YouTubeの広告収入だけではなく、自分の商品やサービスを
販売して稼ぐことを決めた人は、

メルマガやLINEでの発信が必要になってきます。

YouTubeの動画作成とはまた違うので、わからないことも
多いでしょう。

ということで、YouTuberでメルマガでの情報発信が初めての人に
メルマガの書き方を教えます。

早速解説していきましょう。

メルマガとは?

メールアドレスを相手から取得して、メルマガスタンドというサーバーとシステムを
持っている会社と契約し、相手に文字で情報を配信することを言います。

メルマガの構成

4つで構成されています。

タイトル

メルマガには、タイトルを付けることができ、
送信先の相手は、このタイトルを最初に見ることになります。

LINEと違って本文からいきなり読めるのではありません。

タイトルを見て、読むのか読まないかを決めたりもしていて
開封して本文を読むかどうかの判断につながることが多く、
重要なものになっています。

本文

タイトルとは別に、本文の入力が可能です。

タイトルで伝えたことを、本文内で話していく流れになります。

メルマガはブログと違い、装飾や画像で詳細に解説できないので、
わかりやすく書くことが大事です。

編集後記

本文を書き終わった後に編集後記として別の内容を話することができます。

ノウハウ系を教えている人は、
ノウハウの情報を求められるので、本文にノウハウを書き、

編集後記でプライベートな自分を見せたり、自己開示するといいです。

ちなみに、編集後記は毎回書く必要がないです。

何か話すネタがあれば使う感じで大丈夫です。

フッター

メルマガの一番下のフッターは、

メルマガ解除のリンクだったり、発信者名を書いて誰なのか
わかるようにしましょう。

・発信者名
・YouTubeのタイトルとリンク
・TwitterやInstagramやFacebookをしている場合は、
 IDとアカウントのリンクを載せておきましょう
・メルマガ解除のリンク

他には、ブログやYouTubeなどで自己紹介をしているコンテンツがあれば、
そのリンクを載せておくといいですね。

特定商取引については、個人情報の開示になります。
本名と住所を記載しますが、特別怪しいように思われることをしていないのであれば、
わざわざページを用意し載せる必要はありません。

