広告収入以外でYouTuberとして稼ぐ方法は、自分の商品を持つことです。

売れる良い商品を作ることができれば、お客さんに満足してもらえ新しい商品を作れば簡単に買ってもらえるようになるし、良い口コミも生まれるため、一度作った商品を新しいお客さんに販売し続けることができます。

その反対に悪い商品を作ってしまうと、お客さんに不満を与えてしまい悪い口コミのせいで、同じ商品を売り続けることができなくなってしまいます。

さらには、YouTuberとしてもブランドも失墜し何をやっても売れなくなってしまいます。

なので、自分の商品を作るなら、良い商品を作らないといけません。

本記事では、お客さんに満足してもらえ、自分も稼げる商品の作り方を解説します。

価値の高いコンテンツを作れば、YouTuberとしてのブランドも高めることができ稼ぎやすくなるのでぜひ参考にしてください。

良い教材とは?

良い教材とは、自分にもできそうと思ってもらえ、行動したいと思えるもので、楽しく、再現性のあるノウハウ(知識やコツ)で、参加者の誰もが最小限の努力で結果を出せるものです。

良い教材=「得た学びの役立つ度合いの高さ」×「得た学びの応用範囲の広さ」=学ぶ人の資質に左右されない

その反対に、悪い教材とは、分厚い説明書や辞典のようなものです。

読みづらく楽しいものではありませんし、知識の習得に時間がかかるし、得たい結果もすぐに得られません。

なので、継続もしにくいので、結果を出せるものであっても学べない、できない人を生んでしまいます。

どちらのコンテンツが良い教材なのかは言うまでもありません。

良い教材にするには?

良い教材が何なのかはわかったけど、それを作るにはどうしたらいいのかわからないと思います。

なので、具体的に良い教材を作るポイントを教えます。3つあります。

1つ目は、期待です。

良い教材の定義として、自分にもできそうと思ってもらえ行動したいと思えるものと伝えましたが、やりたいと思ってもらえ、行動させないと結果というのは何も変わらないので、

最初は、期待させることが重要になります。

2つ目は、スムーズな行動と報酬です。

良い教材の定義の続きとして、楽しく、再現性のあるノウハウ(知識やコツ)で、参加者の誰もが最小限の努力で結果を出せるものと伝えましたが、

簡単にできる行動で良い体験という報酬を得られたら、楽しく感じることができ、将来、望んでいる結果を手に入れられるんじゃないかと思えるはずです。

そう思ってもらえると行動をどんどんステップアップしていくことができます。

3つ目は、継続です。

最終的に、正しい行動を継続できれば、結果は現れます。

なので、継続させることが重要です。

では、3つのポイントを具体的にする方法を解説していきます。

1.期待させるコンテンツ

タイトルをつける

期待させるコンテンツは、タイトルが魅力的です。

本は、タイトルで売れるかどうかが8割決まると言われています。つまり、読者は、タイトルを見て読んで買うかどうか決めているってことです。

タイトルに自分が求めているものがありそうだなと思えたら、あるいは、好奇心をそそられたら、買いたいと思うのです。

なので、教材もタイトルを魅力的に付けて、期待させることが大事です。

キャッチコピーを使って、読みたい、やりたいと思えるようにしましょう。

表紙

本の表紙はどんなものだったか思い起こしてください。

タイトルの文字だけが書いているわけではありませんよね?

何しからのデザインもあります。

デザインは、文字では伝えにくいことでも一瞬にしてイメージさせることができます。

つまり、文字では表現できない部分をデザインで訴えるのです。情報教材でもデザインは施せるので活用しましょう。

「はじめに」と「目次」

本をタイトルだけで買うことを決めれない人は、「はじめに」や「目次」を読みます。

つまり、具体的に手に入ることを知りたいのです。

はじめに、あたっては、教材を読み終えたことで手に入れれることを書きましょう。

人が行動を起こすのは、利益があることが先にわかってからです。なので、はじめにで手に入れられることを書いて読み進めていくにあたってテンションを上げるようにするのです。

