友達とのやりとりで使う文章やビジネスで求められる文章、
あるいは、学校で習った感想文の書き方の文章が、
それぞれ違うように、SNSで反応ある文章は特有です。
SNSでウケる文章を書くには、SNS文章術を習得しないといけません。
SNS文章とは何かを知り、書き方を覚えれば、
バズったり、いいねやシェアをされたり、メッセージをもらえたりなどの
反応をされるようになります。
反応されれば、フォロワーは増えるし商品やサービスの販売にも
繋げやすくなります。
なので、SNS文章術をマスターしましょう。
SNSとは?
SNSとは、Social networking serviceの略で、
Web上で社会的ネットワーク(個人と個人との繋がり)を
構築可能にするサービスです。
有名なSNSとしては、Twitter、Facebook、LINE、Instagram、
tiktok、YouTubeになります。
アメブロもコミュニティがありコミュニケーションできるので
SNSになります。
SNSで反応のある文章とは?
SNSで反応のある文章を書くには、
相手の好奇心に刺さるものか、利益のあることか、
損失を防げることをコンテンツとして含ませることです。
利益になることとは、
単純にお金になるとか、役立つとかだけでなく、
・楽しい気持ちにさせてくれる
・喜ばせる
・癒される
・ほっとする
・元気づけられる
・勇気をもらえる
・感動させられる
・驚かされる
・共感する
なども利益になると同義語です。
つまり、この人の文章は、いつも面白いな、勉強になるなどと
思わせることができたら、
いいねやシェアをしてもらえるようになります。
人の欲求を知る
冒頭で、
SNSのことを説明したのは、起源であり本質だからです。
ソーシャルネットワークとは、人と人との繋がりです。
だから、人のことを知ることが、SNS攻略につながります。
人が何を求めているのか?それを知れば、文章のネタを用意できます。
人の欲求の種類をまとめたので、活用してください。
・得したい/損したくない
・不安、不満、ストレスを解消したい
・時間をかけたくない(無駄を省きたい)
・努力したくない(楽したい)
・痛みや悩みから解放されたい
・優越感に浸りたい
・成長したい
・仲間になりたい
・笑いたい
・楽しみたい
・元気をもらいたい
・刺激が欲しい
・若返りたい(美しくいたい)
・SEXしたい
誰かの言葉を使わない
SNSで発信するのに、知識やネタなど、
新しいものと思っても、
必ずどこかで誰かが言ってて、ほんとうに新しいものなんて
少ないです。
だから、被ることが多いです。
ですが、同じ内容だったり、同じことを言っているのに、
片方はいいねやシェアがついているのに、
もう片方はまったく付かないのは、何が理由かわかりますか?
それは、自分の言葉を使っているかどうかなんです。
誰かのフィルター越しの経験や言葉では、
借り物になるので、
新しさを感じれることはないし、
具体的に話すこともできないから、言葉に力がありません。
でも、自分が経験し、自分のフィルターを通しての言葉だったら、
話せることが多く、言葉に思いが魂となって乗ります。
だから、相手に響くから、届くんです。
嫌われることを恐れない
SNSで文章を書けない、苦手だと思っている人の大部分が
人の視線を気にしすぎていることです。
正しいことを書かないといけない、非難されることが怖いと
思っていると、
ありきたりな文章しか書けなくなります。
そうなると、他の人たちに埋もれるし、あなたらしさも
なくなるので、
いいねやシェアをされなくなります。
読む相手に利益を与える文章は、全ての人を対象にできません。
結局、多くの人にと思って大衆に迎合すれば、
価値を落としてしまうだけなのです。
SNSで反応のある文章を書くコツ
五感に訴える
人は五感をもってこの世界を理解しているので、
五感で書くと、
リアルに伝えることができます。
視覚
目で見ている情景を文章で描きましょう。
人の視線を感じて、自分のセーターを見てみると、
毛玉だらけで、首元は茶色くヨレヨレだった。
聴覚
聴覚は、オノマトペで表現すると、リアリティーが増します。
お腹が鳴ったと言うより、
お腹がグーっ、グーっ、グーっと鳴ったという方が
伝わり方が違いますよね?
実際にあったことを細かく伝えられます。
嗅覚
視覚、聴覚はいつもフル活動ですが、
嗅覚は、犬のように人は発達していないので、
意識しないとあまり入ってきません。
なので、嗅覚は、記憶や感情と嗅覚が結びいていることが多いです。
ドルチェ&ガッバーナの香水に匂いを嗅ぐと
別れた彼女のことを思い出す。
雨の匂いを嗅ぐと、夏の日のことを思い出す。
味覚
味覚は、甘い、辛い、酸っぱい、苦い、しょっぱいくらいで
描写できることは少ないです。
ですが、味覚とあとで解説する触覚で書くと、
広がりと奥行きを表現できるようになります。
チーズの濃厚な甘みが、口のなかでじわっと広がっていった。
触覚
皮膚感覚だけでなく、身体で感じたことを言葉に表現しましょう。
レモンを口に含むと、酸っぱくて、唾液が一気に溢れた
たとえる
人気YouTuber、テレビで長く活躍しているタレントさんや芸人さんは、
たとえるのが上手です。
たとえることで、新たな面白さを生み出したり、
わかりにくいことをわかりやすくすることができます。
たとえるのは、いわば、共通項探しです。
特徴を掴み、他のものやことで似ているのを探して、
再定義します。
オノマトペ
オノマトペとは、映像を見ているかのように伝えることができる
日本語表現です。
オノマトペでうまく伝えられれば、共感もしてもらいやすくなります。
「擬声語」自然の音をそのまま真似て作った言葉。
わんわん、こけこっこー、おぎゃー、げらげら、ぺちゃくちゃ
「擬音語」ものが発する音や声を描写した言葉。
ガタガタ、ガチャ、ゴロゴロ、バターン、ドンドン
「擬態語」状態や心情、様子など、音のないものを音として描写した言葉。
イライラ、きらきら、つるつる、さらっと、ぐちゃぐちゃ、しくしく
本音
本心から言う心の声は、書き手の気持ちがダイレクトに伝わるので、
相手は、共感や感情移入をしやすくなります。
会話文
本音と会話文を混ぜると、情景が浮かびやすく
よりリアリティーが出ます。
論理と感情
人は、感情で動いて、論理で納得します。
人を動かすには、両方が必要です。
論理と感情をもって話すように書きましょう。
タイトルをキャッチーにする
人は、いきなり文章の本文を読むのではなくて、
タイトルなどを見てから、それが気になったり、続きを見たいと
感じて、
初めて本文を読みます。
なので、タイトルで惹きつけることが大事です。
タイトルで惹きつけられなければ、もう読まれることはないからです。
タイトルの付け方のコツは、キャッチコピーを使うことです。
キャッチコピーの書き方についてのコツはこちらを参照してください。
→キャッチコピーの教科書
まとめ
SNSで「いいね」や「シェア」をしてもらえる『文章術』とは
何かをこれで知れました。
あとは、実践あるのみです。
普段から、言葉のレパートリーを広げる勉強をしたり、
たとえる練習をしていれば、新しい言葉や視点で伝えやすくなるので、
日々文章を磨くことに頑張っていきましょう。