動画が面白いYouTuberというのは、自分のトークだけでなく相手へのコメントやリアクションが面白いです。

本記事では動画を面白くさせるコメントとリアクションのコツを解説します。

面白いコメントとは?

コメントとは、説明や見解です。

面白いコメントとは、説明や見解にユーモアがあったり、人を笑わせたりするものです。

面白いコメントができれば、YouTube動画も面白くなりみてくれる人が増えます。

ファンも増え慕われるようになるのでYouTubeでより稼ぎやすくなります。

面白いコメントができれば、他の人とのコラボもうまくいくし、他人のコンテンツや起きた事象にコメントするだけで面白い企画を作れるので動画作成の効率は上がるし幅も広がります。

YouTuberにとって面白いコメントを言えることは、メリットしかないのでぜひ習得してください。

コメントを面白くするには?

11つの面白いコメントをするコツを解説します。

頭の回転の速さ

面白いコメントをすぐに返答できるようになるには、頭の回転の速さが重要です。

頭の回転速度を上げるには、情報量を増やすことです。そして、整理することです。

情報を頭に入れ整理しておくことで、記憶として残され使いたい時に情報を引き出すことができます。

情報そのものがないと、新しいアイデアも生み出せないので、情報量を増やすことは大事なことであることを理解しましょう。

常識や普通が何かを知る

面白いコメントは、ボケを突っ込んだり、自分がボケたりして笑わせます。

その際に必要なことが、常識や普通です。

ボケは常識の反対にあり、ツッコミは非常識なボケに対して、正論を伝えたりするので、常識や普通を知っていないと、的確なコメントができないわけです。

そのために、常識や普通を知ることが大事になってきます。

観察する

観察する力を養うことで次の展開を予測できたり、ツッコミ場所を探せたりします。

普段から電車の中の人や、飲食店での会話などから観察すると力がつきますよ。

感情の高まりを作る

面白いコメントをすぐにできる人というのは、感情と行動をセットで語ります。

行動だけだと、リアリティーがないし、その人特有の視点が詳細に知れません。でも感情も合わせて伝えると、その人らしさが出て訴える力が上がります。

人は感情で動かされる生き物なので、感情も話すように癖づけましょう。

装飾する

事実だけが面白いというのであれば、小説やプロレス、アイドル、アニメ、映画などのエンタメは生まれていません。

フィクションだからこそ想像力を掻き立てられ面白いものが生まれるものもあります。

そういった意味で、コメントを装飾することで相手に迷惑をかけたりするのでなければ、面白くするために装飾することは望ましいです。

ただ単に事実をそのまま伝えるよりも装飾することでインパクトを増したり面白くすることができるようになります。

たとえる

たとえるコツは、視点です。

視点をづらすことで、人に面白さを感じさせることができます。ユニークであることに面白さを感じるのです。

また、たとえを使うと、嫌味なことでも面白おかしくすることもでき、人間関係を作っていくためのコミュニケーションや意志表示もできるようになります。

たとえることは情報のインプットと頭の柔軟性が求められるので、普段からたとえる習慣をつけて表現の技術を上げていくようにしましょう。

ターゲットに合わせて話す

面白いは自分ではなく相手が決めることになります。

なので、相手に合わせたコメントを考えないといけません。ターゲットが何が好きで何に関心であるのかを知っておくと話しやすくなります。

キャラクターに合わせて話す

ブランディングとしてキャラクター作りをして見せているのなら、そのキャラクターならどう話すかで考えた方がいいです。

キャラクターの性格に一貫性がないと、個性が目立たなくなるからです。

キーワードにする

面白い刺さるコメントをしたいなら、キーワードはゆっくり話しましょう。

キーワードである単語に面白さがある場合はゆっくり話したほうが強調されます。

テンプレートを活用する

面白いコメントをとっさにできるようになるには、テンプレートをストックしておくことです。

面白いコメントには、テンプレートがあります。

やっぱり芸人さんが使うコメントは、テンプレート化でき面白くなります。

型だけ真似て他の単語を使うようにして活用しましょう。

フリを効かせる

フリとは、オチを導くためのものであり、緩急つけるものです。

フリはオチへの真逆を考えることで、高低差をつけることができフリを効かせることができます。

コメントのテクニック

続けて、具体的なコメントをするテクニックを紹介します。

オウム返し

相手が話した重要な言葉やおかしい言葉は、おうむ返しして注目させることをしましょう。

おうむ返しすることで、時間を止め、相手に注目させた状態で話をさせることができるし、おかしい話にはその後にツッコミを入れることができます。

おうむ返しは間も作ることができます。

行動に落とし込んで伝える

おいしいお店に連れていってもらって、ただ「美味しかったです」とコメントするよりも、「美味しすぎたので家族連れて来週の日曜日またきます」と行動にまで落とし込んで伝えた方が、感情をともなった強い感想にすることができます。