目次は最初に確認してどんな内容なのかをざっくり知れるし、読み進めていくステップの中でもテンションを高めたり、維持できるものです。

なので、目次もワクワクするような作りにすると良いです。

通説×BUT

通説/定説を話してから、それを否定するような形で新説を提唱すると、えっどういうこと?気になるとなり、続きを読み進めたくなります。

今までは、こう理解されていましたが、実は、◯◯なのです。と話を展開してください。

個人的意見

一般的なことばかり言っても普通なので面白くないです。個人的意見を伝える方が発言にリアリティが出て引き込まれやすくなります。

2.スムーズな行動と報酬を生み出すコンテンツ

全体→大きい部分→小さい部分

コンテンツがわかりにくければ、楽しくなくなり、ストレスになります。そうなると悪い教材になってしまうので良くありません。

コンテンツをわかりやすくするには、先に展開を示すことです。

最初に全体を話して、輪郭をざっくり頭に描いてもらい、次に骨子である大きい部分を解説し、さらに小さい部分を解説するという流れがわかりやすく迷うことがなくなります。

図解

図解にすると、頭で整理しやすくなり忘れにくくなります。

リアル

証拠は、一瞬で人の意識を変えることができます。ビフォーアフターを見せれば、勝手に想像してくれモチベーションを高めてくれます。

たとえ=イメージ

言葉による比喩で伝えて映像で見せることで理解がしやすくなります。相手がすでに知っていることをたとえに使いましょう。

臨場感=エピソード(ストーリー)

エピソードには、説得力や臨場感があります。説得力や臨場感が高いほど、吸収しやすくなるので個人的なエピソードをたくさん話しましょう。

2:8

今、必要なことだけを常に話すようにしましょう。重要なことは、全体の2割です。(2:8の法則)今、必要でないことを伝えすぎても意味がありません。

むしろ、逆効果になります。学ぶことに時間がかかるし、使わないものを学んでも忘れるしまた学び直さないといけなくなるからです。

余計にことに気を取られるので、広く伝えすぎたり、詳細にボリュームを増やすことはやめましょう。

比較=共通点と差異点

比較は、理解の手助けになります。比較のポイントは、共通点と差異点分けて伝えることです。

3.継続させるコンテンツ

階段のように無理なく上がれるようにする

階段が段ではなく、急な勾配の坂であれば登るのは大変だし登り続けることは難しくなります。

階段が段であるのは、ちゃんと意味があります。ゴールまで楽に上がれるようにしています。

良い教材もゴールを達成するために、無理なくできるようにさせれるものでないといけません。

そのためには、簡単なことから始めさせて、段々とレベルアップさせていくことです。

階段には、段があるだけでなく、踊り場もあります。

踊り場とは、階段の途中に設けられた幅の広い平坦な面のことです。 小休止や転落の危険を緩和する役割があります。

教材のコンテンツにも、息抜きになるコラムのようなものがあった方が気分転換になるし、新しいことをどんどん学ばせるのではなく、復習や同じことを違う視点で伝えることも挫折や失敗を防ぐことになります。

つまずくところを先回り(Q & A)

相手の理解がつまずきそうな箇所を予測して解説のフォローを入れましょう。

順番にするだけ

やることを順番に示されていると取り組みやすいです。

まず、◯◯する、次に◯◯する、その次に◯◯する、ように単純にやっていれば上手くいけるものにしましょう。

書かせる

インプットばかりでは飽きるし、忘れるので、適度にアウトプットさせましょう。

アウトプットにもってこいなのが、穴あきの問題です。穴あき問題を作って復習させましょう。

要点をまとめる

要点をざっと確認して記憶に定着させれるようにしましょう。

ノウハウを作るコツ

自分の経験を教材のノウハウにするコツを解説します。

視点を見つける

視点とは、見ている点のことで、物事のどこを見ているのかです。

例えば、水槽の中に金魚がいるとしましょう。普段は金魚と同じ目線で並行に眺めているのを、真上から見るとどうなるでしょうか?

