せっかく売れ始めてきているのに、あるいはやっと売れたのに、炎上してしまって消えていってしまう人は後を絶たないです。

あなたがTikTokで長く稼ぎたいなら、不要な炎上は避けないといけません。

今は、揚げ足を取られる世の中で歪んだ正義感を持つ人も多いので、一度のミスで簡単に追い込まれてしまいます。

なので致命的な炎上を起こさないためにも炎上に関する知識と対策を身につけておきましょう。

炎上とは?

炎上とは、自分の言動によりインターネット上のコメント欄などで批判や誹謗中傷などを含む投稿が集中することを言います。

炎上を起こしてしまうと、自分自身への心理的ダメージでなく、ブランドの価値が落ち、ファンやスポンサーが減ることになります。

炎上の内容によっては、再起することが難しくなるので、オンラインで活動するには炎上対策が不可欠です。

炎上を起こさないためには?

炎上を起こさないようにするには、どんなことをすると炎上してしまうのかの理由を知ることです。

炎上してしまうパターンを理解しましょう。

SNSで発信するということは、不特定多数の人が目にすることになります。

そこで、信用された場合、他人に影響を与えることになります。なので、あなたの嘘によって騙された人は、傷つくし信用できなくなります。

某芸能人は自分が宣伝する豊胸サプリによって胸が大きくなったと話していましたが、それが嘘であったことを自白し叩かれました。

嘘は信頼してくれるファンの裏切り行為にもなり、炎上に繋がるので注意しましょう。

不利益を及ぼす

あなたの言動によって不利益を及ぼす人が出る場合、炎上に繋がることがあります。

例えば、間違った健康法を発信しそれを真似したことにより怪我をしたり病気をしたりなどです。

炎上系YouTuberがよくやっていた迷惑行為も相手に不利益を与えるので問題となりました。

他にも著作権侵害などもありがちなので注意しましょう。

暴力

暴力は力によるものだけではありません。言葉の暴力も含め、他人を傷つけることは許されるものではありません。

セクハラ

セクハラや性に関しての強要などで引退に追い込まれたインフルエンサーは多いです。

陰湿で印象が一発で悪くなるのでファンとは一線を保つようにしましょう。

差別

人が口に出せない差別的な発言をSNSで言うと、批判はされるものの同じ差別をする人から、応援されたり支持されます。

言論の自由があるし、自分の意見はなんでも言っても伝えた方がいいと思って差別的発言を平気でする人がいます。

ですが、メディアやSNSでそのことを広く知られるようになると、炎上することが多いです。

人種差別、男女差別、障害者差別などには、団体がいます。団体は差別を断固として許さず、差別している人がいたら、戦うので一般人だけでなく団体も敵に回すことになるからより炎上しやすいのです。