信用を持たれにくいことを思われる人は、個人情報を開示することで、
相手に安心感は与えることができます。

以上がメルマガの構成になります。

メルマガの目的=すること

メルマガの目的は、自分の商品やサービスを販売して稼ぐことです。

それを継続的にするには、

まず相手に読ませることです。

継続的に読んでもらうには、習慣づけしてもらうことです。

習慣づけしてもらうには、発信者がいつするのかわかってないと
しにくいので、

発信者は、発信する日、曜日、時間帯をなるべく固定にしていきましょう。

読んでもらう習慣づけができたら、自分の商品やサービスを案内したら
買ってもらえるように、相手のことをリサーチしていきましょう。

アンケートを取ったり、直接メッセージを送ったり、メルマガの反応を見たりして、
何を求めているのかを知りましょう。

求めていることがわかれば、商品の改善や新しい商品の開発をしていきましょう。

あとは、商品を買ってもらうためにどんな教育をしておけばいいのかを
考えてメルマガで発信していくだけです。

以上の繰り返しがメルマガでの仕事です。

メルマガのネタ

メルマガでどんなことを話せばいいのかネタに困ると言う人も
いるでしょう。なので、ネタを教えましょう。

ノウハウ

YouTubeでノウハウを教えている人はメルマガでも同じように
ノウハウを伝えればいいです。

内容が同じでも問題ありません。

学習媒体が変わるからです。

テキストで読むことが好きな人もいれば、
音声で聴くことも好きな人がいるし、
動画で見て聴くことが好きな人もいてと

様々だからです。本離れや活字離れは言われていますが、
それでもまだ求める人たちはいます。

またノウハウは色んな媒体で繰り返して学んでもらう方が
理解が深まるのもあるので、

そのことを教えて、メルマガでも同じように学んでもらうように
すればいいです。

プライベート

YouTubeでプライベートなことをあまり話してない人は、

メルマガで話せばいいです。

メルマガだと登録者だけにしか情報が伝わらないので、
個人的なこともメルマガ内では話しやすいです。

過去の自分のストーリー

過去の自分に起きたことなど何か映画のような山あり谷ありのことがあれば
それを話すと共感してもらえたり、親近感を感じてもらうことができます。

また教育にもいいですね。

ノウハウを教えている人なら、最初いきなりできたわけではなくて、
視聴者さんのようにできなかったり、初心者さんであった時期があるはずです。

その時期にどう考えて、どう行動して乗り越えたのかは、勉強になり
参考とされやすいです。

YouTubeで公開していないコンテンツ

娯楽系YouTubeがメルマガをする場合、YouTubeで公開しない動画を
作ると、メルマガを読む価値が上がるので、

メルマガ限定でのコンテンツを提供するようにしましょう。

教育

商品やサービスを買ってもらいやすくなる価値観や考え方を
繰り返し伝えることで、相手にとってもらいたい行動を起こさせ
やすくなります。

考え方や行動の指針を伝えることで教育でき、誘導することができます。

お客さんの声

ノウハウ系YouTuberは、お客さんの声をメルマガでも
届けましょう。

自分の商品やサービスを利用して結果を上げた人の声は、
同じように買おうと考えている人の背中を押すことになるし、

評判も間接的に上げることになり信頼性が上がります。

なので、色んな媒体でお客さんの声を話しましょう。

理念

どんな思いで何を目的にやっているのか、
普段YouTubeで話せないことも、メルマガであれば話しやすいです。

メルマガでは、goodボタンやbadボタンもないので、
内容の評価をYouTubeのように気にすることもないので、
娯楽系YouTuberであっても、真面目な話をしましょう。

理念の話をするだけで、新たに応援してくれる人が増えることが多いです。

家族・友達/恋人やペットの話

人は人に興味を持つし、動物好きな人も多いので、
家族・友達/恋人やペットの話は、

共感を得やすいです。

ムカつく話

ムカつく話も意外と共感を得やすいです。

ただし、客観的に見て相手も同じように思えることじゃないと
単なる自分勝手な人や変わった人だと思われるので、

相手も同じように思ってくれるだろうことに
限って話すようにしましょう。

社会問題

社会問題は、たくさんあります。

人によって関心ごとは違いますが、問題に思って
考えている人も多いので、

社会問題について自分が感じていることを話すことは、
興味関心を引いたり、コンテンツとして楽しめるものになります。

勉強にもなりますしね。池上彰さんのように難しいことを
わかりやすく解説することを目指したいですね。

であれば、知らないことも興味をもったまま
話を聞けます。

ドジな私

人の不幸は蜜な味と言う言葉があるように、
ドジはネタになります。

何かも完璧な人は近寄りがたく思えるし、
完璧な自分を売り物にするのは良くありません。

完璧でない部分が見れたら、ガッカリされるからです。

なので、おっちょこちょいな自分やドジをしたり、
ミスをしたり、

うまくいかない自分を見てもらうことは、
人に安心感を与えたり、笑いを誘ったりして、

人間味を感じてもらいやすくなります。

笑い

人を笑わせることが得意な人は、

笑いをメルマガで話すといいです。

笑いはコミュニケーションの潤滑油になるし、
コンテンツとしても、最も楽しまれているものです。

話題になっていること

世の中で人気になっていることや騒がれていることは、
情報として目にすることが多く、関心を持ってる人が多いので、

そのことを自分の目線で話すと、コンテンツになります。

ただ、自分の視聴者さんを敵に回すような考え方や価値観は
伝えない方がいいので、

相手がどう思うのか感じるのかを考えてから話すようにしましょう。

自分のキャラクターができている人は、そのキャラクターが
する答えをするといいですね。

自己啓発

自分を成長させたいと思っている人は、一定数います。

特にノウハウ系は、結果を出すのに自己啓発とも関連することが多いので、
自己啓発の話をすることで相乗効果も期待でき、

相手の為になります。

名言や考え方を話すといいですね。

娯楽や癒し

娯楽や癒しを求めている人は多いです。

メルマガで写真もリンクに載せて見せることができるので、

娯楽や癒しになるものを見せたり場所などを教えてあげるのもいいですね。

メルマガのタイトルの3つのポイント

文字数

メルマガのタイトルは、文字数が決まっているのと、
文字数が見るデバイス(端末)によって

表示される文字数が違うので、自分の視聴者さんのことを
想像して、最適に合わせるようにしましょう。

メルマガはスマホで見ているのか?
パソコンで見ているのか?
タブレットで見ているのか?