プラス一言

ありきたりな感想でもプラス一言付け加えれば、強いコメントに生まれ変わらせることができます。

例えば、「美味しかったです」の感想を、「今年一番に美味しかったです。」とするだけで全然違いますよね?

期間をくくるだけでインパクトを与えられることができます。

ボケ返し

ボケを返すコツは、5つあります。

1.ボケに乗っかる
2.ボケをすかす
3.滑ったことをいじる
4.反応に困ると正直に伝える
5.まわりに助けを求める

それぞれ解説します。

1.ボケに乗っかる

ボケに対して、つっこまずに、ボケたポイントに対してさらに自分も乗ってボケましょう。

ボケに乗っかる場合は、相手と自分の他に一人以上いる状態でかつツッコミしてくれる人がいれば最高です。

もしいない場合は、二人ともボケていたら、終着点がないので、場を締めるためにボケた後に自分でツッコミましょう。

いわゆるノリツッコミをします。

例、真冬に「今日は暑いなぁ」とボケられたのに対して、「いや、ほんとですね。海でも泳ぎにいきますか」と言って服を脱ぎ出そうとする。


2.ボケを無視する

相手のボケをあえてわざとらしく無視することで、相手が滑ったようにして自らツッコミを入れさせる環境にして、笑いに変えます。

相手がボケとツッコミの両方ができるキャラや人の場合、ボケを無視した笑いをしてもいいでしょう。

わざとらしく無視するのは、相手に普通に無視されたと思われないためです。

周りに他の人がいる場合もすぐにそのことに気づいてもらえるように、全く関係のない話をすることはもちろん、意味深な間を空けたり、顔色(表情)、声色を変えたりして、わざとやっていることに気づいてもらえるようにしましょう。

例、「モテる男は大変なんだよなー」とボケられたのに対して、「いやー明日新しいゲームするの楽しみだなー」とまったく関係のない話をして、「いやツッコンで」と言わせる。


3.滑ったことをいじる

ボケた相手が滑ったように思えたら、それをイジって笑いに変えましょう。

「いやぁー空気が一般で悪くなりましたね」などと、小馬鹿にするような感じてイジると笑いに変えられます。


4.反応に困ると正直に伝える

ボケに対して、反応に困る時があると思います。

その場合はそのことを正直に伝えると、面白さが出ます。


5.まわりに助けを求める

ボケられて困った時は、周りに助けを求めて笑いをとる方法のあります。

例、「おれの足、桃の香りするんやけど、嗅いで見いへんか?」に対して、「誰かこの人、黙らせてもらえないですか?」と返すことで笑いに変えることができます。

滑りを笑いに変える

コメントをして滑ったら、滑ったことを笑いに変えられるチャンスはまだあるので、滑った後の返しのレパートリーを広げておきましょう。

・誰がこんな空気にしたんや!
・この人が、言え(やれ)と言われて、、、悪いんです!
・何これ、ウケるまでいうよ?
・まさか滑ってる?

他人のボケが滑ったのをフォローする返しも増やしていきましょう。

・よし、頑張った!次はいけるぞ
・出口はあっちにあるよー

発言に困る内容の返し

内心の思い(本音)を小声にしながらも、ちゃんと聞こえるように話すことで笑いに変えることができます。

例、「この人、頭おかしいぞ!」

いじる

相手が伝えている内容に対して、少しヅラして返答することで面白おかしくできます。

新しい服を似合うかどうか質問されたのに対して、「おおっいいやん!その髪型!」ということで意表をついた返しができます。

コメント力を磨く7つのコツ

前項目で紹介したテクニックを使ってもらうだけで面白いコメントはできますが、さらに独自のコメントをできるようになったり、面白いコメントができるようになるコツを紹介します。

