YouTubeのサムネイルで集客が変わるのは、
YouTuberをしている以上、経験済みですよね?

結局、集客して販売するのには、人を惹きつける言葉が
大事だということです。

その言葉をキャッチコピーと言いますが、
作り方があるのを知っていましたか?

なんとなく見よう見まねでやっている人が多いですが、
やっぱり勉強しないと、

ワンパターンになりがちです。

あなたのサムネイルなども見直してみると、
なんか一緒じゃんと思いますよ。

キャッチコピーを作り方を知れば、言葉のレパートリーが
増え、いろんな人に刺激を与えることができます。

そうすれば、集客するのは簡単になるし販売するのも簡単になります。

あらゆることで武器になるキャッチコピーの作り方を
本記事では、解説していきます。

これであなたも、今までとは違う新しい言葉を生み出せ、
新しい視聴者さんを獲得でき販売したい商品やサービスが売れるようになりますよ。

では、前置きはこれくらいにして、はじめていきましょう。

キャッチコピーとは?

キャッチコピーとは、人に注目させる言葉です。

雑誌の見出し、通販サイトの冒頭、Yahoo! ニュースやLINE NEWSの
記事タイトルなど、

中身を見てもらうために、 キャッチコピーが使われています。

中身まで確認するのは、時間がかかるし、無駄になるので、
外身で人は読む価値があるかどうかを判断しています。

だから、キャッチコピーが重要で当たり前のように
使われています。

手垢のついた言葉では、中身まで読んでもらえないのです。

キャッチコピーを作るにあたって

誰に読まれたいのか?

誰に読まれたいのか決めてないのに、反応される言葉は作れません。

なので、誰に読んで欲しいのか具体的な一人を思い浮かべるような
イメージで、

・年代
・性別
・趣味
・価値観

など、人物像をはっきりさせてみましょう。

相手があなたのキャッチコピーを見て、
自分のことだと思えないと、

視界に入らず、スルーされてしまいます。

だから、自分のことだと思えるように、
その人に向かって言っているようにする必要があります。

・あなたの商品やサービスを必要としているのは、どんなことで困っている人ですか?
・どんなことで悩んでいますか?
・どんなことに不満を持っている人ですか?
・どんなことを望んでいる人ですか?

販売したい商品やサービスを知る

販売したい商品やサービスが他とどう違うのか、
どんな特徴があり、強みがあるのかをリサーチしましょう。

あなた自身が商品やサービスのことをわかっていないのに、
売りを伝えられることなんてないです。

・あなたの商品やサービスのライバルにはない独自の売りは何ですか?
・ライバルもやっているけど、あまり知られていないお客さんにとっての
 ベネフィット(利益)は何ですか?
・お客さんはなぜ、あなたの商品・サービスを選んでくれていると思いますか?
・お客さんは、どんな時に一番喜んでくれましたか?
・お客さんは、あなたの業界やライバルに対してどんな不満を持っていますか?
 どんなことを望んでいますか?
・あなたの商品やサービスにさらに何をプラスすれば、お客さんは喜んでくれますか?
・あなたの商品やサービスの本質以外の部分でどんな提案をすれば、お客さんは、
 喜んでくれますか?

嘘は言わない

キャッチコピーは嘘を言って、価値を上げたり、
注目してもらうものではありません。

そんなことをして、人を一時的に注目させることができて、
その反動があとで必ず起きてマイナスになるだけです。

キャッチコピーと言うと、人を騙してと思う人がいますが、
確かに誇張するような表現はしますが、

事実でないことは決して言いません。

良さそうに思えたり、単位が大きく思える表現にしたりなどは、
テクニックとして使いますが、

嘘は言わないのです。

そこを勘違いしている人が意外といるので注意してください。

人を動かし商品が売れるキャッチコピーの作り方

メリットではなくベネフィット

人が商品の何を求めているかと言うと、結果です。

商品やサービスを利用することによって、得られる利益を
求めています。

だから、商品のメリット、例えば、機能などを説明されても
それより、自分が求めていることが叶うのかどうかを知りたいって
思うものです。

メリットは、利益をもたらしてくれる理由や根拠で伝えるのであって
先に単独で伝えることではないのです。

特に何をしてくれるのかわからない商品は、先にキャッチコピーで
ベネフィットを伝えるようにしましょう。

相手が知りたいことを相手にとってわかりやすい言葉で

自分が話したいこと伝えたいことが相手が聞きたい話とは
限りません。

相手が聞きたいと思えない話は、すべきでないのです。

なぜなら、不満を買うからです。聞きたくないことに
時間を取られて、喜ぶ人なんていないですよね?