メールアドレスは、Gメールなのかヤフーメールなのかでも
表示が変わってきます。

詳細を知りたい人はこちらを参照してください。
メルマガのタイトルにおける表示の差

キャッチコピー

YouTubeのサムネイルもそうですが、言葉によって
続きを見たくなるかどうか左右されます。

なので、メルマガでもタイトルをキャッチーにすることで
開封され、本文までしっかり見てもらうことができるようになります。

キャッチコピーについて書き方を知りたい人はこちらを参照してください。
キャッチコピーの書き方

記号

メルマガでは、ブログのように太字やサイズ変更やカラー文字は
できないので、

記号をうまく使って、重要語句が目立つようにしましょう。

()、「」、『』、《》、【】、*、“”、!などルールを設けて、
守って使うようにしましょう。

()は、補足や会話文で言葉に出さずに心に思ったこと、
他の類似語や言い換え語などで使います。

(例).言葉(ことば)

「」は、会話文や重要語句に使います。

『』は、書名などに使ったり、重要語句に使います。

《》は、重要語句に使います

【】は、タイトルなど重要度が高いものに使います。
隅を黒く塗っているため一番目立つので、一番重要な言葉に使うといいです。

*は、注意書きであとで補足する時に使ったりします

“”は、引用で使います。

!は、驚嘆だったり、注意してもらいたい時に使います。

メルマガの本文のポイント

口調を寄せる

・どうも、◯◯YouTuberの◯○です。
・どもー、◯◯YouTuberの◯○ですー。
・お疲れ様でございます。◯◯YouTuberの◯○です!

使う言葉や文末、記号などでYouTubeで話している時の
口調に似せることができます。

YouTubeでいつも見ている感じとメルマガの感じが違うと、
違和感を感じてしまうので、

キャラクターを統一するようにしましょう。

話し言葉と書き言葉

「話し言葉」とは、相手と話す時に使う言葉です。
「書き言葉」とは、文章で使う言葉です。

識別しにくいと思うので、具体例を出しますね。

話し言葉の、すごい! は、
書き言葉だと、素晴らしい! です。

話し言葉の、でも、 は、
書き言葉だと、しかし、 です。

話し言葉の、◯◯じゃない? は、
書き言葉だと、◯◯ではありませんか? です。

話し言葉は普段使っている話し方の言葉になるので、
自分の特徴を出せるし、読んでても話しているように感じることができ、
親しみが出ます。

メルマガは、会社などでやりとりするものでないので、
話し言葉を使いましょう。

句読点などの記号

句読点を正しく使うことで読みやすい文章になります。

。(句点)は、文章の終わりにつけます。

、(読点)は、息継ぎの場所やリズムがいいと思うところで
つけます。

,は、数字を3行ごとに区切るのに使います。

・(なかぐろ)は、同種類の単語をいくつか並列させる時の
区切りでつけます。また、箇条書きに使います。

: (コロン)は、時間や比率に使います。

!(感嘆符)は、驚きや感動を強調する文章や語句の最後につけます。

? (疑問符)は、疑問や質問でつかいます。

!? (感嘆符疑問符)は、感嘆と疑問を同時に表す時に使います。

/は、区切りで使います。

…(さんてん)は、余韻や沈黙を表す時に使います。

段落の表現

メルマガは、横文字になりますが、
ネットで一文字開けて段落の通りに書き始めると、

非常に読みづらくなるので、

メルマガでは、一文字開けなくていいです。

ただし、話が変わる時は変わったことがわかりやすいように
改行を一つのところを二つにするなどした方が読みやすいです。

文章デザイン

ブログのように章や節をメルマガで装飾できれば、
読みやすくなります。

装飾は、記号などをうまく使えば、

目立たせ文字を読ませることができるので
自分流にデザインしてください。

例えば、

------------------------------------

 【読ませるデザインとは?】

------------------------------------

と、こんな風にすると、目が行きやすく、
読みやすくなるので、

章や節をメルマガ内でも書くようにしましょう。

文字幅の調整

メルマガを読む媒体によって、
ディスプレイ表示の文字幅が変わるので、

自分の視聴者さんの多い端末で見やすい
文字幅に調整しましょう。

メルマガはスマホで見られているなら、
iPhoneやAndroidの人気機種のディスプレイサイズを確認して

1行で表示される文字数を確認し区切りがいいところで
改行をすると読みやすくなります。

1行目の文章の書き出し

Gメールは、ヤフーメールと違って、
タイトルと本文が、メールボックスのタイトル行に表示されます。

タイトルの文字数が少なければ、
本文の書き出しがタイトルの後に入るので、

メルマガの1行目の文章は、

メルマガタイトルのように書き出しをキャッチコピーにすると
開封されやすくなります。

メルマガでノウハウなどを伝える人は、

PREP法で文章を書くといいです。

PREP法は、下記の言葉の頭文字からとった名前で、
文章を簡潔に読ませることができます。

Point :要点(結論・主張)
Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
Point :要点(結論・主張)