モノマネ

相手が話した内容に合わせる時に場合によっては、コメントを芸能人やアニメなどモノマネでコメントをできるようになると、面白いコメントで返せる時があります。

普段からモノマネをしておくと、コメント返しで披露できます。

感情的な判断の要因・原因を言語化する

感情的な判断の要因・原因を探り言語化するようにしましょう。

コメントというのは、自分の意見です。その意見がありきたりであれば何も面白いことはありません。

人と違うメッセージ性があるから面白いと感じるものです。

意見はどこからくるのかというと感情や考えていることからです。

今感じた感情はなぜそう感じたのかを探り言語化できるようになれば、勝手に面白いコメントができるようになります。

ほとんどの人が、映画の感想などを伝える時に、良かったとか、感動したとかのコメントしかできません。

それは、普段から、自分の感情を認識して言語化してないからです。

感情を言語化することであなたのフィルターや考えや必然と現れるので、そこには、独自なメッセージが表現され面白くなります。

場数を踏む

場数を踏むことで、コメントがうまくなります。

実践を重ねないととっさに面白いコメントはなかなかできないので、すべることを恐れずどんどんコメントして反応を見ていきましょう。

反応が良かったこと、悪かったことは、しっかり検証しましょう。

言葉(イメージ)と表情を合致させる

言葉(イメージ)と表情を合致させることで、相手の感情にメッセージを届けることができます。

チグハグであれば、メッセージは届きません。

例えば、ニュース番組で、殺人事件などの暗いネガティブな話を伝えるのに、ニュースキャスターが笑顔であればどうでしょうか?

不謹慎に思うし、感情移入できないですよね?

伝えたいメッセージ性があるものであるなら、言葉(イメージ)と表情を合致させないと伝わりません。

・笑顔
・不安
・不思議顔
・困り顔
・泣き顔
・怒り顔

を強弱つけてできるようになりましょう。

知らない人と話す

全く知らない人と話すことは良いトレーニングになります。

少ない会話からあるいは外見などからどのような人であるのかイメージし、内容に合わせてコメントを考え話せるようになることで面白いコメントができるようになります。

知識がない人にわかりやすいように話す

知識がない人にもわかりやすく話せるようになることで、周りのムードがよくできるようになります。

周りのムードがよくできれば、笑いは起きやすくなります。

難しい話を簡単にわかりやすく話をできるようになりましょう。その際、初心者さんや知識がない人にもわかるようにたとえを使えるようになるといいですね。

語彙を増やす

コメントは普段使わない単語の組み合わせなど視点の違いや単語そのものを場面で使い分けることで面白くなったりします。

笑いは、想定を超えた意外性なメッセージやワード、フレーズにあります。

例えば、目上の権威のある人でみんな敬語や丁寧語を使っているのに対して、ギャル語や若者語を使うだけで面白くなったりします。

流行っている言葉など語彙を増やすことは、面白いコメントをするのに役立つので雑誌やテレビなどで気になったものは、ノートに控えて自分だけの語彙帳を作りましょう。

世代毎の価値観を知る

世代によって価値観の違いが意外と現れるもので参考にできます。

もちろん、価値観は人それぞれに違うものですが、いつ生まれたかによって子供を教育する親世代の価値観の影響や社会の変化による価値観が色濃くその子供たちに影響を与えることがあります。

なので、世代毎に共通して価値観が現れる部分があります。

面白いコメントやリアクションをするのに大事なことは、世代毎の共感ポイントを知ることです。

関心毎、好きなことといった共感されるポイントを知ることで響くコメントやリアクションを返せるようになります。

トレンドを知る

流行り廃りは知っておきましょう。

流行りにのった返しをすることで、ウケが一段と良くなることがあります。

また流行っていた返しもウケなくなる時があるので、廃りも同時に知っておく必要があります。

特に若い人たち向けに動画を作る場合は注意しましょう。

面白いリアクションとは?