価値のある話でも、当の本人がそう思えなければ、
価値はなくなるのです。

相手が知りたい内容であるとともに、相手がわかる言葉で伝えましょう。

男女脳の違い

男女では、脳の使い方に違いがあると言われています。

男性は、根拠(データ)
女性は、未来のイメージ

に惹かれます。

使い分けをできるようにしましょう。

キャッチコピーで全てを伝えれると思わない

キャッチコピーを考え作り、使うゴールを明確にしてください。

キャッチコピーで、全部を伝えられることはできません。

キャッチコピーで、本文を読ませたいのか、
登録をさせたいのか、商品を知ってもらいのか、

どれもを一つのキャッチコピーで伝えようとすると
長くなったり余計伝わらなくなるので、1つに絞るようにしましょう。

商品やサービスを開発したストーリー

商品が生まれた理由をキャッチコピーにできることもあります。

お客さんの声

お客さんの声は、第三者の声で客観性があります。

なので、お客さんの声をセリフで伝えるキャッチコピーは、
多くの人に届きやすくなります。

数字

数字は、数字の全てがわかりやすさや具体性を明らかにするものではないです。

タウリン3000mgは、タウリン3gというよりたくさん含んでいるように
思え、元気になる感じがするから、gで伝えることをしなかったのです。

損していることを教えてあげる

人は利益だけを求めている訳ではなく、損することも避けたがります。

なので、損していることを教えてあげるキャッチコピーは読まれます。

意外な使い方

意外な使い方を教えてあげるのも商品の魅力や価値を引き出すことになります。

ネガティブにはポジティブな一面も含まれる

ネガティブは、その全てがネガティブかと言うと、
そんなことはありません。

ネガティブの中にポジティブな一面も含んでいることが多いです。

要は視点の違いで変わるのです。ネガティブに思われている、あるいは思われる部分を
ポジティブに転換できることはないか考えてみましょう。

ハードルを下げる

難しいことは、人は避けたがります。
だから、ハードルを下げて自分にも出来そうと思わせれることで
スタートできます。

背中を押してあげる

迷っている人を動かせるのは、言葉です。

どんな言葉を投げ掛ければ、動きやすくなるのか考えてみましょう。

自分へのご褒美にというキャッチコピーは、
買うことの言い訳を作ってあげるもので、

優しさがありますよね?

キャッチコピーは、生き物です。
魂があるのです。

言葉を読んで、感情が動くんです。

共感できるエピソード

エピソードもキャッチコピーになります。
共感できるエピソードで話しましょう。

ストーリー

ストーリー仕立てのキャッチコピーも作れます。

「私がピアノの前に座るとみんなが笑った。でも、弾き始めると・・・」

これはアメリカのコピーライターのジョン・ケープルズが生み出したキャッチコピーです。

音楽学校の通信講座の広告として書かれたもので、大ヒットしました。

今でもこのキャッチコピーを元に新たなキャッチコピーを
作り出している人は多く、優秀な型です。

ストーリーは元々、人の記憶に残るようになっているので、
キャッチコピーにも最適です。
(言い伝え、伝記などはすべて物語で現生に受け継がれてきたのが証拠です)

ドキッとさせる

見込み客が気にしてそうなことを言うと、ドキッとさせられます。

お腹のたるみは気になりませんか?

逆のことを言う

普通とは、反対のことを言うと、人は混乱します。

例えば、ダイエットしないなら、脂を摂れと言われたら、
えっ?なぜ?って思いますよね?