金魚の体の厚さや目の位置、背ビレなどが見えるようになります。

つまり、違う角度で見ると対象物の見え方が変わるということです。視点を変えることで新しいものが見えるようになります。

人は視点を通して物事を見たり、考えたりしているので、新たな視点を教えてあげるだけで気づきになるのです。

あなたの視点が一般の人と違った視点であればそのまま新しい視点としてノウハウを公開できるし、同じであれば、新しい視点で見れないか探ればいいです。

抽象化する

視点から得られたことを、抽象化することによってノウハウにすることができます。

ノウハウとは、知識やコツで法則化することです。

・「このような時は、◯◯になりやすい」
・「こういう時は、◯◯したほうがいい」など。

抽象化とは、大きな視点で俯瞰的に捉えることです。対象から要素を重点的に抜き出して、他(細かい違い)は切り捨てます。

例えば、チワワ、柴犬、ゴールデンレトリバー、の3つを抽象化すると、

・犬と言えます。

他にも、動物や哺乳類とも言えます。

抽象化によって、共通しているあることに気づけ、それを知恵に応用化させることができます。

個別具体的な物事を幅広く応用できるようになります。

要約も抽象化の一つで、重要なことや本質を見極めてまとめることです。

仮説思考

仮説思考とは、十分に情報が揃っていないまたは分析が済んでいない段階であっても仮の答え(結論)出す思考法です。

仮説からスタートさせるのは、何も考えずやるより圧倒的に効率が良いからです。

なので、新しいノウハウを作る場合も、仮説を立てたうえで検証し法則を探しましょう。

ちなみに、新たなノウハウを作るには、視点と法則の数が役立ちます。視点と法則を知っているほど、仮説が立てやすく精度が上がるからです。

具体化する

具体化するほど、イメージしやすく再現しやすくなります。

具体化とは、よりわかりやすいに見えるようにすることです。枝葉を付け足して小さな違いを含めて捉えることです。

例えば、ある犬を具体化してみましょう。

・チワワ

何の犬かわからなかったことから、種類がわかるようになりました。

・メスのチワワ

性別がわかるようになりました。

・右目が垂れ下がっているチワワ

見た目の特徴がわかるようになりました。

・知らない人が来ると吠えるチワワ

チワワの性格が少しわかりました。

とこのように具体化すればするほど、鮮明になります。

体系化する

バラバラの知識やコツを関係付けて順序立てて理解しやすく行動しやすくすることで、価値があるものになります。

知識は、断片的だと使いこなすのは相手次第になりますが、体系化によって知識の運用方法と欲しい結果を手に入れるものとして与えれば、
誰にでも汎用性の高いものとなります。

体系化するコツは、

知識や情報を独自な視点で解釈し、オリジナルの知恵に変える

創造性=アイデア

花を差している瓶は、花瓶ですが、花を抜いたらペン立てにすることもできます。

つまり、創造性によって全く新しいものが生まれます。

情報や知識は、照らし合わせる背景で意味合いが変わります。

時代の流れを掴む

トレンドがあるなら、その波に乗るようにノウハウを見せたら良いです。

また、時代の流れを読むことで、何が流行るのか予測してそこにスポットライトを当ててノウハウを探し商品化していくのも良いです。

視野を広げる

視野とは、見えている範囲のことです。

例えば、水槽に顔を近づけて1匹の金魚を見つめている状態から、顔を後ろに下げて水槽全体を見てみると、金魚を取り巻く環境が見えてきます。

・金魚だけを見ている視野→金魚の鱗が少し破れている
・水槽全体を見ている視野→水草が生えている、他の魚もいる、水が少し濁っている

視野を広げたことで、金魚の鱗が破れていたのは、他の魚と喧嘩をしたから、あるいは、水槽の汚れの影響か、水草や餌の関係で病気になったからかと、事象の関連性が見えてきます。

つまり、視野とは、問題や悩みを取り巻く関連性の範囲のことで、広くすることで、それまで気づけなかったことが見えるようになります。

視座を変えてみる

視座とは、立場です。

例えば、父親にとって子供はどんな存在なんだろうか?他人の親の立場で考えてみたり、私(父親として)にとって子供はどんな存在なんだろうか?と考えてみたりすることです。

立場が違えば、物事の見方が変わります。つまり、同じものを見ていても捉え方が変わるため、視座を変えることでその違いを知ることができます。

他業界からトレースする

他業界のノウハウを自分の業界にもってきて使えるようであればトレースさせてもらえばいいです。

トレースとは模倣です。

王道を疑う

ユニークなアイデアが生まれやすいです。

帰納法

帰納法とは、複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す手法です。つまり、ノウハウ(法則)を発見することができる思考法です。