ノウハウ系は、わかりやすく伝えることが大事なので、
PREP法がベストです。

娯楽系YouTuberさんの場合は、

話を面白おかしく伝えたいのであれば、
起承転結で、ドキドキ、ハラハラさせたいのであれば、
映画でもよく使われる神話の法則の方を使うといいです。

神話の法則の書き方は、

1.悲惨な状態、あるいは平凡である日常を見せます
2.抜け出したいと願いチャレンジするもうまくいかないことを描きます
 あるいは、平凡である場合は、突然、災難に遭遇し状況が一変することを描きます
3.今後の人生の選択を迫られ、覚悟を決めます
4.新しいこと、逃げてきたに向き合うことで、自分を救い
 助けてくれるメンター(師匠)と出会います
 その結果、道が拓き始めます
5.新しい問題に遭いますが、師匠に知識と知恵を授かり、
 なんとか解決できます
6.新たな難しい問題に遭遇することになり、絶体絶命になりますが、
 師匠や仲間のおかげで救われます
7.願っていた未来の一部を手に入れることができ、人生が変わり始めます

の以上です。

リンクの貼り方とマイクロコピー

メルマガ本文でリンクを貼る時は、

ただ単に張って案内するのではなく、リンクを押したくなる
言葉を周辺に書きましょう。

リンクを踏ませたりなど人に行動をさせるための文章を
マイクロコピーと言います。

このマイクロコピーの書き方で、リンクをクリックされ
その後見られるか見られないかが決まってしまうので、

非常に大事な文章になります。

YouTubeで言うサムネイルもマイクロコピーの一つです。

メルマガでのマイクロコピーも同じようにリンクの前後に
キャッチコピーを書き、

ボタンを押したくなるようにしましょう。

言い方を変えたり、視点を変えたりして、
同じリンクをあとで押してもらうために、複数回用意することは
問題ありません。

むしろ、一回だけでなく何回も言葉や視点を変えて、
リンクをクリックさせるようにマイクロコピーを複数使いましょう。

編集後記のポイント

プライベートを出せる

編集後記は、メルマガのタイトルと全く違う話ができます。
本文はメルマガタイトルに沿った内容にしなくてはいけませんが、

編集後記は、好きなことを書けます。

なので、編集後記では、相手に直接には役立たない話をしながらも、
楽しんでもらえたり、親近感を感じてもらえるプライベートな話を
するのが効果的です。

本音を出す

メルマガで販売する時にも編集後記は使うことができ、
追伸のような使い方で

編集後記では、本音で話すことをすれば、人情味を感じてもらえやすいです。

後押しする

編集後記は、後押しにも使えます。

本文で伝えたことを再度伝えて、背中を押してあげ
行動に踏み切らせることも大事です。

最後の文章は記憶にも残りやすいし誘導しやすいです。

繰り返し

編集後記で繰り返すことで重要なことだと認識してもらうことができます。

大事なことは編集後記でも伝えましょう。

メルマガの解除について

解除されることは悪いことではない

ノウハウ系YouTubeの場合、特に積極的なセールスを行います。

そのために、メルマガの解除がされやすくなります。

でも、メルマガの解除は悪いことではないので、気にしないでください。

むしろ、読まないのにそのまま放置されることがよくないので、
どんどん解除されることをよしとしましょう。

リストが少ない方が管理がしやすくなるし、メルマガも到達しやすくなります。

必要でないと感じられた人には、どんどん解除してもらいましょう。

メルマガで商品を販売したいなら、買わないお客さんは、不要ですしね。

解除しやすいところにリンクを設置

解除は前に伝えた通りしてもらった方がいいので、
解除URLをわかりにくいところに設置したり、解除することを手間に
感じさせたりするのはやめましょう。

到達率が悪くなり読まないのに解除されない方がコストがかかり
良くありません。

冒頭らへんか文章の終わりに必ず設置しましょう。

まとめ

YouTuberでメルマガ初心者の方にメルマガの書き方を
教えました。

ネタから書き方までお伝えしたので、
これであなたもメルマガを始めることができます。

メルマガでは、商品の販売がしやすくなるので、
ぜひ発信を続けてください。