YouTuberをやっていてKindle出版を利用しないのは非常にもったないです。なぜなら、努力なしに認知できるからです。

YouTubeで稼ぐためには、まず視聴者さんに自分の存在を知ってもらわないといけません。

知ってもらうには、投稿を続けてYouTube上のSEO検索に載るようにするか、関連動画に上がってくるようにしないといけません。

実際やってみるとわかりますが、今のYouTubeでは新規参入者がすぐにできることではありません。

ですが、KindleはまだYouTuberで出版をしている人は少ないので認知されやすいです。

おまけにYouTubeではアプローチできない人にも知ってもらえるので認知を広く、しかも深くすることができます。

YouTuberにとってメリットしかありません。

Kindle出版にピンと来たYouTuberさんは本記事を読んでぜひ実践してください。

Kindle出版とは?

Kindle出版とは、電子書籍をAmazonのプラットフォームで販売することです。

出版社を通して行う商業出版とは違って、誰でも出版が可能です。しかも、印税が高く、リリースした後も編集ができるし、費用もかかりません。(商業出版の印税は、だいたい10%、Kindleでは、75%か15%を選ぶことができます)

しかも、ペンネームでも可能であるので、YouTubeで使っているハンドルネームも問題なく使用できます。

気軽に出版できるうえに、世界のAmazonにいるお客さんに簡単にアプローチできます。

Amazon.co.jpに電子書籍を掲載すれば、日本のAmazon利用者に、Amazon.comならアメリカ人に知ってもらえます。

このようにAmazonのサイトを変更してやれば、海外へのアプローチもできます。

海外用への翻訳は外国語を話せなかったり書けなくても問題ありません。今の翻訳機能は非常に優れていますので、ある程度は通じる文章に変換してくれます。

もし翻訳を向上させたいなら、クラウドワークスやランサーズなどを利用すれば質を上げることができます。

YouTuberがKindle出版するメリット

冒頭で簡単に伝えましたが、なぜYouTuberはKindle出版をした方がいいのかを解説しましょう。

新しいお客さん

YouTubeとは違うプラットフォームに自分を知ってもらう商品を提供するので、新しいお客さんに自分のことを知ってもらうことができます。

・写真集
・小説
・漫画
・雑誌
・ビジネス

どんなジャンルでも出版可能です。

キャッシュポイント

YouTubeは収益化するのに登録者数、再生時間など条件がありますが、Kindle出版にはそのようなものはありません。

Kindle Unlimitedなら、読んでもらえたページに対して0.5円の単価が発生するし、本代を自由に設定することもできます。

他のプラットフォームでキャッシュポイントを得ることはシンプルに収入を増やしてくれます。

知識やノウハウの整理

電子書籍として知識やノウハウを1冊にまとめていくので、体系化することになります。

自分の頭を整理することができるし、お客さんもノウハウ系なら学びやすくなります。

Kindle Unlimitedの印税を75%に設定した場合、その電子書籍はAmazon以外で販売することができませんが、内容を少しでも変えさえすれば、
違うところで販売できるので、一度作ったものをあらゆるところで再利用もできます。

買うお客さん

YouTubeは無料で気軽に楽しむ場ですが、Amazonは有料になるので、悩みや問題を解決したい人、より快楽を得たいと思っている人が利用します。

つまり、良いものがあればお金を払いたいと思っている人たちです。Kindle出版する=買うお客さんを集客することができます。

逆ブランディング

電子書籍を経由に知ってもらい、評価が良ければ、ブランディングが築かれます。

そのブランディングを持ってYouTubeでアピールすれば、YouTuberとして活躍しやすくなります。

Kindleとは言え、出版すれば作家になるので、それが権威と感じてもらえる人もいます。しかも評価が良ければ、信頼されやすくなります。

Kindleで何を書いたらいいのか?