例をあげてみましょう。

・A塾の田中君は、真面目な性格だ
・A塾の林君は、真面目な性格だ
・A塾の佐藤君は、真面目な性格だ

上記の事実からの共通点は、A塾の生徒は、真面目な性格の人が多いということです。

よって、A塾の教育は、人を真面目にする、あるいは、真面目な人に好まれると言えます。

帰納法で導きした仮説が成立しているかどうかは、「なぜならば」の接続詞を使って逆算してみることでチェックすることができます。

上記の例でまた解説すると、

仮説の結論.1:A塾の教育は、人を真面目にする

共通点:なぜならば、A塾の人の多くが、真面目な性格をしているから

その根拠は、

事実、

・A塾の田中君は、真面目な性格だから
・A塾の林君は、真面目な性格だから
・A塾の佐藤君は、真面目な性格だから

と、論理の確認を行えます。

ただし、帰納法で結論づけたことが必ずしも正しいことであるとは言えません。

注意点が、3つあります。

1.事実に偏りがある場合
2.共通点の発見に飛躍がある場合
3.結論部分に飛躍がある場合

です。

参考材料にする事実が間違っていたり、収集してきた事柄自体を偏って集めてきてしまった場合は、結論が歪みます。

また共通点の発見に論理の飛躍がある場合も結論が変わるし、結論部分の飛躍があれば解釈が変わってきます。

完全ではないものの、帰納法で導き出したことが結果を出すのに役立つものになるなら、ノウハウとして価値があり、活かすことができます。

帰納法からノウハウ化するステップをまとめると、

・事実を探す
・気づいた複数の事実から共通点を探す
・共通点を抽象化して法則にする

です。

複数の事実に気づくことが帰納法の出発地点になりますが、その際に必要になるのが、観察力です。

観察力を高めるには、

視野、視点、視座で見ることと、当たり前を疑うことです。

演繹法(三段論法)

演繹法とは、前提となるルール(規則や常識、法則)に物事を当てはめて、当てはまるか、当てはまらないかで結論を出す手法です。

前提となるルールが正しければ、ルールに対して当てはまるか、当てはまらないの2択の結論になるので、帰納法より、論理上正しい結論に導きやすいです。

例をあげましょう。

前提となるルール:身長(A)が伸びれば、体重(B)は増える
当てはめるものごと:来年は身長(A)が伸びるはずだ
結論:よって、来年は体重(B)も増えるはずだ

演繹法の注意点は、前提となるルールが間違っていれば結論も歪むことです。

フローノウハウとストックノウハウ

フローノウハウとは、今使えるノウハウで将来使えるかどうかわからないノウハウです。

ストックノウハウとは、本質であるノウハウでずっと使えるノウハウです。

教材を作る時、どっちのノウハウに比重するのかを考えましょう。

フローノウハウは、今使えるノウハウで具体的であるので満足度は高くなります。ただし、長く販売することができません。

本で言えば、新書のようなものです。

その反対にストックノウハウは本質中心であるので抽象的になるので、受け手の解釈と実行力でノウハウの価値が変わってきます。

本質は変わらないので、教材としては、長く販売することができます。

本で言えば、文庫化できる本です。大きく編集しなおさなくてもずっと販売できます。

フローノウハウとストックノウハウをバランスよく載せたものは、単行本の新刊のようなものです。

一部再編集、再改訂が都度に必要ですが、販売し続けることができます。

コピーライティングのような教材、人の心理という変わらないものに対しての学問である場合、ストックノウハウ中心のずっと王道になる教材を一つは自分の商品として持っておくといいでしょう。

ノウハウにオリジナルティーを作るコツ

良い教材を作っても、既にある教材と似ていたら、お客さんは買いません。

なので、ノウハウにオリジナルティーがあるように見せないといけません。新しいものと捉えられたら買ってもらえるのでオリジナルティーを作るコツを教えます。

独自の意味付け

意味付けとは、物事に何らかの意味・意義を与えることです。どういった意味・価値・効用があるのかを独自の視点で伝えることで価値が新たに生まれます。

セミナー講師の教科書参考

ネーミング

ネーミングが変われば、見た目、聞こえ方も変わります。

ネーミングで商品をイメージするので、イメージに合わせたネーミングを作りましょう。

ギャップにする

同じノウハウでも、伝える人が変われば、商品のイメージが変わります。

今まで伝えていないキャラの人やあるいは、反対のイメージにしてギャップを作ってオリジナルティを新たにしましょう。

売れるノウハウにするコツ

良い教材を作れば、売れる商品になるかと言うと、そうでもないです。

例えば、マクドナルド。

ハンバーガーで一番売れているチェーン店ですが、一番美味しいハンバーガー(商品)を提供していますか?

他のチェーン店や個人店の方が美味しいですよね?

