインの構成要素とポイント

デザインとは、辞書によると

「美しさ」や「使いやすさ」などの
狙いを実現するために創意工夫すること、および、

その創意工夫の成果を反映させた見た目や機能のあり方
のことを言います。

一般的にデザインというと、

ビジュアルである画像や絵をイメージすると思いますが、
辞書から意味を知ってもらった通り、

デザインには、機能面も含まれていることを理解してください。

セールスレター/LP(ランディングページ)における
デザインの機能面とは、

文章が読みやすく、購入しやすいということです。

セールスレター/LP(ランディングページ)におけるデザインは、

・ヘッドコピーのメイン画像と文字と背景
・サブヘッド及び本文内の画像と文字
・本文内の画像と文字
・文字のフォント(文字の形)
・文字のフォント数(文字の大きさ)
・文字のカラー(重要語句)
・文字の装飾(太字)
・記号(括弧など)
・文字背景
・レター全体の背景
・購入ボタン
・ページトップへ戻るボタン(+購入ボタンへ飛ぶボタン)
・余白

で構成されています。

それぞれのポイントを解説しましょう。

ヘッドコピーのメイン画像と文字と背景

ヘッドコピーは、最初に目に入る画像であり、最初に読んでもらう
文章です。

なので、インパクトとともに、文章と画像の両方を活かせるように、
どちらも見やすく印象に残せるようにしてください。

文字が読みにくくなる画像や背景に注意してください。

画像に文字を載せるコツは、4つあります。

彩度や明度を落とす

文字の後ろになる背景画像の彩度や明度を落とせば、
文字がはっきり見やすくなります。

透過画像にする

文字の後ろの背景の一部を透過させましょう。
背景が白色に近い色になるため、文字枠がはっきりして
読みやすくなります。

画像の一部だけを透過させるので、できる限り背景画像を
変えることをせずに文字を見せれるので、

透過画像は使い勝手がいいです。

背景をぼかす

背景をモザイクで入れたようにぼかすと、
文字が目立つようになります。

ラインを入れる

文字の両隅に枠のように線を入れると、文章の塊であることを
ひと目でわかりやすくなります。

文字に影を入れる

文字に影を入れると、立体的になり背景がある文字の場合
見やすくなります。

サブヘッド及び本文内の画像と文字

画像や文字のサイズはヘッドコピーより小さく、
本文よりは大きくしましょう。

中央揃えをして、文字の塊として目に入るようにしましょう。
その他は、ヘッドコピーと同じです。

本文内の画像と文字

本文内の画像は、中央揃えで、
文字は、左詰めにしましょう。

文字のフォント(形)

文章内の文字は長く読むものになるので、

読みやすいフォントにすることがベストです。

一般的に読みやすいフォントされているのは、

■Windowsなら、

・メイリオ
・游ゴシック

■Macなら、

・ヒラギノ角ゴシック

とされています。

文字のフォント数(大きさ)

パソコンで見るファント数と、スマホで見るフォント数では、
見やすさが変わるので、

それぞれが見やすくなる文字のフォント数に設定できる
ものを使いましょう。

また目立たせたい単語やキーワードを文字の大きさを大きくして、
強調させることができます。

文字のカラー(色)

文字をカラー文字することで、

目立たせることができます。

重要語句に、フォント数を大きくするのと両方で使用すると、
さらに目立たせることができます。

文字の装飾(太字)

太字にすることで単語の輪郭をはっきりさせることができます。

カラー文字と両方使えば、さらに強調されます。

記号(括弧など)

読みやすいように、記号を使いましょう。

「」…会話、強調したい時
『』…名詞、本、強調したい時
【】…タイトル、強調したい時
()…言い換え、補足したい時

文字背景

文字の背景は、文字の色に対して見やすいものしましょう。

文字が黒がメインなら、背景は、

・白
・グレー

文字が黒のサイトが多いため、文字が黒であることの方が
読みやすいです。

文字が白がメインなら、背景は、

・黒

世界観を伝えるのに、文字や背景を変えた方がいい場合のみ
使いましょう。

レター全体の背景

世界観の演出になるので、文章の内容やイメージに合った
背景にしましょう。

購入ボタン

昔のネットショップなどでは、赤のボタンがよく使われていましたが、
現在は、背景が白色の場合、

黄色やオレンジのボタンが良いとされています。

カラーの違いによる購買率の変化は、
正直、数字でも読み取りづらいので、

大手ショップを参考に変えるのが一番ベストです。

参考にしたいのは、ショッピングサイトのAmazonです。

Amazonは、世界的大企業で、デザインの機能面においても
シンプルでありながらも購買を最大化させるように常に研究
されているからです。

ちなみに、Amazonでの購入ボタンの現在の色が、
黄色(カートにいれる)とオレンジ(今すぐ購入)になります。

以前は、緑色でしたが、現在は、黄色になっています。

一般的に色の心理効果として言われているのは、

・赤は興奮させる、警戒させる
・青は落ち着かせる、信頼を感じさせる一方冷たい感じを与えることもある
・黄は、希望や元気を与え注目させることもできる
・橙は、黄よりさらに温かみが含んだ感じです
・緑は、安らぎで健康や調和を感じさせます

になります。

あなたの商品やサービスの内容に合った心理効果を期待して
色を選択してみるのもいいでしょう。

ボタンの配置は、中央揃えにして大きめに設置しましょう。

ページトップへ戻るボタン(+購入ボタンへ飛ぶボタン)

セールスレター/LP(ランディングページ)は、
縦長の長いページになるので、

ページトップへ戻るボタンを用意してあげるのも、

受け手には便利で内容を確認しやすくなるでしょう。

ページトップに戻ることを意味することがわかるビジュアルにしましょう。

また、セールスレター/LP(ランディングページ)では、
長い文章のため、購入ボタンを複数配置することが多いです。

その際に、購入ボタンの図にしておいて、
押すと、ページの最下層らへんにある、一つだけの
購入ボタンへ飛ぶボタンにするのも、

買いやすくするためのデザインの機能と言えます。

前半部分の購入ボタンに、購入ボタンへ飛ぶことをさせているのは、

・購入を検討している人のクリック率の計算がしやすい
・割引前価格と割引後価格を決済に移る前に確認させたい
・ボタンがあったのでなんとなくクリックを押してしまった人に
 文章を読ませたい

からです。

ほんとうに決済できるボタンは、セールスレター/LP(ランディングページ)の
一番後ろにあるものにして、あるいは、割引価格の後ろにして、

他の購入ボタンは、ほんとうに決済できるボタンに移動する
ダミーボタンにしておきましょう。

余白

文字がギュウギュウだと読みづらくなるので、
本文内の文字は、

3行か4行で改行するようにして、余白を生み出すようにしましょう。

売れるセールスレター/LP(ランディングページ)におけるデザインの3種類

ビフォーアフター

ライザップのCMのように、デザインの絵として、
前後の違いが明確である場合は、

ビフォーアフターの写真を使えば、その差があればあるほど、
インパクトを与えることができ、

商品やサービスが売れやすくなります。

実績

賞を受賞した、ランキングで1位を取った、件数や年数などから
実績をアピールできるようであれば、

その写真を撮ったり、画像を作って見せましょう。

ベネフィット

あなたの商品やサービスを買ってお客さんが手に入れることができる
未来を、画像で表現しましょう。

まとめ

セールスレター/LP(ランディングページ)におけるデザインも
購入率を上げれものです。

本記事で解説したデザインをもとにセールスレター/LP(ランディングページ)を
完成させてください。

そうすれば、購入率を最大化できます。