YouTubeを使って商品・サービスをお客さん(視聴者さん)に
販売するのに、

商品の価格設定を誤ると、売れるものも売れなくなってしまいます。

売れる価格ってどうやって決めていますか?

特に決め方がわからず、なんとなくで決めた、
あるいは、商品・サービスが売れないって人は、

価格の設定に問題がなかったか確認してください。

では、はじめていきましょう。

売れる価格とは?

売れる価格とは、単純に商品の数が売れる価格ではなく、
販売者が利益を最大化できる価格設定のことを言います。

商品の価格を安くすればするほど、お客さん(視聴者さん)にとっては、
支払いのリスクも減るし、費用の負担も少なくなるので、

買いやすくなります。なので基本的には安くすれば、
商品は売れます。

ですが、それだと、販売者が利益をしっかり確保できなくなったり、
提供することに労力を割かれるのに利益額が少ないために、

赤字になり、何をしているのかわからなくなったりなどあるので、

だから、売れる価格をしっかり戦略をもって決める必要があるのです。

巷にあふれる悪い価格設定とは?

当たり前のように教えられている価格設定がなぜ良くないのか解説します。

原価を算出して利益を乗せる

ビジネスにおいて販売する商品・サービスの原価を知っておくことは
絶対で、そこから利益を乗せて、マイナスにならないように
確実に利益を得れる計算方式は間違えでないですが、

販売価格の設定に自由度がなくある程度ボーダーラインを
暗黙に設定することになるので、非常にもったいことになって
しまいかねないです。

例えば、100万で売れるのに原価を算出し利益を乗せて10万とした場合、
90万の機会損失になると言うことです。

このように枠に囚われてしまうと、高単価設定はしにくくなります。

業界やライバル同業者の価格設定に似せる

業界や同業者の価格設定に合わせないと売れないと思って
価格設定を似せていくのは、間違いです。

あなたの商品やサービスの方が求められているのに、
価格を合わせていたのなら、損失でしかありません。

かかる時間を計算して日当を計算する

時給換算して欲しい日当を価格設定にすることは、悪くはないのですが、

もし、あなたの商品・サービスの価値が高くない場合に
そのような設定をしてしまうと、クレームになったり、
そもそも買い求められなくなる恐れがあります。

逆に最低限欲しい日当を価格設定にすると、
利益額が小さくなってしまいます。

であるなら、売れる価格はどうやって算出したらいいと
思いますか?

売れる価格はどうやって決めればいいのか?

売れる価格は、まずあなたがその商品やサービスを通じて、
提供できる価値をもって算出してください。

例えば、あなたの商品やサービスを持って、

重度のうつ病を治すことができるのなら、
その価値はどれくらいになるでしょうか?

重度のうつ病の人にとって苦しみは、どうしても解決したいことであり、
低価格なら治してもらいたいとものでないです。

つまり、価格の安さや高さでどうするのかを決める判断材料に
ならないはずです。

その悩みは支払うお金に変え難く、苦しみから解放されたいですよね?

病気から仕事を退職することになり、その後も働けずにいて、
3年間が経過、いまだに治る気配もない。

それが治るのなら、その人の年収を価格設定にした時、
高い価格設定になるでしょうか?

このように与える価値から価格を想像し設定してもらうと、

常識や業界の価格に縛られることはありません。

あとは、その価値がちゃっと伝わるようにお客さん(視聴者さん)に
話せば商品やサービスは喜んで求められます。

価格を安くすることで、チープな物だと思われることもあるし、
サービスは最低限しかやらないんだろうとも思われることもあります。

低価格が良いとは、一概に判断されることもないので、
価値に見合せて価格設定をすることが大事です。

エルメス、ルイビィトン、シャネルなどのハイブランドを
コーチの価格設定で販売すれば、売れはしますが、

ブランド価値が損なわれ、お客さんは離れるでしょう。

ハイブランドは高いことに価値があります。

ハイブランドを持つことで、お客さんは、優越感を感じたり、
他人より豊かであることをアピールできたりすることを思って、
商品を持っていたりするので、

安くすることは価値を下げることになってしまうのです。

逆にコーチをハイブランドの価格に合わせても、
ブランド価値から高いと判断されて、売れなくなります。

価値の大きさに見合ったものでした売れないので、
高い価格で売りたいのなら、価値を上げることをして、

その価値が正しく伝わるように発信しましょう。

一度、決めた価格は変えると良くないのか?

いきなりに利益を最大化する売れる価格を見つけることは
難しいです。

なので、価格を上下させることは仕方ありません。

ですが、価格を何も話さずにコロコロ変えると、価格に対しての
価値が信ぴょう性がなくなるので、不信感を持たれてしまうことになります。

なので、価格を上下する際には、理由を必ず説明しましょう。

お客さんが納得できる理由で伝えることができれば、
評価は落ちません。

値下げする場合は、先に買ってくれた人が損のないようにしましょう。

返金するあるいは違う商品や特典をプレゼントするなどしましょう。

値上げする場合は、理由を話し、商品価値を足したことを話すのか、
これまで提供していた価格が安すぎたことを納得できるように話すのか、

利用者が増えてきて対応できなくなり致し方なく上げるのか、
原材料が高騰しているために泣く泣く上げるのか、

納得できる理由を用意しましょう。

また値下げ関してはイベントによるセールや
キャンペーンで売れる価格のラインを見ていくのもありです。

イベントやキャンペーンによるセールは値下げできる口実になるので、
企業も店もよく使っています。

販売をしながら、数を見ていくこととお客さんの声も聴いていくようにしましょう。

まとめ

価格設定は非常に大事です。

お客さんに喜んでもらうために低価格にする人がいますが、
それをしたことにより、

自分自身の利益が少なくなり、時間がなくなったり、
気分が乗らなくなったり、

商品・サービスの改善をできなくなってしまったら、

それは、本末転倒になってしまいます。

自分もお客さんも幸せになれるのが売れる価格設定なので、
そこを履き違えないようにしましょう。