疑問に思わせたら成功でそれを解明するために
読まざるを得なくなります。

クイズにする

なぜ、◯◯は、行列に並んでまで人気があるのか?

など、クイズ方式にして質問すると、その答えを知りたくて
続きを読ませることができます。

今あるいはすぐと思わせる

期間限定など言われたら、今しかないと思い、
購入を踏み切ることがあるし、

面倒なことをすぐ解決できることを言われたら、
お願いしたいと人は思うものです。

今だけ、◯◯します。
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シーンを作る/描写する

使ったことがない商品はどんなものなのかイメージできません。

なので、シーンを作って話すことで想像しやすくなります。
利用シーンをイメージさせましょう。

新しい言葉を作る

全く新しい言葉だと想像できないのでスルーされてしまいますが、
なんとなく言葉から想像できる新しい言葉は、

疑問に持たせることができ、惹きつけることができます。

終活なんて言葉もありませんでしたが、なんとくわかるから、
関心がある人は、知ろうとします。

わかりそうでわからない新しい言葉でなんだか気になるって
ものを作りましょう。

強い言葉を使う

言葉によって意味の加減というか強弱があります。

例えば、

・あつい
・熱い
・熱っつー

であれば、どれが一番熱そう思えますか?

熱っつー が、熱い場面を想像できませんか?

同じ意味だったり、同じ言葉でも若干の伝え方や言葉の選びで
印象が変わるのです。

キャッチコピーに使う言葉は、強い言葉を選ぶべきで
強い言葉になる伝え方をするべきです。

そうすることで言葉により魂を宿せることになります。

引用して力を借りる

名言や権威ある人の言葉を引用させてもらうことで、
説得力を持たせることができます。

たとえる(比喩)

100人乗っても大丈夫!というキャッチコピーで
頑丈なことをアピールしているイナバ物置(株式会社稲葉製作所)も、

CMでは、人が乗っているところを見せていますが、
例えです。

たとえは、伝えたいことをお客さんの頭の中に映像としてイメージさせることが
できるので、何かあった時にも思い出してもらいやすくなります。

対句

金持ち父さん・貧乏父さん
ベストセラーになった本のタイトルですが、
対句すると、違いや差が浮き彫りになるので、
興味を引かせることができます。                                               

否定し禁止する

◯◯しないでください!
◯◯するな!

の禁止は、口調が強くなるためインパクトが強くなります。

人によっては、命令口調に嫌悪感を覚えたり、
偉そうに思える人もいるかもしれないですが、

否定の命令で禁止する言葉は、力の強さを持っています。

心臓に弱い方はご遠慮ください!と禁止されたら、

映画なら、どんな怖い映画なんだろうって思いますよね?

ホラー映画好きなら、食いつきますよね?

使い方を誤らなければ、効果は絶大です。

擬人化する

ウォッシュレットを販売するのに、

お尻だって洗って欲しい

などとモノを人ように例えたら、インパクト出せますよね?

擬人化は、嫌味なく言いたいことを言えたり、
自分のことを称賛するのに使うことができ便利です。

名指しする

そこのメガネをかけていて中肉中背の20代の男性と
直接、名指しすれば振り向いてもらえるように、

困っている人や願望のある人の特徴や声を載せて
発信すれば、関係している人は、見てもらいやすくなります。

・エリア 例、大阪の八尾市にお住まいの方
・年齢、性別
・家族構成
・職業、年収
・悩み
・願望

ターゲットを決める時にイメージしたペルソナ像が
名指しするのに使えます。

好奇心をくすぐる

◯◯があるのを知っていましたか?
◯◯があるとしたら、欲しいと思いませんか?

本音を語る

実は、最初は私も疑っていたんです。

でも、使い始めると、効果が実感でき今では、
手放せたくなりました。

など、本音を語ることは、耳を傾けやすいです。

比較する

あの○○より、3倍、効果があります。

比較は、メリットを一発提示できるのでわかりやすく
関心のある人には、惹きつけることができます。

比較対象は、

・ライバルなど他のモノと比較する
・自分の従来のモノと比較する

ことで、アピールできます。

比較する際は、数字を使うとより信憑性が上がったり
具体的になるので、差を明確にでき訴える力を持つようになります。

お客さんの不安や悩みや願望を代弁する

たった1週間でほんとに治るってホント?