事故・事件

刑罰を受ける事故や事件を起こすと、非難の的になります。

SNSで稼ぐとは、社会的影響力を持つということなので人として余計にちゃんとしておかないといけません。

社会のルールを守れず背く人にずっとついてきてくれる人はいないので、やってはいけないことはしないようにしましょう。

ありがちなのが、飲酒運転などの交通違反や事故、ドラック(薬物)使用などです。

以上をまとめると、法律を破ったり、道徳を破ると炎上してしまうということです。

社会のルールや一定の常識を頭に入れ、守りさえすれば、基本、炎上することはありません。

ただし性格によっては、炎上までいかないものの叩かれやすい人の特徴があります。

気にしてしまう人は炎上を起こしやすい人の特徴を頭に入れてください。

炎上を起こしやすい人の6つの特徴

炎上を起こしやすい人は6つの特徴があります。

思ったことをすぐ口にしてしまう

テンションが上がってしまうと、普段言わないことを口滑らせて言ってしまいます。

特に仲間だと思っている人たちがいる場だと気が緩みみんな自分の味方だと思ってしまうので炎上を起こしやすいです。

オンラインサロンなどクローズドの場もオープンの場と同じように気をつけましょう。

すぐに口に出してしまう人は一呼吸入れてから発言するように癖づけましょう。

芸能人でいうと、堀江貴文さん(ホリエモン)、西野亮廣さん(キングコング)、中田敦彦さん

態度や口が悪い

口が悪い人は人によっては不快に感じる人がいます。

心象が悪いため何かあった時に、やっぱりなと思われてここぞとばかり非難されることなります。

芸能人でいうと、木下優樹菜さん(姉のクレープ事件、ADHD発言もあり、)、沢尻エリカさん(『映画の舞台挨拶で「別に」発言』)、ダレノガレ明美さん(タメ口)、マリエさん(東日本大震災の後にツイッターで、「世の中チャリティー産業かよ」「こっちはいろんなところから募金です金くださいってれんらくがたえなくってこまってんだよ!」発言で炎上)

偉そう

偉そうな人は、嫌われやすいです。周りの人間関係においても同じですよね。

芸能人でいうと、和田アキ子さん、みのもんたさん、島田紳助さん、宮根誠司さん(アナウンサー)

非常識(子供っぽい)

平気で嘘をついたり、匂わせ系の言動を取ったり、頭の悪い言動をする人は反感を買いやすいです。

大人であるのに子供のような言動を取るから許されないのだと思います。

芸能人でいうと、クロちゃん(安田大サーカス)はネタでブランディングでもありますが。倖田來未さん(“35歳を過ぎると羊水が腐る”発言)、矢口真里さん(クローゼット不倫)、辻希美さん(ブログに常識外れな言動で炎上することが多い:「子どもがいるカラオケでタバコを吸う」「ブログにアップされた車のメーター写真が速度オーバー」「新生児を乗せた自転車4人乗り」)、ベッキーさん(不倫での嘘発言)、益若つばささん(匂わせのSNS投稿)

時代錯誤

空気や時代錯誤な言動をする人は炎上しやすいです。悪気がないし自覚していないので一番やっかいで炎上しやすいです。

有名人でいうと、元首相の森喜朗さん、張本勲さん

天然

天然で炎上する人は、嫉妬するものを持っている人が多いです。

有名人でいうと、元首相の安倍晋三さんの安倍昭恵夫人、梨花さん(「質素な朝ごはん好き」とのコメントを添えて、イクラをのせた白飯の写真を投稿。)高畑淳子さん(息子の高畑裕太容疑者についての謝罪会見後、舞台初稽古の際に「ここが私の“避難所”」と発言)

炎上を起こしやすいコンテンツの特徴

炎上を起こしやすいコンテンツがあります。再生回数欲しさで企画を起こさないようにしましょう。

人を馬鹿にする

後ろ姿美人である人を見つけては揶揄することを面白がる企画を投稿して炎上した某有名YouTuberさんがいましたが、人を馬鹿にしてそれが気持ち良いと思う人がいる反面、不快に思う人もいます。

なので、人を傷つける企画はやめましょう。

他人に迷惑をかける

お店の人や公共の場で勤めている人に迷惑をかける言動は、人格を疑われます。

炎上はもちろんコンテンツとして続けていくことができないのでやめましょう。

環境に悪い

ものを大切にしなかったり、環境悪なのは、炎上しやすいです。

デタラメ

ノウハウ系や情報系コンテンツでは、事実やデータなどの根拠や信憑性が大事です。にも関わらず発信されていることがデタラメであれば、被害を被る人が出てきます。

今の時代は、検索したらすぐに調べることができたり、真実を確かめたりすることが専門家でなくてもできたりすることがあるので、適当なことは言わないようにしないといけません。