面白いリアクションをとることができれば、相手の話のおもしろさを際立たせたることができ、場をさらに盛り上げることができます。

リアクションなどの返しがうまくなると、ボケ担当の人だけでなく、周りのみんなにも好かれるのでメリットしかありません。

面白いリアクションを生み出すコツを解説するのでぜひ真似してみてください。

盛り上がる5つのリアクション

1.大きい相槌とテンポ
2.オーバーリアクション
3.共感を伝える
4.おうむ返し
5.余韻

です。

順番に解説します。

1.大きい相槌とテンポ

大きい相槌をとることで、相手にしっかり聞いてくれているという安心感を与えることができます。

テンポも同様に相手に合わせてあげることで話しやすくなります。

2.オーバーリアクション

オーバーリアクション気味に返すことで、話し手の話を盛り上げることができます。

3.共感を伝える

共感を伝えることで、会話のキャッチボールができ、話し手はもっと話したい、伝えたいと思わせることができます。

4.おうむ返し

同じ言葉を返すことで、相手の話のポイントを注目させることができます。

注目させることで、笑いを強調させれたり、新しい展開に進めれるので、笑いを生み出しやすくなります。

相手の話で異常さがあれば、おうむ返しで拾って笑いを増幅させましょう。

5.余韻

相手の話が終わったら、心に響いた、面白かったと余韻をつくることが大事です。

イジられた時の返し方

イジられた時は、意表を突くような返しをすると、笑いに変えることができます。

1.あえて強めに肯定する

普通は、いやいやなど否定することが多いと思います。そこを意表を突いて認めるだけでなくオーバーに前のめりに肯定することで面白くさせることができます。

例、「○○は足くさそう」とイジられたのに対して、「足はね。でも、吐息はチーズを賞味期限から1年熟成させた匂いがするよ」

2.一度否定したと見せつつ肯定するツッコミ

おい!などとイジられたことに否定しつつも、その後に強く肯定すると面白い返しになります。

例、「○○は足くさそう」とイジられたのに対して、「コラっあ!足だけじゃない!口もや!」

3.否定するポイントをづらす

相手がイジったところとは違うところを否定することで面白さを生み出せます。

ポイントは少しづらすことです。

例、「お前の奥さん、性格悪いな」とイジられたのに対して、「あほか!昔、ヤンママやっただけや!」

4.嫌がらせで反撃

イジられた時、イジられた特徴を使って嫌がらせをすると面白くなります。

例、「お前の歌、ひどすぎるな。音痴すぎて耳鳴りがするわ!」「誰がジャイアンや!マイク使って、もっと大声で歌うぞ!」

5.強がる

イジられたポイントを否定せず、わざとやってると強がって返すことで面白い返しができます。

例、「彼女おらんから寂しいよな」「いやいや、彼女はいないんじゃなくて、作ってないだけ」

無茶振りへの笑いになる返し方

無茶振りへの返しは、間を空けずに返すことが大事です。

時間を空けてしまうほど、リアクションが難しくなるので、すぐに決着をつける方がいいです。

万が一滑っても、自分でボケツッコミでカバーできるし、振った方も、全然面白くない!とカバーできます。

例、「なんか面白いことやって」「いいけど、空気悪なってのしらんで」→滑る 「だから言ったやないか!」

あとは、おかんのせいなどにして断るのも面白くできます。

例、「おかんからそういうのはやったらあかんと言われてるんで」

他の人に振り直すのも使えます。

例、「ほら、振られてるで」

褒められたことを笑いに変える返し方

褒められた時の返し方って工夫していますか?

「ありがとう」「いや、そんなことないです」では、普通で面白くない返しです。

褒められ上手になると、人に好かれるので面白くなる返し方を覚えましょう。

1.自分で自分を持ち上げる

相手から自分で言うなよとツッコませるように返すことが重要です。

わざとらしく言わないと、鼻につくので自分のキャラクターや相手との関係性を見定めて使いましょう。

例、「◯◯さんってすごいですよね!」→「まぁ、世界の○○やからな」

2.謙遜しながらボケる

謙遜しながらボケるのは、誰でも使えるし、日本人らしく好まれやすいです。

例、「◯◯さんのインスタは綺麗ですね」「ありがとう。加工の力は最強ってこと」

3.おかわりする

褒められたことに対して、もっと求めると笑いになります。

例、「ありがとう。もっと褒めてくれてもいいですよ」「ちょっと聞こえなかった。もっと大きな声で言ってほしいな」

ボケをさらに面白くさせるツッコミ

相手がボケたり、イジってきたのに対して、別のことにたとえてツッコミすると、ボケとツッコミがうまく合わさってさらに面白さが際立つようになります。

例、振り向いた人の顔のほっぺに指を押し当ててきたことに対して、「いや、小学生か!」

まとめ

動画を面白くする『コメント』と『リアクション』を解説しました。

これであなたは、自分の動画やコラボした相手の動画でも、面白いコメントとリアクションをできるようになります。

知識だけではすぐになかなかうまくできるようになるのは難しいのでぜひ実践を重ねていくようにしてください。