お客さんが不安に思うことを先回りして、セリフとして代弁させ、
その疑問を解消できれば、信用してもらうことができます。

自分の声を代弁してもらえたら、続きを読みたくなりますよね?

お客さんの言葉でキャッチコピーを書いてみましょう。

権威に感じてもらう

商品やサービスを作った人の経験や経歴、
商品の実力は評判を知れる賞など、

権威を見せることで、商品の価値は高まるので、
注目させるようになります。

ナンバーワンやオンリーワンをアピールしましょう。

メリットを強調する

金額、場所、得、期間、こだわりなど、メリット、品質を強調することで
メリットが欲しい人が反応してくれやすくなります。

10人に1人は、会計がタダ!

キャッシュペイの雄であるPayPayは広めるにあたって
わかりやすいメリットを強調し、見事に利用者No.1のサービスに
育てました。

希少性

珍しいものに人は価値を見出すので、
希少性をアピールすることは、価値をあげることになります。

新しさ

新しいことは価値があります。

その新しさを強調して伝えることをしましょう。

歴史

新しいことだけが価値が上がる訳ではありません。

古いことも良さはありまます。

マズローの欲求5段階に訴える

1.生理的欲求

食欲、性欲、睡眠欲などの欲に関係することは反応するので、
自分の商品やサービスで満たせることがあれば伝えましょう。

2.安全の欲求

安全に暮らしたいと人は思っているので、
そのことを訴えるキャッチコピーであれば読みたくなります。

3.所属と愛情の欲求

仲間はずれにされたくない、愛されたいと人は願います。

満たされていない人は、これらの感情に反応しやすいです。

4.承認の欲求

尊敬されたい、注目されたいと人は願います。

これらのことを気にして悩みを抱えている人がいたら、
キャッチコピーに入れて動かしましょう。

5.自己実現の欲求

自分の可能性を広げたい、成長したいなどと人は思っています。

そのことをくすぐれるようであれば伝えましょう。

質問する

人は、質問されると、頭で考えて答えようとします。

だから、キャッチコピーを質問にすると、
考えてもらえ、興味や関心を引くことができます。

不安にさせる

煽りすぎるのも良くありませんが、不安にさせて認識させることで
販売に繋がることは多いです。

保険という商品も不安にさせることで売れる商品ですよね?

レイコップの布団掃除器も、ダニの存在や花粉などの
害を訴えることで一時期ものすごく流行り、

布団を掃除する概念を広めることになりました。

正しく使えば、お客さんからの信頼を損わずに商品が売れるようになります。

共感や愛情を訴える

腰の痛み、ほんとに辛いですよね?

腰で悩み辛い思いをしている人が、この言葉を読んだ時、
この人は私のことをわかってくれていると感じ、

共感します。

共感できれば、その人の話を聞く姿勢が整います。

共感や愛情を訴える言葉は、人に好意を持ってもらいやすくなります。

オノマトペ

シズル感を出したい時は、オノマトペを使えば、
イメージしやすく臨場感が出ます。

ジュー。ジュー。と湯煙が上げてステーキを焼いています。
と言われたら、光景が浮かんで見えますよね?

五感を刺激する

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感で人は、
この世界を認識しているので、

五感に働きかける伝え方をすると、脳に働きかけやすいです。

人によって五感の中で感じやすい器官が違うので、
できる限り多くで刺激するのが望ましいです。

まとめ

キャッチコピーを作るうえで重要となる考え方と
ベースとなる知識を伝えました。

これであなたもキャッチコピーを作れます。

キャッチコピーを作る際は、本記事を何度も見直し、
どの切り口でいくかを考えて選ぶとスムーズに書けるはずです。

いろんな切り口で書き続けることによって、みなくても
覚えてくるようになってくるので、

そこまでは、一度見たら終わりではなく、このノウハウと知識を
活用し続けてください。