でも、マクドナルドのハンバーガーが一番売れています。その理由は、マーケティングです。

マーケティングが上手いので一番売れているのです。商品が一番言い訳ではありません。

情報教材も同じでただ商品力を高めるだけでは、売れる商品を作れるわけではありません。

売れるように商品をマーケティングしないといけないのです。そのポイントを解説します。

固定概念を崩す

思い込みと本当の現実とのギャップを示して、驚きや気づきを与えることができたら、良いコンテンツだと思ってもらえます。

ここだけの話

ここだけの話と言って、伝えられると、人は、貴重な話を聴けてお得感を感じます。その結果、満足感が上がるのです。

心構えを教える

『イソップ寓話』のレンガの職人の話は聞いたことはありますか?

ある旅人がとある町を歩いていると、汗を流しながら重たいレンガを運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。

そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。

1人目は、
「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ」と答えました。

2人目は、
「レンガを積んで“壁”を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金(カネ)が良いからやっているのさ」と答えました。

3人目は、
「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と答えました。

この3人の職人のノウハウやスキルが同じだとして、誰が一番良い仕事(結果をあげる)をすると思いますか?

3人目の職人に可能性を感じますよね?

つまり、スキルやノウハウだけが、結果を作るものではないのです。心構えも良い結果を得るのに関係するのです。

だから、心構えも教えることが重要になります。

Wordで情報教材(PDFコンテンツ)を作ってみよう

Wordの基本

文字の種類を変える

下記のフォントを押してください。

奇抜な文字の形は、読みづらいので、教材は文章も長くなるので、読みやすい文字を選びましょう。

読みやすいフォント(文字の形)は、

・游ゴシック
・メイリオ(MACでおすすめ)
・UD デジタル教科書体

です。

タイトルや章、節などのコピーなどの文章は、

・明朝
・ポップ体
・教科書体

を使ってもいいですが、中の文字とキャッコピーの2種類に留めておきましょう。

いろんなフォントを使うと統一感を持たせにくくなります。

文字の大きさを変える

フォント(文字の形)の横の数字で大きさを変更できます。数字が大きくなると、文字も大きくなります。

数字は選択だけでなく、直接入力もできます。

色使い

色を変えたい文字を左クリックを押しながら範囲を選ぶと、右にコマンドが表示されるので、色を選びましょう。

ホームにあるボタンからも色の変更が可能です。

文字の色ですが、複数使うと、何が大事なのかわかりにくくなるので、

・黒(基本文字)
・赤(重要、ポジティブやプラス、あるいは、注意やネガティブやマイナス)
・青(赤の次に重要、あるいは、注意やネガティブやマイナス)
・緑(重要、ポジティブやプラス)