Kindleで書く内容は、あなたが普段YouTubeで話していることです。

例えば、ダイエットについて話しているのであれば、そのノウハウを体系化して電子書籍にします。

読む人が求めている結果を出せるようにすることが大事で、読んだ人が理解し実践できるものにしましょう。

アイドルやタレントのような活動をしている人は、フォトブックにして画像で写真を見せましょう。

売れるKindle本(電子書籍)を作るコツ

ターゲット選定

ターゲットを決めましょう。ターゲットを広く取りすぎるとぼんやりするし、お客さんが検索で見つけられなくなるのである程度は絞りましょう。

また、ノウハウ系なら、初心者さん、中級者さん、上級者さんなどにターゲットを分けることができます。

あなたの商品を欲しがる人はどの層にあたるのかを考えましょう。

ちなみにお客さんが一番多い層は、どの分野でも同じで初心者さんになります。

企画

ターゲットを決めたら、どんなテーマにするかを考えます。

どんなことに悩んでいるのか、どんなことをより楽しみたいと思っているのかリサーチしましょう。

リサーチできたら、Twitterなどやっているのであれば、需要があるかつぶやいて反応を見てみるのもいいでしょう。

タイトル

タイトルは表紙で使います。検索して閲覧する見込み客の目を引くようにキャッチコピーでアピールしましょう。

Amazon内検索キーワード

見込み客がどんなキーワードを入れて自分の本を見つけられるかをリサーチしましょう。

競合がたくさんいるところでは、なかなか閲覧してもらえないし、需要自体が少ないのも良くありません。

ライバルが少なくて検索もされるキーワードを見つけられたら、ライバルが来るまで独占できます。

本はキーワードを入れて必ず調べるのでしっかり考えて決めましょう。

目次作り

目次を作る前に材料をまず揃えましょう。

企画に対して、どんな内容を伝えられるか、箇条書きでどんどんアイデアを出していきます。

出したものを、ダブっているのは章にまとめるのと、足りないものは新たに加えて、最終はわかりやすい順序にして、魅力的なタイトルをつけてください。

はじめに

Kindleで初めてあなたを知る人も多いので簡単な自己紹介や実績を伝えておきましょう。

そして、なぜKindleやYouTubeで発信しているのかの理由を読者さんに伝えましょう。

読者さんをどうしたいのか、その気持ちが読者が共感できるものであれば応援してもらうことができます。

本文

目次を先に作っていることで幹がぶれることはありません。本文の内容は、プレップ法が書き上げていきましょう。

本文を良くするのは推敲です。一度書いたものは、寝かしてまた時間が経過してから読み直すことで修正しやすくなります。

本文の各章ごとにまとめを書いてあげると復習しやすくなります。

何が書かれてどんな学びであったのか都度わかる方が価値を感じやすいのでまとめはオススメです。

終わりに

まず最初に読んでもらったことへの感謝をしましょう。

一般の本では感謝で終わりますが、Kindleを活用して稼ぎたい人は、プレゼントを用意して案内しリストを取れるようにしましょう。

リストの導線

はじめに、終わりに、コラムなどを通じてプレゼントの案内をしたり、LINEなどのアカウントを載せておいて気軽に相談してくださいと言って直接メッセージをできるようにように導線を作っておきましょう。

表紙

表紙を自分で作成する場合は、Canvaというツールがオススメです。

デザインが豊富なのと直感的に操作できるのでデザイン初心者さんでもそれなりのものが作れます。

本の表紙は、Amazonにある商業出版のものを参考にしましょう。

資金に余裕があったりデザインに自信がない人は、ココナラやランサーズやクラウドワークスなどで専門業者さんにお願いしましょう。

YouTuberがKindle出版で稼ぐ5つのコツ

YouTuberがKindle出版で稼ぐには5つのコツがあります。

印税で稼ごうと思わない

Kindle出版をして読んでもらうことで印税を稼ぐことができますが、本などの低額商品の販売より高額の商品を販売した方が稼ぐのに効率が良いです。

Kindle出版で稼ぐ極意は、優良なリストを手に入れることです。

前に話した通り、Kindleのお客さんは、お金を払ってもいいと考えているので販売しやすいのです。

なので、Kindle出版では無料や低額にしてとにかく見込み客をたくさん集めることが大事なのです。

圧倒的価値を与える

Kindle本を無料か低額にして、圧倒的価値を先に与えましょう。

無料だから、低額だからと言って質の落ちるものを提供したら、相手はこんなものかと思ってあなたの商品に期待しなくなります。

自分の商品に興味を持ってもらうには、無料の商品で価値を感じてもらうことです。

無料でこんなに凄いのであれば、有料だったり他の高い商品であればもっと期待できるのでは?と思わせたら、販売することができます。

なので、無料である商品に全力に価値を注ぎ提供しましょう。

プレゼントを用意する

無料や低額で圧倒的な価値を与えた後に商品を紹介します。紹介するには相手の連絡先を知らないことには連絡ができません。

相手の連絡先を手に入れるには、メールアドレスやLINEなど直接連絡ができる個人情報をもらうことです。

個人情報は、なかなか聞けないものです。それをもらうには、プレゼントを用意することです。

プレゼントを上げるから、メルマガに登録してください、LINEに登録してくださいと伝えると、行動を起こしてくれるようになります。

行動を起こさせるには、相手が欲しいと思うものを提供すると約束することです。

Kindleで読んでもらった内容に関係することでプレゼントを考えましょう。

・Kindleで紹介した内容を補足して強化するもの(ノウハウ/ツール/動画/音声)
・Kindleで紹介した内容に関連するもの
・無料サービス(見積もり無料/初回30分の無料コーチング)

Kindle記事内でプレゼントの案内をしてリンクでアドレスやLINE登録のページに誘導しましょう。

ステップメール/ステップラインを使う

メルマガやLINEに登録してくれた人に都度メッセージを送るのは大変なので自動化できるようにしましょう。

自動化するには、自動配信機能があるステップメールやステップラインを活用することです。

ステップメールやステップの詳細を知りたい人はこちらを参照してください。
売れるステップメールの作り方

ステップメールを通じて、見込み客に商品を買ってもらえるように教育します。

必要性や魅力を伝えて商品を買いたいと思わせるようにします。

セールスレターを作る

ステップメールで価値を十分に伝えたらあとはセールスレターを見せて決済してもらうだけです。

販売は商品にもよりますがセールスレターで可能です。

ただし、30万を超える高額商品の場合は、オンラインを通じて直接クロージングする方が成約率は上がります。

説明会の案内

高額商品を販売したい人は、直接クロージングした方が成約率が上がるので説明会を行いましょう。

オンラインセミナーや相談会をして話を聞いてもらったり相談に乗ってあげてからクロージングをしましょう。

まとめ

【YouTuber】が『Kindle出版』した方がいい理由と稼ぐコツを解説しました。

YouTuberでKindleを出版している人は少ないです。今がチャンスなので他のYouTuberがやっていないことをして認知を図っていきましょう。