TikTokで炎上したTikTokerとその原因

TikTokerが実際に炎上した事例をもとに学びましょう。

TikToker 内山さん

女子高生との不適切な関係で炎上。

ことの発端は、当時TikTokで活動していた女性は内山さんから「事務所に所属しないか」と打診され、興味を持った女性が応じるとホテルに連れて行かれたことが原因。

→過去もほじくり返されるので、真っ当に生きましょう。立場を利用して乱暴を働かない限り、このような問題で炎上することはありません。

TikToker ガリレオさん

自分のSNSで名前は出さないものの相手を非難した動画を投稿したことと、全く別の問題になりますが、著作権侵害をして炎上。

ことの発端は、自分の動画の切り抜きに不満を持ちそのことをSNSで非難したことが原因。

TikTokという短いSNSでノウハウなどを伝えるコンテンツを発信しているガリレオさん自身が前置きをカットされた切り抜きに激怒したことが矛盾しており、相手をブロックしたことにおかしいと思う視聴者さんが続出しました。

→良いコンテンツを上げたいからいって著作権侵害をしていたら、いづれバレるし意味がないのでないようにしましょう。

TikToker 修一郎さん

コロナが猛威を震ってる最中にコラボ企画を連発して炎上。

ことの発端は、コロナで自粛が要請される時に、人と会うことや店などに外出を繰り返して動画を撮っていたことが原因。

→世間が今、どう思っているのかを考えれるようになりましょう。それに反発すると、炎上してしまいます。

TikToker まゆゴン

TikTokerとそのファンをディスるような動画を企画して炎上。

ことの発端は、コムドットが過去に不祥事(コロナで緊急事態宣言下に、多人数で飲食、カラオケをしたこと)を起こしたことを揶揄する動画を投稿し、さらには、コムドットのファン(コムレンジャー)を巻き込んだために、主にコムレンジャーによる反発で炎上を起こすことになりました。

→有名人をディスることは、アクセス稼ぎになるので企画したのでしょうが、ファンまでも巻き込むのは良くありませんね。

炎上を防止するために普段からやっておくべき5つのこと

炎上を防止するために普段からやっておくべき5つを解説します。

1.ニュースを読む

今、世の中で何が起きているのか、知っていないと、無知であることや常識から外れて非難されてしまうことがあります。

なのでニュースを読んで知っておきましょう。

2.世間の考えを知る

一般の人がどのような考えでいるのかは最低限知っておきましょう。

そうすることで価値観のずれに気づけます。世間の考えを知るには、ニュースでのコメント欄を参考にするといいでしょう。

偏りも内容によってはあるのでコメント欄の意見を大多数と思うのは早計であるのであくまでも参考にしてください。

3.常識を頭に入れる

常識を理解していないと、何が非常識なことがわかりません。

非常識なことをあえてするにしても、わかっていてするのか、わかっていなくてするのかは全然違います。

なので、最低限知っておかないといけないことは理解しておきましょう。

4.対面で他人と議論する

SNSではなく対面でいろんな人と話す機会を設けておれば、いろんな考え方や価値観を知ることができます。

また相手の反応を直接みて、言葉の機微も学べます。

TikTokはSNSの世界ですが、人対人のコミュニケーションツールでもあるので、結局、人のことを一番理解できている人が成功します。

それには、コミュニケーションを深く広く取ることがいい土台を作ることにつながります。

5.体験する

知ってかぶりで話すことは炎上しやすいです。なので学習することが大切で体験がものを言います。

普段から、なんでも勉強と思って体験することが自分の肥やしになります。

炎上を起こしてしまったらどうしたらいいのか?

炎上を起こしてしまった後の対処方法はこちらを参照してください。
炎上を早く鎮火させる方法

まとめ

【TikTok】で炎上しないために気をつけるべきことを解説しました。これであなはた炎上から無縁であると言いたいところですが、そうはなりません。

今、読んで理解しても時間が経てば忘れてしまうからです。そうして、炎上を起こしてしまいます。

なので、本記事を定期的に読んでは、自分の状態をチェックすることをしてください。

炎上を起こさないためには、常に自分を客観的に見る必要があります。