の3色ぐらいにしましょう。

・黒/赤と青の対比
・黒/緑と赤の対比

緑を使う場合は、緑を重要なキーワードに使って、赤を注意やネガティブやマイナスのキーワードに使用します。

赤は、目立つ一方で血の色や赤信号などを想起させ、興奮や危険に思うので、ポジティブでプラスのキーワードに使うと、イメージがマッチしにくい時があります。

なので、緑信号や自然、癒やし、平和など想起させる緑をポジティブに使って、その反対に赤を使うことでイメージを統一できます。

青色は、文字にURLリンクを入れる時に、青色になりわかりづらくなってしまうので、少し色の変化を持たせてあげるといいです。

色味を変える方法は、その他の色を選んでください。

あとは、色を選んでOKを押してください。

上の文字(下線が入っている)がURLリンクを含ませた文字です。
下の文字が、色味を変えた文字です。

若干の違いがあるので、識別はしやすくなります。

文字の色を変えて、さらに背景色の色を変えることは、オススメしていません。

目がチカチカしてしつこくなるからです。眼を疲れさせるのは良くありません。

さらに強調したい場合は、次に解説する方法で使用してください。

強調

強調したい文字や文章は、太字、括弧、記号(!)、斜線、を使ってください。

太字は、太字にしたい文字を選択して、Bのアイコンを押してください。

括弧は、YouTubeのタイトルなどで使うように、「」や『』や【】を使うことで強調できます。

記号(!)も同様で文章の終わりや名詞の終わりなどにつけることで強調できます。

斜線は、Uのアイコンを押してください。

*フォント数を変えて文字を大きくすることも強調できます。

行間

行間とは、行と行の間の距離です。

デフォルトだと、少し広くて1ページに文章を長く書けないので、変更すると良いです。

ホームの段落関係のアイコンがある右下のところを押してください。そうすると、下記のような画面が開きます。

行間を、固定値にして、間隔を20ptに変更してみます。

下記が変更前と変更後の行間です。

左がデフォルトの行間1行です。右が行間/固定値の20ptです。若干詰まっているのがわかるかと思います。

行間は広すぎると、1ページに書ける文字量が減るため、ページ数が無駄に多くなります。広すぎると子供が読む本のように稚拙な印象を与えてしまいます。

狭すぎると、文章が圧迫感があって読みづらくなるので、一般の書籍や教材のPDFの行間を参考にしてバランスよく整えましょう。

オススメは固定値の20ptです。

中央揃え

中央揃えにしたい文字を選択して真ん中に揃えられているアイコンを押します。

そうすると、中央に揃います。中央揃えのアイコンの左が左揃え、右が右揃えになります。

下記のアイコンは、均等割り付けになります。

均等割り付けとは、文字数の異なる文字列を、指定した文字列の幅に合わせて均等に配置することができます。

ページ数の設定

Wordのデフォルトだと、ページ数が表記されないので設定しましょう。

挿入、ページ番号、ページの下部、番号のみ2を押しましょう。

フッター

ページ数の設定をしたら、フッターが現れるようになるので、その下に教材名を書いておくといいです。

教材を作る順序

表紙を作る

デザイン画像を使う場合は、挿入、画像、このデバイスを押してください。

パソコンに画像を保存してある場所を選択し挿入ボタンを押します。

そうすると、ワードに画像を挿入させることができます。

画像の大きさや配置を自由にできるようにします。

画像を右クリックします。

文字列の折り返しを押して、背面を押してください。

ワードの画面に合わせて、画像を広げ調整します。画像の隅の○をクリックしながらカーソルを移動させ、広げたり、縮めたりできます。

続けて、タイトルをキャッチコピーで作りましょう。

挿入、ワードアートを押して、文字の形を選びましょう。

Wordの中に文字入力の画面が現れるので入力しましょう。

背景に合わせて文字が見やすい色に変更しましょう。

文字の背景を変えても良いです。

蛍光ペンのアイコンを押せば、文字の後ろの背景色を変えることができます。

「はじめに」の書き方

はじめにのフォント数を大きくして、中央揃えにしましょう。

はじめにで書く内容は、

この本には何が書いていて、何を得られるのかを簡潔に伝えましょう。得られるメリットがやる理由になりモチベーションに繋がります。

やる前に動機をしっかり作ってもらうことで、途中で投げ出しにくくなり挫折を防げるようになります。

はじめにで期待させて感情を高めることが大事です。

続けて、なぜ、この教材を作るに至ったのかその理由を話しましょう。この教材で読者をどうしたいのかを話すことで、読者にメッセージを残すことができます。

そこに共感を感じてもらえれば、あなたという人にさらなる興味を持ってもらえるようになります。

目次を作るコツ

目次を作るポイントは、3つあります。

1.モチベーションや欲求を高めること
2.理解をすすめること
3.復習(詮索)を簡単にできるようにすること

1.モチベーションや欲求を高めること

目次は、教材を買う前にも、どんな内容が書いてあるのか見てもらって興味を引くことができます。

リアル書店では、目次を見て買うかどうか選ぶ人も多いです。

目次を作るコツは、読者が気になるキーワードをどれだけ含ませるかです。

また「面白そうだ」と感じさせることができれば、知りたい、書いたいという欲求を刺激することができます。

2.理解をすすめること

目次に沿って読者さんは基本的に読んでいくので、順番に読んで理解が深まるように書くと頭が整理され行動もしやすくなります。

具体的に解説すると、

第一章では、なぜ、学ぶ(行動する)必要があるのか? 学ばない(行動しない)とどうなるのかを伝えましょう。

何のためにするのか目的意識が明確になります。

例えば、ビジネスをサラリーマンに教えるのなら、なぜ、副業をすべきなのかを説きます。

第二章では、あなたが学ばせたい(行動させたい)ことがなぜ良いのか? 他との違いや他ではなぜダメなのかを伝えましょう。

あなたのノウハウを学ぶ意欲が高まり、あなたという人に関心を持つようになります。

(例)なぜ、◯◯転売が良いのか?

3.復習(詮索)を簡単にできるようにすること

第三章では、あなたが学ばせたい(行動させたい)ことの全体像を伝えましょう。

輪郭を先に伝えることで細部が理解しやすくなります。

(例)転売とは何か?どうやって始めて稼いでいくのか?

第四章では、あなたのノウハウを解説していきましょう。

ノウハウの量に応じて、第五章、第六章と続けていきましょう。最初は、簡単にできることから紹介し後になるにつれて難しいけど効果が大きいことを教えていきましょう。

最終章では、印象が最も残る箇所になるので、新しい視点や常識とは反対の考え方ややノウハウを提供して締めくくりましょう。

余談になりますが、目次は、受け手だけでなく、送り手にもメリットがあります。

本文に入る前に目次を先に考え作ることで、内容をブレさせなくなります。なので、目次を先に決めると書きやすくなります。

目次をWordで作る方法

目次のタイトルを書いたのを選択して、ホーム、スタイルの見出し1を押します。

見出し1は、最初の分類です。つまり、1章です。

続けて、選択した文字を見出し1を押すと、1章のあとに続くようになっています。つまり、2章や終わりになどを作れます。

見出し2は、直前の見出し1の下(2番目に大きい)の分類です。つまり、1節です。

見出し3は、直前の見出し1/見出し2に続く下(3番目に大きい)の分類です。つまり、1項です。

目次の階層の例はこんな漢字です。

-はじめに-

1章「テスト」

 1.テストA

2章「テスト@」

 1.テストB

  1.テストあ

-終わりに-

目次にしたいタイトルの見出しの設定をしたら、次は、目次の一覧を作りたい場所にカーソルを合わせます。

場所としては、-はじめに-のあとにしましょう。

目次の一覧は、参考資料、目次を押してください。

目次を押すと、自動作成の目次2を選択してください。そうすると、下記のように目次一覧ができます。

目次は、Ctrl(コンロールキー)を押しながらクリックを押してもらうことで、その箇所にすぐに移動することができます。

知らない人も結構いるので、*「タイトルのページの移動」などと書いてやり方を教えてあげると親切ですね。

目次のデザインを変えたい場合は、目次一覧のタイトルではなく、文章の中のタイトルをカーソルで選択して、ホーム、見出しで右クリックを押して、変更を押してください。

書式の文字のフォントやフォント数、中央揃えなど変更できます。

タイトルの名前を変更した場合は、目次一覧を更新しましょう。

タイトルの名前は、直接文字入力で変更してもらって構いません。

Wordの基本にABCを追加してみました。

目次をクリックすると、目次の更新が現れます。

目次をすべて更新を押します。

目次の1章が「Wordの基本ABC」に変更されています。

以上が目次の作り方になります。

コンテンツの書き方

先に作った目次に合わせて、内容を書いていきます。

現代人は、忙しいし活字離れもあって文章を読めない、読まないので、できる限り読みやすさを意識して書きましょう。

読みやすさを作るには、5つポイントがあります。

1.見た目で圧迫しない
2.意味が難しい単語を使わない
3.難しい文章にしない
4.ワクワクさせる
5.読者のイメージを起点にする

です。

1.見た目で圧迫しない

文字がギュウギュウに詰まっていると、読む気が失せるので見た目にも気を配りましょう。

漢字ばかりが並んでいるのであれば、ひらがな表記にしたり、重要語句は、「」を使ったり、色を変えたり、太字にしたり、単調にならないよにしましょう。

2.知識量を合わせる

読むのに辞書を使わないと理解ができないことが頻発したらどう思いますか?しんどいですよね?

読み手の知識量に合わせて、言葉を選ばないといけません。初心者が読み手なら専門用語は使ってはいけないです。

その反対に上級者が読み手なら、初心者さんが理解しやすい言葉ばかりを使っていたら、じれったく感じるし、価値を感じてもらえなくなります。

上級者さんは、難しいことに価値を感じ、初心者さんは、難しいことをわかりやすく簡単にしてあげて伝えることが肝になることを覚えておいてください。

3.難しい文章にしない

内容は難しくないのに、読みづらい文章の書き方をしている人が結構います。

なんか読みづらいなと思われたら、最後まで読んでもらえなくなるし、集中力が落ちてしまって理解度も落ちてしまいます。

なので、テンポが良い文章を書くことが大事です。

・1文は、20文字以内にする
・です/ます調 とである調は混在させないにする
・中高生でも理解できる文脈にする
・型を活用する(PREP法/結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論」の順番で話を展開)

などストレスがなく、読み間違えがない、スラスラと読みやすい文章を書きましょう。

4.ワクワクさせる

ワクワクと引き込まれる文章は、どんどん読み進めることができ、疲れないです。なので、読みやすいのです。

ワクワクさせるには、自分が書きたいことを書くのではなく、相手が知りたいこと必要とすることを書いてあげることです。

常識と反対のことを言うのも、「えっ!?」とびっくりさせたり視点を大きく変えさせることになるので刺激を与えることができます。

ただし、そのことがちゃんと説得力のあるものでないと意味はありません。

「なるほど!」「そうだったのか!」と目から鱗が落ちるようなことを話したり、「そうそう」と共感できる内容を書きましょう。

5.読者のイメージを起点にする

新しいことを伝える時や共感してもらいたい時は、読者が既に知っていることや、身近なものに例えながら伝えましょう。

理解度を上げるのに、具体例が役立つことを知っている人は多いですが、その例が読者さんの知らないことであれば、イマイチピンときません。

それは、知らないことを例にあげられるからです。

野球のことを知らないのに、野球のことを具体例に上がられても、「なるほどな」とはなりませんよね?

なので、読者さんが既に持っているイメージを起点にしないと意味がないのです。

何を読者さんは知っているのか、好きなのかを知りましょう。


以上が5つのポイントになります。

書き終えた後、推敲することも忘れないでください。一度書いて、ベストな文章を書ける人はプロでもそういないです。

推敲しないと、読みやすさは上げれないのです。時間を置く、あるいは、違う媒体(パソコン打ちならプリントアウトして読む)で読み返すなどをしてチェックしてください。

リスト取得と販売

教材を無料で提供してその後、有料商品やサービスを販売したい人、教材に関連する商品やサービスをさらに販売したい人は、プレゼントをだしに、LINEやメルマガに登録してもらい、ステップメールやLINEステップを配信しましょう。

出版本にQRコードやURLサイトが記載したプレゼントハガキを見たことはありませんか?あるいは、コラム箇所やページの終わりの方にQRコードやURLサイトを記載したページを見たことはありませんか?

たいてい、登録してもらったあとに商品やサービスを案内するのですが、オンライン教材でも同じようにできます。

登録してくれた人というのは、見込み客になるので、商品やサービスの必要性や魅力をメッセージで伝え、信頼関係を構築していけば商品を購入してくれるので、発信をして商品の案内を積極的にしましょう。

「おわりに」の書き方

最後は、感謝とともに受け手の背中を押してあげれるエピソードを紹介しましょう。

今回、紹介したノウハウを持って行動して変化が起きた自分の話かクライアントさんの話をして、未来をイメージしてもらいましょう。

励まされると勇気を持て行動できるようになります。知識をインプットして終わっただけなら、結果は変わらないので行動させるところまでが送りの使命で役割です。

作成した教材を無料で提供する場合は、有料の商品やサービスに繋げれるように、次は何をすればいいのかを提示して来てもらえるようにしましょう。

具体的には、無料の講座などに登録してもらって、そこからステップメールなどで教育して次の有料商品のセールスをしたりしましょう。

あるいは、30分無料コンサルティングやコーチングなどの案内をして直接オンラインで話す機会を作り、そこで違う商品やサービスを紹介したりしてつなげましょう。

今後の関係も引き続き強化していけるように、SNSやブログなどのアカウントがあれば、記載しておいて登録してもらえるようにしておきましょう。

価値を高める『PDFコンテンツ(情報教材)』の作成方法は、以上になります。

解説した内容を実際のWordでサンプルを欲しい人は、こちらまで「Wordで作る教材のサンプル」とメッセージください。
「Wordで作る教材のサンプル」

まとめ

価値を高める『PDFコンテンツ(情報教材)』の作成方法を解説しました。

これであなたはお客さんを満足させれる教材を作れます。教材を買ってくれた人は、あなたを一層信頼してくれ次の商品にも期待を持ってくれます。

次回、商品を案内する時にはセールスする必要がなく、お知らせすれば買ってくれるようになります。

良い教材を作ることで、リピーターを増やし、口コミをしてもらえるようになります。

お客さんも自分自身もwin-winになるので、教材作りに励んでください。